映画やマンガを中心に、好きなものだけチョイス。下手甘イラスト付きレビューです。『笑いと元気』が合い言葉。
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第9地区
2010年04月13日 (火) | 編集 |
こんなの描いたの ↓ 初めて (  ゚ ▽ ゚ ;)

第9地区068.jpg

南アフリカ出身の新鋭ニール・ブロムカンプ監督が、05年製作の自作短編「Alive in Joburg」を長編として作り直したSFアクションドラマ。1982年、南アフリカ上空に突如UFOが飛来。政府は不気味な容姿をした異星人を難民として受け入れるが、やがて彼らの特別居住区「第9地区」はスラムと化す。2010年、難民のさらなる人口増加を懸念した超国家機関MNU(元、軍事産業会社)は難民を「第10地区」に移動させる計画を立てる。製作は「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン。(eiga.comより)

ドキュメンタリータッチで結構リアルな作風なんですが、後ろで暴れているエイリアンや主人公を見ると、脱力するキャラなんで、もう~笑っていいもんかどうか......って笑ってましたが。

いやいやいや、かな~り真面目に作ってあるんですよ。(一見だけどw)
傭兵達はみんなゴツクて『アバター』の鬼軍曹の横に立ってても引けを取らない頑丈さ。上層部の非情さはちゃんとシリアスに描かれていて、怖いです。
エイリアンは体こそエイリアンですが、どこぞの難民外国人のようにも見えるし。
いや「どこぞ」じゃなく監督の出身である南アフリカ共和国のヨハネスブルクそのものかも 。ここ、今年のサッカーW杯が行われる所なんですよね?だ、大丈夫なんでしょうか?(;^_^A

1982年といえば、まだアパルトヘイトがあった時代で、実在の第6地区問題を基にして作られたとか。そしてアパルトヘイトが撤廃されてから15年、今もなお、貧困、エイズなど、色んな社会問題を抱え、いやはやもう大変な国ですね...。比較的インフラが整備されている南アフリカへ、他の貧しい国からの移民も流れ込んできて現地の黒人たちと衝突したりと、様々な要因で治安が悪化する一方。戦時下じゃないのに「世界最悪の犯罪都市」と言われていますが「赤信号でも車は止まるな」「中心街を歩くな」「犯罪率200%」(←行きであって、帰りにあうから)とか、どこまで本当なのか?日本人には想像もつかない治安状況です (°д°;)
うむむ、なんというぴったりの舞台で ”エイリアン” という設定だからこそ描けるストレートさです(;´▽`A``

SFのエイリアン物のデフォなストーリーをちゃんと踏襲しつつ、アイロニカルな笑いも混じるので、陳腐にならずに見せてくれます。エイリアン映画に付き物のあるあるネタが満載で、SFファンには嬉しい作品かも。

第9地区2おとぼけでなかなか偽善に充ちた活動をしている主人公ヴィカス(シャルト・コプリー)の身に、ある日起こった感染。
エイリアンのDNAを持ちながらまだ人間!というヴィカスに、何の配慮も無く、生体実験を行う医療チーム。
変貌する彼の肉体をめぐって、希少価値のある臓器や細胞の争奪戦を繰り広げるバイオ産業。


逃げ出したヴィカスのサヴァイバル能力にも驚き!案外タフです。
すっかり紛争地域と化した第9地区の様相も、凄い。
エイリアン相手に猫缶(美味いらしい?!)高値悪徳商売しているアフリカ人、なんつーたくましい (^_^;
地元アフリカンマフィアとエイリアンと入り混じった第9地区に、彼を追って来た「超国家機関MNU」の傭兵軍が迫り、最後には見事に爆発的な大活劇になっている!という力技。結構な迫力でした。


主人公ヴィカスとバディ(相棒)となった?!エイリアンのクリストファーとの友情(交流)にも感動するつもりは1ミリも無かったのですが、うっかり感動させられてしまいました。
エイリアンのクリストファー、案外、表情豊かです!なかなかいい役者さんです

妻を愛していたヴィカスの行末は、切ないものでした。あ、ロマンチックなラブストーリーにもなっているのね(笑)

南アフリカの事がちらっと頭によぎりながらも、ついつい、くくっと笑ってしまいました。どうもすいません。あ~期待してなかったけど、面白かったです (≧▽≦)

人を喰った SF奇作でした。


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