映画やマンガを中心に、好きなものだけチョイス。下手甘イラスト付きレビューです。『笑いと元気』が合い言葉。
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シャッターアイランド
2010年04月11日 (日) | 編集 |
超日本語吹替版にちなんで......描いてみた。

レオSI066.jpg

貫禄つかないでいいから、永遠の少年でいてほしかったレオナルド・ディカプリオ。


 「ミスティック・リバー」のデニス・ルヘイン原作の同名小説をマーティン・スコセッシ監督&レオナルド・ディカプリオ主演で映画化。1954年、失踪した女性患者の謎を探るためにボストン沖の孤島に建つ犯罪者用精神病院を訪れた米連邦保安官テディ・ダニエルズ(ディカプリオ)と相棒のチャック(マーク・ラファロ)に、次々と不可解な出来事が起こる。(eiga.comより)

レオSI067.jpg
この映画の一番の売りは『超日本語吹き替え版』の『超』です(笑)

何故、字幕版がないのだろう?それこそ「謎」だ!と思ったのですが、こういうミステリー物は画面に集中できるようにと、配慮されていたのですね。

特に、字幕を読むのが面倒な若者向きだとか。

もちろん、私は若者じゃないんで3D以外は「字幕」がいいのに~と思いつつ「吹き替え」で観ました。



レオSI3映像は、青暗い色調で美しい。

重厚な飴色のインテリアと降りしきる雨に閉ざされた空間、うん、ミステリーの舞台としていい雰囲気です。

そしてテディが繰り返し見る夢。過去の残酷な断片なのだが、見ようによっては美しい。


妻のドロシー(ミッシェル・ウィリアムズ)を抱きしめると、焼けてはらはらと黒い炭になっていくところや、ナチスの収容所の場面も雪が降り積もり、死体も何もかも凍り、血も鮮やか過ぎて、幻想的です。
音楽が不気味に盛り上げてくれるし、来るぞ来るぞ~と最初はぞくっと期待してしまいました。

う~ん、なにか、物足りない作品でした。
最後にもやもや感が残るのは、ミステリー物だからでなく、満足感がイマイチだからです...。ごめんね、レオ様、熱演してたのに。スコセッシ映画の『ギャング オブ ニューヨーク』『アビエイター』『ディパーテッド』より、合間の『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』とか『ブラッド・ダイヤモンド』とか『ワールド・オブ・ライズ』とか他の監督作品のレオの方が好きだし魅力的な気がします。何故だろ?

映画配給会社が言うように『謎解き』というには、すぐテディがアレだと分かるし。いや、早くネタバレするのは計算のうちで、テディの行動のあがきを見るべきだったのか?なぜなら、テディのあがきは、罪と良心の狭間を行ったり来たりする心の彷徨だったからだとは、思いますから...。
ナチスの収容所も妻のした事も、これ以上ないほどのトラウマになるだろうことはよく分かるのですが、説明的で心には迫ってこなかったです。
神経を病む妻を持つ夫としては『レボリューショナリー・ロード』のレオが身に詰まされました。あの妻(ケイト・ウィンスレット)の方が、数段怖かった(汗)あれは文芸作品でしたが、サイコホラーに思えましたもの。
凶悪な囚人役のジャッキー・アール・ヘイリーは『リトル・チルドレン』で普通の格好してますが、こちらの方がぞっとするほど衝撃的だった(汗)

映像は好みでしたが...脚本がもう少しヒネっても良かったかな...。今、邦画も洋画も、一転二転三転くらいする脚本づくりをしていますから。もしもミステリーとしての『謎解き』の驚きがなかったなら、テディの心理状態に重きを置いて "深さ"を加えてくれたら、もっと何かが残った後味になったかも知れません。

『シックスセンス』はあれはあれで、オチはともかく、妹を助けたいばかりに何度も現れる亡霊や自分の事に気づかないブルース・ウィリスおじさんが、切なかったです。

はい、レオナルド・ディカプリオ目当てで観た管理人です。
ですから、レオの悪夢に付き合うのには、やぶさかではありません(←古い言い回しだ。古い字幕派だ~w)だから、もっとうまく騙してほしかった。それとも、もっとのめり込ませてほしかったです。

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