映画やマンガを中心に、好きなものだけチョイス。下手甘イラスト付きレビューです。『笑いと元気』が合い言葉。
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マイレージ、マイライフ/Up In The Air
2010年03月22日 (月) | 編集 |
バックパックに入らない人生の荷物はいっさい背負わない。by ライアン・ビンガム。

マイレージ054.jpg
ジョージ・クルーニーさんはずっと独身貴族でいい、と思います。by 気ムラ屋あん。

年間出張322日、企業のリストラ対象者に解雇を通告するプロフェッショナル、いわゆる"リストラ宣告人"ーライアン・ビンガム(ジョージ・クルーニー)。人との”つながり”を求めないマイレージ依存症の彼に、予期せぬ出会いが...。1人目は、彼とよく似た境遇のキャリアウーマンのアレックス(ヴェラ・ファーミガ)2人目は、会社から期待された女性新人ナタリー(アナ・ケンドリック)だった...。複雑な”現代”を生きるすべての人に贈る人間ドラマ。(映画のチラシより)


マイレージ053.jpgこの新人ナタリーが提案した「ネットでチャットしながら解雇を言い渡す」っていうのも ... こんなドライな首切り方法、これをやられる側はたまったもんじゃないわね (^_^;)

ライアンは、訴えられないように自棄を起こさぬように”人生のやり直し”をと解雇相手に説得するベテラン宣告人。彼にアシスタントとして同行したナタリーは、解雇をする仕事の辛さ厳しさを身を持って知る事になる。

彼の仕事ぶりをだんだん認めはじめ、ライアンもまた彼女の事に対するナタリーの非難に、自分の事を考えはじめる。


家族の中で存在感が無く疎遠で、人との繋がりを求めず、自由気ままに生きてきたライアンが誰かと”つながり”を持ちたい落ち着きたい、と思った矢先に情事の相手の本当の姿を知る...。虚しい気持ちのライアンなのに、折しもマイレージを1000万マイル達成し機中でCAや機長に祝福されるハメになる...なんという皮肉なんでしょう(;´▽`A``

アメリカでも日本でも、不況に吹き荒れるリストラの嵐......今の空気感がよく出ていています。

リストラされるアメリカ人の百人百態、結構、堂々とした企業人に見えるのに泣き崩れたり、怒ったり...う~ん、身に詰まされます...(・_・;) そして、デトロイドでの自動車産業の大規模解雇の前、あまりの困難さにライアンがナタリーに「絶対、謝るな。同情的言葉も言うな」という助言を授けますが、この戦略、交渉方法、いかにもアメリカ的だなぁ~と思いました。この辺のリストラ事情は、興味深かったですね。

就活中の人はまだ「これから」なのに「この先」の近未来を見せられて、ずいぶんモチベーションが下がる映画かも知れません (;^_^A 。若い人より年を重ねた人の方が、この映画を切実に感じると思う ( ̄_ ̄ i)

そのうちTV東京あたりで放映して、その後『ガイアの夜明け』とか『ワールド・サテライト』とかだとピッタリはまるラインナップだと思います。


このジョージ・クルーニーは、今までのカッコよさとまた違って、しみじみと人生の悲哀を感じさせ味わいがある。まぁ、似顔絵を描いてると...ジョージ・クルーニーの顔って、なんて男らしくて立派なパーツなんでしょう。その男前の顔が、以前より少し老いを刻み込んできたのを見てとれると、なんだか少し寂しい気分になってしまう。それと同じくらいのいくばくかの寂しさや虚しさを感じるラストだった。
何が大切か "気づいた" ライアン・ビンガムは、以前よりもずっと虚無を抱えて空を飛ぶ。でも、きっと前と同じでないこれからの自分を生きるんじゃないかな......。


大作でもないし、すっごく心を捉える作品というわけではないけど、この不況にタイムリーな映画です。テンション下がるラストだけど、リストラ風景や空港でのノウハウ等、私は結構面白かったですよ!テンポもセリフもいいので、DVDでもOKかと思います。


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