
泣かないで真央ちゃん!『銀』おめでとう!

このイラストは3/2に仕上がったので「プルシェンコのキス」も描けたの(笑)以前、真央ちゃんの『風の谷のナウシカ』を観た事がある。(←と思ったらYouTubeでノクターンにピッタシかぶせただけでしたw)色んな事に果敢に向かっていき純真さも天然物なナウシカに、真央ちゃんはピッタリ!と思って、いつか描きたいと思ってたんです。
最高難易度のジャンプを、SPとFS全部で3回完璧に決めた!
歴史的に価値がある真央ちゃんのスケートだった!
私は、真央ちゃんとタラソワコーチが作り上げた『鐘』のプログラムの完成形を、見たかったんです。
あぁ、2つのトリプルアクセルって、体力を消耗するんですね......。
今回のオリンピックは、以前のような酷いダウングレードは取られない法則ですが、その分、加点(GOE)と演技構成点(PCS)でジャッジの思うがまま。真央ちゃんが頼りになるのは、ダウングレードされない「技術点」の中の「基礎点」(加点は低いんで...)なわけで。だから、最高難度のトリプルアクセルを2つも入れざるを得ない。今度のジャッジでは、真央ちゃんにとって過酷な闘いで、ちょっと可哀想だった......。
トリプルアクセルは高くて綺麗だった!!でも、加点(GOE)は0.80。ん......。
次のコンビネーションジャンプのトリプルアクセル+2トゥループの加点(GOE)は0.20と低い。
真央ちゃんは ”技の出来映え” という加点(GOE)が、他の人より低いんですよ。
演技構成点も。採点表を見てもらうと分かるけど......。
↓また、女子フリーの採点表を置いておきます。
最後尾の+をクリックすると詳細がわかるよ。
Ladies-Free Skating:Schedule and Results Vancouver 2010 Winter Olympics
コンビネーションの3フリップがあっ!と思ったけど、これはダウングレード。
もうひとつ、ジャンプが跳ぶ前にエッジがひっかかり、1トゥループになってしまって。う~ん、ここは、真央ちゃんが一番悔しかったところかな。
あ~、曲といいジャンプ構成といい、実に、高難度のプログラムだったね...。
ラフマニノフの『鐘』...赤の広場のクレムリン宮殿の鐘を、カナダのリンクでかき鳴らす(汗)この曲で勝負とは...タラソワさん、チャレンジャーだ(汗)
前記事で、ラフマニノフの『鐘』について書いたけど、TVでは「帝政ロシアの圧政に苦しんだ民衆の心の叫び」との解釈でした。私には、途中で......暗く重厚な曲が ”特定の選手を優遇” するジャッジの圧政に苦しむ日本選手の心の叫び...に何だか思えてきましたよ~。ゴーーンゴーンゴーン。
この『鐘』で観客の心をつかみ、滑りきる事は、本当に大変で凄いことです。
しかもトリプルアクセルを女子で2回も跳ぶ!という力技をやってみせなきゃいけない。真央ちゃん、本当に頑張りました。スケールが大きくダイナミックな演技で、それまでの優美で可愛いイメージと違う真央ちゃんを見せてもらいました。
最後は、迫力ありました。
「自分が出来る最高の演技がしたい」と言っていた真央ちゃん。
採点がどうであれ、自分が納得のいくパーフェクトの演技をしたかった、と思います。
後のインタビューで「長かった、でも、あっという間......」と言って、こらえきれずに泣き出した真央ちゃん。こっちも涙が出ました。「出来ることはすべてしたので......悔しいでしたけど......」と言ってました。
「彼女(真央)はヨナに負けたと、そして悔しいとはっきりと述べました。普通、悔いはありませんとか出し切りましたと言うところをはっきりと納得していないと言いました。これはすごいことです。人は言い訳をしてしまいますが彼女はそれをしませんでした。彼女は強い人間です」とアナウンサーも言っていたけど『悔しい』という言葉が真央ちゃんから聞けてよかった、と私も思います。次に繋がる言葉ですから。
キムヨナ選手、この場面でノーミスって、やっぱりスゴいですね。これには脱帽。
これで、ぶっちぎりの点数の「金メダル」は彼女に決まり!って、誰もが思えて良かったかも。SPもFSも爆上げ点の印象が消えてしまいましたから。
う~ん、あのね、こんな不透明なジャッジじゃなかったなら、フィギュアファンとしてもっと楽しめて面白かったのに、残念です。こんな事しなくてもキムヨナは強いのに。SPは、共にパーフェクトな2人。そして、FSは完璧に演技を終えたキムヨナと、トリプルアクセルを2回跳んだけどジャンプにミスが出た浅田真央と...ジャンプ構成なども含めて、もっと互角に戦えて、十分見応えのある試合だったのに。キムヨナはそれで勝利を獲得したら、もっと真の価値があっただろうに。ロシェットも。
新採点システムと見る人が見れば分かるこんなジャッジを、いつまで続ける気なのでしょう。私はフィギュアを好きでずっと見続けてきたのに...フィギュアをつまらなくしないでほしい、悲しいです
ジャッジの頭の中では、メダルを誰が獲るかはもう決まっていたんだろうな。
日本人は1枠、出来れば銅メダルになってほしい、と。
男子は......Pチャンがあまりにもぐだぐだジャンプだったんでメダル無しなんだけど、ちゃんと跳んでれば「銅」も獲ってただろう。女子の方はロシェットが「銅」だけど、まぁジャッジは満足じゃないのかな......。
ロシェットのフリーは131.28。
真央ちゃんのフリーは131.72。
トリプルアクセルを2つ跳んでも、あまり変わらないのね~、凄いわ~(涙)
このジャッジでよく闘った、と思う。
曲も演技構成も、非常に難しいのによく滑った、と思う。
私は真央ちゃんを誇りに思います。
跳んでも跳んでも加点(GOE)がつかないのに、トリプルアクセルで攻めて獲った銀だ!胸を張れ!真央ちゃん!貴女のスケートは素晴らしいんだから!
安藤美姫...『クレオパトラ』エキゾチックでリズムを刻む音楽が、引き込まれます。おへそが見えていた新しい衣装も眼をひいて、彼女によく似合ってる。ジャンプも次々成功し、曲の使い方もステップもスパイラルも上手いなぁ~と思いました。よくまとめて演技に切れがありました。安藤選手、5位。織田君がまさかの靴ひもだったし、モロゾフコーチの野望は、果たせなかったか...。今回のバンクーバーでは、ロシア人コーチの選手は割と抑えられていた気がする......。私には、実質、安藤選手が「銅メダル」です。いや、勢いがあった長洲未来かな。最後に登場の長洲選手は、激戦終わって、もうエキシビジョンみたいな感じで気楽に見てましたから(笑)
ロシェット、ん~、安藤選手の方が良かったと思うが、あまりにもSPで点数離されすぎてて......。ほんと、安藤選手も真央ちゃんも、点数抑えられてたね。

鈴木明子...8位入賞!出て来た時から眼に気迫がありました。3Sはダウングレードされたけど、あとのジャンプは綺麗。本当に、よく頑張っている。
彼女が今持てるものを、すべて出し切っている。
途中がらりと変わる曲調、ここのステップは観客をノせる見せどころ。のだめ風に言うと「さぁ!楽しいスケートの時間だよ!」といった感じです。
トゥナイト~♪トゥナイト~♪このプログラム、好きだなぁ!大いなる希望と歓びが溢れている。
う~ん、選曲って大事ですよね。
やったよ!鈴木選手、貴女のスケート、感動をもらいました。
一所懸命に頑張った日本選手の皆さま、お疲れ様でした!
それぞれのスケート、魅せてもらいました。ありがとうございました!!
↓クリックしてもらうと励みになります。


このイラストは3/2に仕上がったので「プルシェンコのキス」も描けたの(笑)以前、真央ちゃんの『風の谷のナウシカ』を観た事がある。(←と思ったらYouTubeでノクターンにピッタシかぶせただけでしたw)色んな事に果敢に向かっていき純真さも天然物なナウシカに、真央ちゃんはピッタリ!と思って、いつか描きたいと思ってたんです。
最高難易度のジャンプを、SPとFS全部で3回完璧に決めた!
歴史的に価値がある真央ちゃんのスケートだった!
私は、真央ちゃんとタラソワコーチが作り上げた『鐘』のプログラムの完成形を、見たかったんです。
あぁ、2つのトリプルアクセルって、体力を消耗するんですね......。
今回のオリンピックは、以前のような酷いダウングレードは取られない法則ですが、その分、加点(GOE)と演技構成点(PCS)でジャッジの思うがまま。真央ちゃんが頼りになるのは、ダウングレードされない「技術点」の中の「基礎点」(加点は低いんで...)なわけで。だから、最高難度のトリプルアクセルを2つも入れざるを得ない。今度のジャッジでは、真央ちゃんにとって過酷な闘いで、ちょっと可哀想だった......。
トリプルアクセルは高くて綺麗だった!!でも、加点(GOE)は0.80。ん......。
次のコンビネーションジャンプのトリプルアクセル+2トゥループの加点(GOE)は0.20と低い。
真央ちゃんは ”技の出来映え” という加点(GOE)が、他の人より低いんですよ。
演技構成点も。採点表を見てもらうと分かるけど......。
↓また、女子フリーの採点表を置いておきます。
最後尾の+をクリックすると詳細がわかるよ。
Ladies-Free Skating:Schedule and Results Vancouver 2010 Winter Olympics
コンビネーションの3フリップがあっ!と思ったけど、これはダウングレード。
もうひとつ、ジャンプが跳ぶ前にエッジがひっかかり、1トゥループになってしまって。う~ん、ここは、真央ちゃんが一番悔しかったところかな。
あ~、曲といいジャンプ構成といい、実に、高難度のプログラムだったね...。
ラフマニノフの『鐘』...赤の広場のクレムリン宮殿の鐘を、カナダのリンクでかき鳴らす(汗)この曲で勝負とは...タラソワさん、チャレンジャーだ(汗)
前記事で、ラフマニノフの『鐘』について書いたけど、TVでは「帝政ロシアの圧政に苦しんだ民衆の心の叫び」との解釈でした。私には、途中で......暗く重厚な曲が ”特定の選手を優遇” するジャッジの圧政に苦しむ日本選手の心の叫び...に何だか思えてきましたよ~。ゴーーンゴーンゴーン。
この『鐘』で観客の心をつかみ、滑りきる事は、本当に大変で凄いことです。
しかもトリプルアクセルを女子で2回も跳ぶ!という力技をやってみせなきゃいけない。真央ちゃん、本当に頑張りました。スケールが大きくダイナミックな演技で、それまでの優美で可愛いイメージと違う真央ちゃんを見せてもらいました。
最後は、迫力ありました。
「自分が出来る最高の演技がしたい」と言っていた真央ちゃん。
採点がどうであれ、自分が納得のいくパーフェクトの演技をしたかった、と思います。
後のインタビューで「長かった、でも、あっという間......」と言って、こらえきれずに泣き出した真央ちゃん。こっちも涙が出ました。「出来ることはすべてしたので......悔しいでしたけど......」と言ってました。
「彼女(真央)はヨナに負けたと、そして悔しいとはっきりと述べました。普通、悔いはありませんとか出し切りましたと言うところをはっきりと納得していないと言いました。これはすごいことです。人は言い訳をしてしまいますが彼女はそれをしませんでした。彼女は強い人間です」とアナウンサーも言っていたけど『悔しい』という言葉が真央ちゃんから聞けてよかった、と私も思います。次に繋がる言葉ですから。
キムヨナ選手、この場面でノーミスって、やっぱりスゴいですね。これには脱帽。
これで、ぶっちぎりの点数の「金メダル」は彼女に決まり!って、誰もが思えて良かったかも。SPもFSも爆上げ点の印象が消えてしまいましたから。
う~ん、あのね、こんな不透明なジャッジじゃなかったなら、フィギュアファンとしてもっと楽しめて面白かったのに、残念です。こんな事しなくてもキムヨナは強いのに。SPは、共にパーフェクトな2人。そして、FSは完璧に演技を終えたキムヨナと、トリプルアクセルを2回跳んだけどジャンプにミスが出た浅田真央と...ジャンプ構成なども含めて、もっと互角に戦えて、十分見応えのある試合だったのに。キムヨナはそれで勝利を獲得したら、もっと真の価値があっただろうに。ロシェットも。
新採点システムと見る人が見れば分かるこんなジャッジを、いつまで続ける気なのでしょう。私はフィギュアを好きでずっと見続けてきたのに...フィギュアをつまらなくしないでほしい、悲しいです
ジャッジの頭の中では、メダルを誰が獲るかはもう決まっていたんだろうな。
日本人は1枠、出来れば銅メダルになってほしい、と。
男子は......Pチャンがあまりにもぐだぐだジャンプだったんでメダル無しなんだけど、ちゃんと跳んでれば「銅」も獲ってただろう。女子の方はロシェットが「銅」だけど、まぁジャッジは満足じゃないのかな......。
ロシェットのフリーは131.28。
真央ちゃんのフリーは131.72。
トリプルアクセルを2つ跳んでも、あまり変わらないのね~、凄いわ~(涙)
このジャッジでよく闘った、と思う。
曲も演技構成も、非常に難しいのによく滑った、と思う。
私は真央ちゃんを誇りに思います。
跳んでも跳んでも加点(GOE)がつかないのに、トリプルアクセルで攻めて獲った銀だ!胸を張れ!真央ちゃん!貴女のスケートは素晴らしいんだから!

ロシェット、ん~、安藤選手の方が良かったと思うが、あまりにもSPで点数離されすぎてて......。ほんと、安藤選手も真央ちゃんも、点数抑えられてたね。

鈴木明子...8位入賞!出て来た時から眼に気迫がありました。3Sはダウングレードされたけど、あとのジャンプは綺麗。本当に、よく頑張っている。
彼女が今持てるものを、すべて出し切っている。
途中がらりと変わる曲調、ここのステップは観客をノせる見せどころ。のだめ風に言うと「さぁ!楽しいスケートの時間だよ!」といった感じです。
トゥナイト~♪トゥナイト~♪このプログラム、好きだなぁ!大いなる希望と歓びが溢れている。
う~ん、選曲って大事ですよね。
やったよ!鈴木選手、貴女のスケート、感動をもらいました。
一所懸命に頑張った日本選手の皆さま、お疲れ様でした!
それぞれのスケート、魅せてもらいました。ありがとうございました!!
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真央ちゃん、素晴らしい演技でした!SP2位!

SPの『仮面舞踏会』今までで一番いいものを観せてもらいました!
五輪女子SP初のトリプルアクセルも決めました!
スパイラルもにこやかに華やかで、思わずハァ~っと見とれました。
息継ぐひまもない華麗なステップは、本当に本当に "初めて舞踏会にデビューする令嬢"のように見えました。観客にもちゃんとドキドキとした初々しさや楽しさが伝わり、魅せてくれました。感動~!
衣装も、赤いひらひらのスカートが綺麗で可愛かった。
次のキムヨナ選手の点、良すぎて......もう笑っちゃうしかありませんね。
Pチャン方式ですかぁぁぁ。
今の新採点システムとこのジャッジだと、4.7点も離されると...フリーはどう転んでも、もう金メダルでしょう。カナダのオーサーコーチ、大したもんです。(棒読み)
インタビューの時、真央ちゃんはところどころ表情が曇っていて、瞳が濡れていたのは、満足のいく演技をした歓びだけじゃなく、点数がショックだった...事もあったのかも知れません...。でも、真央ちゃんガッカリしないで。
キムヨナ選手の爆上げ点は気にしないで、フリーでは自分の演技をしてください。
↓バンクーバーオリンピック女子フィギュアSP採点表を置いておきます。
Ladies-Short Program:Score Vancouver 2010 Winter Olympics
最後尾の+をクリックすると、詳しい採点が分かります。
真央ちゃんのコンビネーション ジャンプは3アクセルー2トゥループ。加点(GOE)は0.60。トリプルアクセルは、高難度ジャンプなのに、ほんと点が低いのね~(苦笑)
あとの、3フリップ、2アクセル、ジャンプ構成は同じだけど......。真央ちゃんの休む間もないステップなどの演技構成を見ると、キムヨナの休みどころのあるステップは少々うらやましくなる。この辺は、オーサー上手いよね。
どう見ても、私にはスパイラルもスピンもステップも、真央ちゃんの方が良かった、と思う。007の曲は好きだけどね。
キムヨナは...コンビネーション ジャンプの3ルッツー3トゥループ、3フリップ、2アクセル。どれも、加点がいい!
コンビネ-ションは高さがあるけど...セカンドジャンプ、少しグラっと着氷、回転おかしくない?(新採点システムになった時、この位で真央ちゃんはばんばんダウングレードされてた)なのに、加点(GOE)が2.00といい!(真央ちゃんは、素晴らしいトリプルアクセルなのに0.6)ふうん?
もちろん、演技構成点(PCS)もイイ。まっ『007』は誰でも知っている曲でノれるし、彼女によく合ってるプログラムですよね。でも、そんなに?ジャッジの匙加減ひとつで、さりげに上げ下げ出来る。 ”ジャッジの勝手でしょう” と言われれば、もう笑うしかない、たはは。
しかし、ずっとフィギュアを見てきた観客は、本来のフィギュアの真の価値を知っています。中には、録画して一時停止したりコマ送りにしたりジャンプのダウングレードが公平かどうか?チェックする熱心なファンもいます。(私も一時停止とコマ送りはよくやります。私の場合は、似顔絵を描くためですが)
ひとえに公平にジャッジしてもらって、フィギュアを楽しむため、フィギュアを愛するがゆえ、だと思います。
今の採点システムで、キムヨナが勝った。
真の意味では、真央ちゃんのスケートは素晴らしかったです。
真央ちゃんの『仮面舞踏会』の出来映えは、価値があるものでした。
それを、漠然と見ている人にも知ってほしいデス。
安藤美姫、最初のコンビネーションのセカンドジャンプはちょっと残念だったけど、後は丁寧に滑っていて、女性らしい情感があって良かったぁ。『レクイエム』は気品あふれるプログラムでした。最後は、じ~んと静かな感動を呼びました。
鈴木明子、一生懸命に滑っているこの人のスケートを見ると、力づけられます。
ホントに、彼女の武器は "ハート" です。明日の鈴木選手のフリーは、大好きです。頑張ってください。
長洲未来(米)、大きくなりましたね。いや、良かったよ!『パイレーツ オブ カリビアン』でもバイオリンだと、何だかエキゾチックというか日本風になるのね。このコも、アメリカ人がイメージする日本女性の顔みたいですね。ラストは鼻血出してるし、その顔でにっと笑うから、可笑しくて。このコ、愛嬌があって、いいキャラしてます。
日本人選手がこんなにフィギュアで頑張っているなんて、いやはや凄いことです。
あと、お母様を亡くされたジョアニー・ロシェット(カナダ)、まさに "涙のタンゴ" 気合いの入った演技でした。背中の薔薇が、筋肉に映えて美しかった。
アリョーナ・レオノワ(露)も好き。表情豊かで、笑顔が可愛い。好感持てる演技でした。
SPの曲って、馴染みのある軽快な曲や、映画音楽や女性らしい情感のあるクラシックが多かったですね。あの~、私、真央ちゃんのフリーの曲ラフマニノフの『鐘』......実は苦手なんですよ......。私は最初ラフマニノフと聞いた時『のだめカンタービレ』の千秋が弾いたロマンティックで華麗な『ピアノ協奏曲第2番』しか印象になくて~(汗)こんなに重くて暗い曲とは思わなかったです。しかもピアノ曲じゃなくオケですから、ますます音が男性的で重厚です。タラソワさんも、真央ちゃんという最高素材を得て、やってみたかったのでしょうが、高難度のプログラムですよね。
誰でも知ってるノリのいい曲と違って、娯楽性はないですからね。これ、なまじっかのスケーターだと滑りにくいでしょうね。後半はうねるような旋律の中で怒涛のステップをやり、ラフマニノフのピアノのような超絶技巧の持ち主じゃないと、観客を惹き込めない。芸術家肌のタラソワさん、要求度が高い~(汗)
でも、四大陸で、見事に真央ちゃんが『鐘』を自分のものにしたのを見て、驚きました。
NHKスペシャルだと...この曲は ”帝政ロシア末期の抑圧された民衆の心の叫び”と言ってました。知らんかった。私は、市井の人が教会の鐘を聞いて、敬虔な気持ちになるのを描いた曲だと思ってました。クレムリン宮殿の鐘にインスピレーションを得たというラフマニノフの『鐘』。これ、ロシアのソチだと、観客に受け入れやすかったかも。赤の広場では、クレムリン宮殿の鐘だけでなく、いくつもの教会の鐘も重なって聞こえて(鐘の3D状態)なかなかジーンと荘厳な気持ちになるそうです。
ラフマニノフが19歳の時作った曲を、19歳の真央ちゃんが舞う。そう考えると、ドラマティックだ。
真央ちゃんを私はイラスト描いて応援!という事しかできませんが......
フリーでは、貴女の練習に練習を重ねたプログラムの集大成を、見せてください。
真央ちゃんの演技は、更なる高みを目指す進化する美しいスケートですから。
↓クリックしてもらうと励みになります。


SPの『仮面舞踏会』今までで一番いいものを観せてもらいました!
五輪女子SP初のトリプルアクセルも決めました!
スパイラルもにこやかに華やかで、思わずハァ~っと見とれました。
息継ぐひまもない華麗なステップは、本当に本当に "初めて舞踏会にデビューする令嬢"のように見えました。観客にもちゃんとドキドキとした初々しさや楽しさが伝わり、魅せてくれました。感動~!
衣装も、赤いひらひらのスカートが綺麗で可愛かった。
次のキムヨナ選手の点、良すぎて......もう笑っちゃうしかありませんね。
Pチャン方式ですかぁぁぁ。
今の新採点システムとこのジャッジだと、4.7点も離されると...フリーはどう転んでも、もう金メダルでしょう。カナダのオーサーコーチ、大したもんです。(棒読み)
インタビューの時、真央ちゃんはところどころ表情が曇っていて、瞳が濡れていたのは、満足のいく演技をした歓びだけじゃなく、点数がショックだった...事もあったのかも知れません...。でも、真央ちゃんガッカリしないで。
キムヨナ選手の爆上げ点は気にしないで、フリーでは自分の演技をしてください。
↓バンクーバーオリンピック女子フィギュアSP採点表を置いておきます。
Ladies-Short Program:Score Vancouver 2010 Winter Olympics
最後尾の+をクリックすると、詳しい採点が分かります。
真央ちゃんのコンビネーション ジャンプは3アクセルー2トゥループ。加点(GOE)は0.60。トリプルアクセルは、高難度ジャンプなのに、ほんと点が低いのね~(苦笑)
あとの、3フリップ、2アクセル、ジャンプ構成は同じだけど......。真央ちゃんの休む間もないステップなどの演技構成を見ると、キムヨナの休みどころのあるステップは少々うらやましくなる。この辺は、オーサー上手いよね。
どう見ても、私にはスパイラルもスピンもステップも、真央ちゃんの方が良かった、と思う。007の曲は好きだけどね。
キムヨナは...コンビネーション ジャンプの3ルッツー3トゥループ、3フリップ、2アクセル。どれも、加点がいい!
コンビネ-ションは高さがあるけど...セカンドジャンプ、少しグラっと着氷、回転おかしくない?(新採点システムになった時、この位で真央ちゃんはばんばんダウングレードされてた)なのに、加点(GOE)が2.00といい!(真央ちゃんは、素晴らしいトリプルアクセルなのに0.6)ふうん?
もちろん、演技構成点(PCS)もイイ。まっ『007』は誰でも知っている曲でノれるし、彼女によく合ってるプログラムですよね。でも、そんなに?ジャッジの匙加減ひとつで、さりげに上げ下げ出来る。 ”ジャッジの勝手でしょう” と言われれば、もう笑うしかない、たはは。
しかし、ずっとフィギュアを見てきた観客は、本来のフィギュアの真の価値を知っています。中には、録画して一時停止したりコマ送りにしたりジャンプのダウングレードが公平かどうか?チェックする熱心なファンもいます。(私も一時停止とコマ送りはよくやります。私の場合は、似顔絵を描くためですが)
ひとえに公平にジャッジしてもらって、フィギュアを楽しむため、フィギュアを愛するがゆえ、だと思います。
今の採点システムで、キムヨナが勝った。
真の意味では、真央ちゃんのスケートは素晴らしかったです。
真央ちゃんの『仮面舞踏会』の出来映えは、価値があるものでした。
それを、漠然と見ている人にも知ってほしいデス。
安藤美姫、最初のコンビネーションのセカンドジャンプはちょっと残念だったけど、後は丁寧に滑っていて、女性らしい情感があって良かったぁ。『レクイエム』は気品あふれるプログラムでした。最後は、じ~んと静かな感動を呼びました。
鈴木明子、一生懸命に滑っているこの人のスケートを見ると、力づけられます。
ホントに、彼女の武器は "ハート" です。明日の鈴木選手のフリーは、大好きです。頑張ってください。
長洲未来(米)、大きくなりましたね。いや、良かったよ!『パイレーツ オブ カリビアン』でもバイオリンだと、何だかエキゾチックというか日本風になるのね。このコも、アメリカ人がイメージする日本女性の顔みたいですね。ラストは鼻血出してるし、その顔でにっと笑うから、可笑しくて。このコ、愛嬌があって、いいキャラしてます。
日本人選手がこんなにフィギュアで頑張っているなんて、いやはや凄いことです。
あと、お母様を亡くされたジョアニー・ロシェット(カナダ)、まさに "涙のタンゴ" 気合いの入った演技でした。背中の薔薇が、筋肉に映えて美しかった。
アリョーナ・レオノワ(露)も好き。表情豊かで、笑顔が可愛い。好感持てる演技でした。
SPの曲って、馴染みのある軽快な曲や、映画音楽や女性らしい情感のあるクラシックが多かったですね。あの~、私、真央ちゃんのフリーの曲ラフマニノフの『鐘』......実は苦手なんですよ......。私は最初ラフマニノフと聞いた時『のだめカンタービレ』の千秋が弾いたロマンティックで華麗な『ピアノ協奏曲第2番』しか印象になくて~(汗)こんなに重くて暗い曲とは思わなかったです。しかもピアノ曲じゃなくオケですから、ますます音が男性的で重厚です。タラソワさんも、真央ちゃんという最高素材を得て、やってみたかったのでしょうが、高難度のプログラムですよね。
誰でも知ってるノリのいい曲と違って、娯楽性はないですからね。これ、なまじっかのスケーターだと滑りにくいでしょうね。後半はうねるような旋律の中で怒涛のステップをやり、ラフマニノフのピアノのような超絶技巧の持ち主じゃないと、観客を惹き込めない。芸術家肌のタラソワさん、要求度が高い~(汗)
でも、四大陸で、見事に真央ちゃんが『鐘』を自分のものにしたのを見て、驚きました。
NHKスペシャルだと...この曲は ”帝政ロシア末期の抑圧された民衆の心の叫び”と言ってました。知らんかった。私は、市井の人が教会の鐘を聞いて、敬虔な気持ちになるのを描いた曲だと思ってました。クレムリン宮殿の鐘にインスピレーションを得たというラフマニノフの『鐘』。これ、ロシアのソチだと、観客に受け入れやすかったかも。赤の広場では、クレムリン宮殿の鐘だけでなく、いくつもの教会の鐘も重なって聞こえて(鐘の3D状態)なかなかジーンと荘厳な気持ちになるそうです。
ラフマニノフが19歳の時作った曲を、19歳の真央ちゃんが舞う。そう考えると、ドラマティックだ。
真央ちゃんを私はイラスト描いて応援!という事しかできませんが......
フリーでは、貴女の練習に練習を重ねたプログラムの集大成を、見せてください。
真央ちゃんの演技は、更なる高みを目指す進化する美しいスケートですから。
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高橋大輔、銅メダルおめでとう!!『道』じーーーんときたよ!!

高橋選手って描きやすそうなんだけど、いつもイマイチ似ないの...まっ雰囲気だけ味わってちょ。
そのうち描き直すかも。
いや~、今回のバンクーバーオリンピックの男子フィギュアときたら、凄い面子がズラリでテンション上がりまくり!日本選手の事を考えると、あたしゃ心臓パクパクどきどきでやんした。元々、男子フィギュアは大好物w。
↓ほれこの通り、過去記事を見てくらさい。
フィギュア世界選手権2008
男子フリー『世界フィギュア2007』
『世界フィギュア2007東京』男子SP
オリンピックは魔物がいるんでしょうか?いろいろ波乱がありましたね。
ジュベールがぁ~~!あんなに綺麗に4回転を跳ぶ人が、どうしてどうしてジャンプが決まらないの(涙)オリンピックはゲンが悪い?!
ベルネルもアボットも、最後まで調子悪かったですね。
SPから大激戦。
他の選手はミスが少なくジャンプもステップもスピンもレベルが高くて、実に見応えがありました。日本選手は、3人共とても良かった!感激しました!
なかでも、私にとって今回輝いて見えたアメージングな選手は、高橋大輔でした!
SPもFSも一番感動した。高橋大輔の『道』良かった!
コスチームは、個人的には前のがシックで好きなんですが、今度のがより大道芸人らしかったです。
4回転はやりたかっただろうし、転倒は想定内、問題はその後崩れずに滑ってやる!という高橋選手の気持ちが伝わってくる演技でした。見得を切り、かぁっと口を開き、どうだ!とばかりの顔芸もある?!タメもあるメリハリがきいた渾身のステップ。ずっと何回も観ていたい(実際TVで何度もやってたw)
イタリア映画の『道』は未見なんですが、この映画についての感想を見聞きした事はあり、ストーリーは知ってます。粗暴な旅芸人アンソニー・クインが邪険かつ粗暴に扱っていたかっての相方(道化師)の女の死を知り、孤独と悔恨の涙を流すラスト。女優さんも美人じゃないけど可憐な感じでありました。だからアナウンサーが「ここから高橋大輔のハイライトです」と叫んだ時、その映画の哀切感あふれるストーリーを思い出し、涙が出そうになりました。
小塚崇彦、SPもFSも良かった!いや~、演技の成長が著しく、嬉しい驚きです。
身長170cmですが小顔なんでスラリと見え、体の線も動きも綺麗。手をパっと拡げて降りて来るジャンプの姿勢が美しい。高速スピンも会場を湧かせていました。
今回の楽曲、SPはジミ・ヘンドリックスの『Bold As Love』とFPはマイケル・ケイメンの『ギター・コンチェルト』演奏、布袋寅泰。共にギターの名手を使っています。
小塚君の選曲なんでしょうか?クラシックや映画音楽が多い中、新鮮で若々しさが光る曲でした。ジミヘンのはギィーーンとカッコいいし、布袋寅泰のほうは泣いているギターの音色で、実に色っぽい。女口説く時にいいわね、この曲(笑)音楽に合わせて、よく滑っていたと思います。彼のスケーティング、魅力的でした!
さてもさても、織田信成!!あれ~!殿、如何なされた~!
SPの順番は、ランビエールの後で損だった。地味~に見えた(汗)
立て襟、黄金のちょうちん袖のランビエール、ウィリアム テルというより曲に合わせてパカパカ白馬に乗った黒王子だったもの。SPのランビエールは素敵だったぁ。
FSの順番もライサチェックの後だし、確かにあの歓声聞いたら足がすくむよね...。
織田君のSP『死の舞踏』の演技は、軽々としたジャンプ、後半ドラマティックになっていく曲に合わせて、力強いステップで、良かった!
FSの『チャップリン・メドレー』は彼のキャラにぴったりで、コミカルでキュート。きっと観客にも受けるのではと思っていたけど......しかぁし!まさかまさかのアクシデント!”敵は靴ひも” !足元をすくわれたとは!うわ~、殿、後でぜったい泣くだろうな、と思っておりましたが...。
クールといおうかアイスマンの心を持ったアナウンサーに、ねっとりインタビューされて、途中で泣き出してしまいましたね。お~いおい(もらい泣き)
織田信成クンは......ホントにあの大魔王織田信長さまの末裔なのか?......と時々思う管理人なのでありました。
男子フィギュア順位は......
1位・ライサチェク
2位・プルシェンコ
3位・高橋大輔
4位・ランビエール
5位・パトリック・チャン
6位・ジョニー・ウィアー
7位・織田信成
8位・小塚崇彦
です。が、
あん的勝手な順位は......
1位・ライサチェック?
2位・プルシェンコ?
3位・高橋大輔
4位・ジョニー・ウィアー
5位・ランビエール
6位・小塚崇彦
7位・パトリック・チャン
8位・織田信成
です。はい。
↓以下、偏愛と偏見に充ちた"あん的勝手な順位"の理由。
スケーターにとってFSは長い、ですね。さすがにミスも増え、差が出てきます。
この長さを完璧に決めたのは、ライサチェックでした。
彼は普段の受け答えも、猫族のジョニ子と違って優等生です、紳士です。
ライサチェック、今季は調子いいですが、ちょっと前はジャンプに苦労してました。
だから、真面目にスゴく努力してオリンピックに挑んできたんだろうなというのが、よく分かるスケーティングでした。面白味には欠けるけど、安定してて強かったです。
プルシェンコっていう人は、4回転、いつもいつも軽々跳んじゃう稀有なスケーター。
FSの4回転ー3回転は凄かったですが、バテて他のジャンプが決まらなくてちょっと残念でした。SPは良かったけど、あんまり点数が伸びなかったし...。実は、プルシェンコが一番最後に滑り終わった時、彼が”金”だろう!と私は一瞬思いました。いまだ旧採点システム頭の私です...。
う~ん、1位と2位は、正直、私には決められないです...。で、現行のまま。
ライサチェックはノーミスなんで一見凄く見えますが、4回転どころか3A-3Tとか高難度のジャンプを跳んでないジャンプ構成だし、かたやプルシェンコは4回転-3回転、3A-3Tを成功させてますから。
ライサチェックは、どうしても"金"が欲しかった。だから、今の採点システムに合った無難な作戦プログラムを取った、と言えるでしょう。
ランビエールもSPと違って、FSは疲れが出たのか、少し精彩を欠いたように見えました。復帰してからの新採点システムだし、ジャンプ大変だったでしょうね。
私は、あなたの惚れ惚れする金の演技を覚えています。
でも、今回は渾身の演技をしたジョニー・ウィアーを上位にさせてくださいませ。
華麗な男ぶりを見れて、嬉しかったです。
プルシェンコが男子フィギュアの王様なら、あとは王子様がごろごろいる中で、ジョニー・ウィアーは男子フィギュアのお姫様。
今回のオリンピック、素晴らしい演技でした。ジャンプを失敗してるジョニー・ウィアーを沢山見てきただけに感激。お姉さん(←自分の事w)は、う、嬉しいよん。
SPの黒にピンクの衣装のジョニー、描きたいです。

キス&クライの大きな薔薇の花束と冠、アレ渡したのは日本女性ファン『マチコ』さんからだそうです(笑)
ん、まさに氷上の薔薇族なんちゃって。
小塚君良かったのに、点数伸びなかったあぁ。
ジョニー・ウィアーも、非常に点数低かったですねー(涙)
特にプログラム コンポーネンツ スコア(PCS)と呼ばれる"演技構成点"が、低い。
パトリック・チャンは、ジャンプがあまり決まらなくても、GEOがいいのか技術点(TES)が高い。もちろん演技構成点(PCS)も凄~くいい。う~ん、これは地元開催のご祝儀点か?と思ったけど...P・チャンはSPの貯金もあって、ほぼノーミスのジョニー・ウィアーを抜いちゃったよ、あらら。ジョニー・ウィアーは今季彼自身最高の演技だったというのに低過ぎる。どぉ~見ても、ジョニー下げチャン上げに見える。
「昔の採点基準なら勝っていた。もはや4回転に価値はない」とか「ジャッジが誰かの順位を上げたいと思えば、彼らはそう出来る」とか、プルシェンコも場外舌戦を繰り広げていますが(汗)
今回のプルシェンコさんは...演技構成点(PCS)は82.80でライサチェックと同じ。
技術点(TES)はジャンプが0.30だけプルシェンコが上回り(昔の採点だったらもっと伸びてた)ステップとスピンでライサチェックの方が点数がいい。今回、僅差だったのは確か。銀がよっぽど悔しかったんでしょうね。プルシェンコの歯ぎしりが、聞こえてきそうです。何故プルシェンコが復帰したのか?今の男子フィギュア界と新採点システムにメッセージを送りたかったからだ、と思います。う~む、プルシェンコは、きっと男子フィギュアの進化を願って発言したんだと思います。
プルシェンコが審判にケンカを売った新採点システムは、確かに厳密さと曖昧さが同居してますよね。
高度なジャンプに挑戦するにはダウングレード判定が怖い、体力を消耗するからその後の演技にひびく...リスクが大きすぎるから、安全策を取るノーミスの選手が方が点数が伸びるし。
演技構成点(PCS)は審判の主観がもちろん入るだろうし。技術点(TES)の方さえ "基礎点"で、ジャンプのエッジや回転不足を厳しくダウングレードされる人やそうでもない人もいるし、出来映えの加点(GOE)はもっとワケ分からん。審判の匿名も、かえって不透明感を与えています。
スケーターや観客からも、不信感を覚える新採点システムって、どうなんだろう...。
嫌気がさすフィギュアファンもいるだろうな......。
織田信成君はSPは良かったんですが、前代未聞のアクシデントに、わたくし判定不能です(泣く)でも、あのシーンは何度も再生されるだろうし。記憶に残るスケート選手として、天下に名を留める事でしょうね、殿(苦笑)
あ、織田君よりパトリック・チャンが上位なのは、P・チャンは最初から最後までちゃんと滑っていたので。
完璧な演技を決め真面目なパッションを感じさせるライサチェックや、4回転を跳んでみせるジャンプの絶対王者プルシェンコもよいのですが、私が個人的に好きで何度も何度も観たいのは、ランビエール、ジョニー・ウィアー、高橋大輔です
男子フィギュア、ほっんと楽しみました!それぞれの華麗な演技を堪能しましたデス
選手の方々、感動をありがとう!
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高橋選手って描きやすそうなんだけど、いつもイマイチ似ないの...まっ雰囲気だけ味わってちょ。
そのうち描き直すかも。
いや~、今回のバンクーバーオリンピックの男子フィギュアときたら、凄い面子がズラリでテンション上がりまくり!日本選手の事を考えると、あたしゃ心臓パクパクどきどきでやんした。元々、男子フィギュアは大好物w。
↓ほれこの通り、過去記事を見てくらさい。
フィギュア世界選手権2008
男子フリー『世界フィギュア2007』
『世界フィギュア2007東京』男子SP
オリンピックは魔物がいるんでしょうか?いろいろ波乱がありましたね。
ジュベールがぁ~~!あんなに綺麗に4回転を跳ぶ人が、どうしてどうしてジャンプが決まらないの(涙)オリンピックはゲンが悪い?!
ベルネルもアボットも、最後まで調子悪かったですね。
SPから大激戦。
他の選手はミスが少なくジャンプもステップもスピンもレベルが高くて、実に見応えがありました。日本選手は、3人共とても良かった!感激しました!
なかでも、私にとって今回輝いて見えたアメージングな選手は、高橋大輔でした!
SPもFSも一番感動した。高橋大輔の『道』良かった!
コスチームは、個人的には前のがシックで好きなんですが、今度のがより大道芸人らしかったです。
4回転はやりたかっただろうし、転倒は想定内、問題はその後崩れずに滑ってやる!という高橋選手の気持ちが伝わってくる演技でした。見得を切り、かぁっと口を開き、どうだ!とばかりの顔芸もある?!タメもあるメリハリがきいた渾身のステップ。ずっと何回も観ていたい(実際TVで何度もやってたw)
イタリア映画の『道』は未見なんですが、この映画についての感想を見聞きした事はあり、ストーリーは知ってます。粗暴な旅芸人アンソニー・クインが邪険かつ粗暴に扱っていたかっての相方(道化師)の女の死を知り、孤独と悔恨の涙を流すラスト。女優さんも美人じゃないけど可憐な感じでありました。だからアナウンサーが「ここから高橋大輔のハイライトです」と叫んだ時、その映画の哀切感あふれるストーリーを思い出し、涙が出そうになりました。
小塚崇彦、SPもFSも良かった!いや~、演技の成長が著しく、嬉しい驚きです。
身長170cmですが小顔なんでスラリと見え、体の線も動きも綺麗。手をパっと拡げて降りて来るジャンプの姿勢が美しい。高速スピンも会場を湧かせていました。
今回の楽曲、SPはジミ・ヘンドリックスの『Bold As Love』とFPはマイケル・ケイメンの『ギター・コンチェルト』演奏、布袋寅泰。共にギターの名手を使っています。
小塚君の選曲なんでしょうか?クラシックや映画音楽が多い中、新鮮で若々しさが光る曲でした。ジミヘンのはギィーーンとカッコいいし、布袋寅泰のほうは泣いているギターの音色で、実に色っぽい。女口説く時にいいわね、この曲(笑)音楽に合わせて、よく滑っていたと思います。彼のスケーティング、魅力的でした!
さてもさても、織田信成!!あれ~!殿、如何なされた~!
SPの順番は、ランビエールの後で損だった。地味~に見えた(汗)
立て襟、黄金のちょうちん袖のランビエール、ウィリアム テルというより曲に合わせてパカパカ白馬に乗った黒王子だったもの。SPのランビエールは素敵だったぁ。
FSの順番もライサチェックの後だし、確かにあの歓声聞いたら足がすくむよね...。
織田君のSP『死の舞踏』の演技は、軽々としたジャンプ、後半ドラマティックになっていく曲に合わせて、力強いステップで、良かった!
FSの『チャップリン・メドレー』は彼のキャラにぴったりで、コミカルでキュート。きっと観客にも受けるのではと思っていたけど......しかぁし!まさかまさかのアクシデント!”敵は靴ひも” !足元をすくわれたとは!うわ~、殿、後でぜったい泣くだろうな、と思っておりましたが...。
クールといおうかアイスマンの心を持ったアナウンサーに、ねっとりインタビューされて、途中で泣き出してしまいましたね。お~いおい(もらい泣き)
織田信成クンは......ホントにあの大魔王織田信長さまの末裔なのか?......と時々思う管理人なのでありました。
男子フィギュア順位は......
1位・ライサチェク
2位・プルシェンコ
3位・高橋大輔
4位・ランビエール
5位・パトリック・チャン
6位・ジョニー・ウィアー
7位・織田信成
8位・小塚崇彦
です。が、
あん的勝手な順位は......
1位・ライサチェック?
2位・プルシェンコ?
3位・高橋大輔
4位・ジョニー・ウィアー
5位・ランビエール
6位・小塚崇彦
7位・パトリック・チャン
8位・織田信成
です。はい。
↓以下、偏愛と偏見に充ちた"あん的勝手な順位"の理由。
スケーターにとってFSは長い、ですね。さすがにミスも増え、差が出てきます。
この長さを完璧に決めたのは、ライサチェックでした。
彼は普段の受け答えも、猫族のジョニ子と違って優等生です、紳士です。
ライサチェック、今季は調子いいですが、ちょっと前はジャンプに苦労してました。
だから、真面目にスゴく努力してオリンピックに挑んできたんだろうなというのが、よく分かるスケーティングでした。面白味には欠けるけど、安定してて強かったです。
プルシェンコっていう人は、4回転、いつもいつも軽々跳んじゃう稀有なスケーター。
FSの4回転ー3回転は凄かったですが、バテて他のジャンプが決まらなくてちょっと残念でした。SPは良かったけど、あんまり点数が伸びなかったし...。実は、プルシェンコが一番最後に滑り終わった時、彼が”金”だろう!と私は一瞬思いました。いまだ旧採点システム頭の私です...。
う~ん、1位と2位は、正直、私には決められないです...。で、現行のまま。
ライサチェックはノーミスなんで一見凄く見えますが、4回転どころか3A-3Tとか高難度のジャンプを跳んでないジャンプ構成だし、かたやプルシェンコは4回転-3回転、3A-3Tを成功させてますから。
ライサチェックは、どうしても"金"が欲しかった。だから、今の採点システムに合った無難な作戦プログラムを取った、と言えるでしょう。
ランビエールもSPと違って、FSは疲れが出たのか、少し精彩を欠いたように見えました。復帰してからの新採点システムだし、ジャンプ大変だったでしょうね。
私は、あなたの惚れ惚れする金の演技を覚えています。
でも、今回は渾身の演技をしたジョニー・ウィアーを上位にさせてくださいませ。
華麗な男ぶりを見れて、嬉しかったです。
プルシェンコが男子フィギュアの王様なら、あとは王子様がごろごろいる中で、ジョニー・ウィアーは男子フィギュアのお姫様。
今回のオリンピック、素晴らしい演技でした。ジャンプを失敗してるジョニー・ウィアーを沢山見てきただけに感激。お姉さん(←自分の事w)は、う、嬉しいよん。
SPの黒にピンクの衣装のジョニー、描きたいです。

キス&クライの大きな薔薇の花束と冠、アレ渡したのは日本女性ファン『マチコ』さんからだそうです(笑)
ん、まさに氷上の薔薇族なんちゃって。
小塚君良かったのに、点数伸びなかったあぁ。
ジョニー・ウィアーも、非常に点数低かったですねー(涙)
特にプログラム コンポーネンツ スコア(PCS)と呼ばれる"演技構成点"が、低い。
パトリック・チャンは、ジャンプがあまり決まらなくても、GEOがいいのか技術点(TES)が高い。もちろん演技構成点(PCS)も凄~くいい。う~ん、これは地元開催のご祝儀点か?と思ったけど...P・チャンはSPの貯金もあって、ほぼノーミスのジョニー・ウィアーを抜いちゃったよ、あらら。ジョニー・ウィアーは今季彼自身最高の演技だったというのに低過ぎる。どぉ~見ても、ジョニー下げチャン上げに見える。
「昔の採点基準なら勝っていた。もはや4回転に価値はない」とか「ジャッジが誰かの順位を上げたいと思えば、彼らはそう出来る」とか、プルシェンコも場外舌戦を繰り広げていますが(汗)
今回のプルシェンコさんは...演技構成点(PCS)は82.80でライサチェックと同じ。
技術点(TES)はジャンプが0.30だけプルシェンコが上回り(昔の採点だったらもっと伸びてた)ステップとスピンでライサチェックの方が点数がいい。今回、僅差だったのは確か。銀がよっぽど悔しかったんでしょうね。プルシェンコの歯ぎしりが、聞こえてきそうです。何故プルシェンコが復帰したのか?今の男子フィギュア界と新採点システムにメッセージを送りたかったからだ、と思います。う~む、プルシェンコは、きっと男子フィギュアの進化を願って発言したんだと思います。
プルシェンコが審判にケンカを売った新採点システムは、確かに厳密さと曖昧さが同居してますよね。
高度なジャンプに挑戦するにはダウングレード判定が怖い、体力を消耗するからその後の演技にひびく...リスクが大きすぎるから、安全策を取るノーミスの選手が方が点数が伸びるし。
演技構成点(PCS)は審判の主観がもちろん入るだろうし。技術点(TES)の方さえ "基礎点"で、ジャンプのエッジや回転不足を厳しくダウングレードされる人やそうでもない人もいるし、出来映えの加点(GOE)はもっとワケ分からん。審判の匿名も、かえって不透明感を与えています。
スケーターや観客からも、不信感を覚える新採点システムって、どうなんだろう...。
嫌気がさすフィギュアファンもいるだろうな......。
織田信成君はSPは良かったんですが、前代未聞のアクシデントに、わたくし判定不能です(泣く)でも、あのシーンは何度も再生されるだろうし。記憶に残るスケート選手として、天下に名を留める事でしょうね、殿(苦笑)
あ、織田君よりパトリック・チャンが上位なのは、P・チャンは最初から最後までちゃんと滑っていたので。
完璧な演技を決め真面目なパッションを感じさせるライサチェックや、4回転を跳んでみせるジャンプの絶対王者プルシェンコもよいのですが、私が個人的に好きで何度も何度も観たいのは、ランビエール、ジョニー・ウィアー、高橋大輔です

男子フィギュア、ほっんと楽しみました!それぞれの華麗な演技を堪能しましたデス

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ずっとブログ放置しておりまして、本当に申し訳ありません。

眼のトラブルやらリアルの憂鬱の憂鬱やらで、しばらくネット落ちしておりました。
ふとした事で右眼を強打しアレ?っと思ったら、黒い糸くずみたいのがバサバサっと視線を動かすたびに視野に入り、眼の端でパッパッとフラッシュ状態。よく見えない(汗)しかも、眼の奥が痛い。
2、3日経つと直るかな?と思っってましたが、なんだか酷くなる一方で、眼科へ。
『網膜剥離裂孔』という網膜に穴があいてる状態。かつ眼底には出血がある、という事でレーシック手術を受けました。
元々、飛蚊症があり、以前にも眼医者にかかった事があり、その時はまだ大丈夫だったのですが(汗)他の患者さんは、あまり痛くなかったそうなんですが、私は眼底出血のせいか、緑のレーザーをパッパッと何回もあてられて痛かったです(涙)その後も、前後に黒い糸くずがあるのが消えず(←3D状態)再検査をしたり。まぁ、症状が拡がるのをくい止めるだけで、症状はそのままだとか。
ぼんやり見るぶんには支障はないのですが、絵を描いたりとか集中して見るには、焦点を合わしづらい。
裸眼で久しぶりに視力検査をしましたが、見えないのなんのって(汗)
視力表使えないので、看護士さんが手の視力表で計ってくれました。
毎日、何度もやってるんでしょうね。
声も動作もリズミックで、ちゃんとしたパフォーマンスになってました。

なかなか、可愛い看護士さんでした。
眼科とか歯医者さんの看護助手って...そこの院長さんのシュミがわかる気が~w
眼は、以前と比べて格段に疲れやすくなってしまい(泣く)
あの『アバター』観たんですがね。
ストーリーはそれほど感動しなかったですが、あのイメージ世界は楽しませてもらいましたよ~。ただ、3Dで2時間超え、もぉ~私の眼には辛かったです。結構、前の座席で観たのに字幕が読み取れなくて。次からは3Dは日本語吹き替え版にしよう、と思いました。てか、やっぱ、まだまだ映画観る気満々デス
最近、やっと慣れました。コンタクトも買い替えましたデス。
ぼちぼちPCにロム専で復帰した後も、自分のブログは放置しすぎて見るのが怖くて
なのに、久しぶりに管理ページを見ると、今でも”拍手”をいただいたり、本当にありがとうございます
ここで出て来たのは、バンクーバーのフィギュアに感動しちまって。
ちょっと、一言書きたいなぁ~って。
長~くお休みはしておりましたが、しつこく細~くやっていきたいと思っております。
コメントとTB、溜まっております。本当に本当に申し訳ありません。
少しずつ返していきますので、どうぞよろしくお願いいたしまする。

最後に、管理人からお詫びのキスを...チュッ
↓もう、人気ブログランキングの順位なんか怖くて見てないよ~(汗)

コメントのレス、ここから、先にさせていただきます。
以前のコメントは、少しづつ返していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

眼のトラブルやらリアルの憂鬱の憂鬱やらで、しばらくネット落ちしておりました。
ふとした事で右眼を強打しアレ?っと思ったら、黒い糸くずみたいのがバサバサっと視線を動かすたびに視野に入り、眼の端でパッパッとフラッシュ状態。よく見えない(汗)しかも、眼の奥が痛い。
2、3日経つと直るかな?と思っってましたが、なんだか酷くなる一方で、眼科へ。
『網膜剥離裂孔』という網膜に穴があいてる状態。かつ眼底には出血がある、という事でレーシック手術を受けました。
元々、飛蚊症があり、以前にも眼医者にかかった事があり、その時はまだ大丈夫だったのですが(汗)他の患者さんは、あまり痛くなかったそうなんですが、私は眼底出血のせいか、緑のレーザーをパッパッと何回もあてられて痛かったです(涙)その後も、前後に黒い糸くずがあるのが消えず(←3D状態)再検査をしたり。まぁ、症状が拡がるのをくい止めるだけで、症状はそのままだとか。
ぼんやり見るぶんには支障はないのですが、絵を描いたりとか集中して見るには、焦点を合わしづらい。
裸眼で久しぶりに視力検査をしましたが、見えないのなんのって(汗)
視力表使えないので、看護士さんが手の視力表で計ってくれました。
毎日、何度もやってるんでしょうね。
声も動作もリズミックで、ちゃんとしたパフォーマンスになってました。

なかなか、可愛い看護士さんでした。
眼科とか歯医者さんの看護助手って...そこの院長さんのシュミがわかる気が~w
眼は、以前と比べて格段に疲れやすくなってしまい(泣く)
あの『アバター』観たんですがね。
ストーリーはそれほど感動しなかったですが、あのイメージ世界は楽しませてもらいましたよ~。ただ、3Dで2時間超え、もぉ~私の眼には辛かったです。結構、前の座席で観たのに字幕が読み取れなくて。次からは3Dは日本語吹き替え版にしよう、と思いました。てか、やっぱ、まだまだ映画観る気満々デス

最近、やっと慣れました。コンタクトも買い替えましたデス。
ぼちぼちPCにロム専で復帰した後も、自分のブログは放置しすぎて見るのが怖くて

なのに、久しぶりに管理ページを見ると、今でも”拍手”をいただいたり、本当にありがとうございます

ここで出て来たのは、バンクーバーのフィギュアに感動しちまって。
ちょっと、一言書きたいなぁ~って。
長~くお休みはしておりましたが、しつこく細~くやっていきたいと思っております。
コメントとTB、溜まっております。本当に本当に申し訳ありません。
少しずつ返していきますので、どうぞよろしくお願いいたしまする。

最後に、管理人からお詫びのキスを...チュッ

↓もう、人気ブログランキングの順位なんか怖くて見てないよ~(汗)

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