映画やマンガを中心に、好きなものだけチョイス。下手甘イラスト付きレビューです。『笑いと元気』が合い言葉。
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スラムドッグ$ミリオネア
2009年04月22日 (水) | 編集 |
テンポよくリズムを刻むインド音楽と共に、駆け抜ける120分!飽きません!

インド929.jpg

何故、スラム出身の無学な青年がクイズの答えを知っていたのか?
最後の1問を残して、不正の容疑で逮捕されるジャマール(デヴ・パテル)
尋問(拷問も)する警官に、ジャマールは彼の半生を語り始める...。
ジャマールがクイズの答えを知っていたのは...数々の衝撃的な出来事のおかげで忘れられない記憶(トラウマといっていい)として、彼の心に焼き付いていたから...。

うわ~、最初の "国民的大スター"のサインをもらうトコからして、強烈!
と思ったら、出てくるわ出てくるわ『な、なにするの?』『えっ?今のインドもそう?』と驚かされる事がいっぱいで...。


想像を絶する主人公たちの生活。"スプーン"の所なんて...絶句した...。
ジャマールが再会した"歌の上手い少年"が話すインドの哲学者のような言葉。
諦観と静けさを身につけ運命を受け入れている様子は...胸を衝かれる...。

なのに、湿り気はなく、子供たちは明るくて可愛くて逞しい!
兄サラームと弟ジャマール、小動物のような2人が、必死に生きようとあの手この手で繰り出す術は、見てて笑える。そして、泣けて来る...。少女ラティカの笑顔も無垢で愛らしい。

多分、このインドの子役たちは映画のストーリに関係なく(とゆ~か考えてないw)このシチュエーションを楽しんで元気いっぱい演技してるんじゃないかな?と思わせるくらい、子供たちがビビットに撮れている。
ダニー・ボイル監督もTVのインタビューで『毎日が驚きの連続だった。とにかく街の風景をできるだけ入れたかった』と言っていたが、エキサイティングでインドの凄まじい熱が伝わってくる。


インド930.jpg
大人になってからのラティカ(フリーダ・ピント)や兄サマール(マドゥル・ミッタル)の暮らしぶりが詳しく描かれていないのは、生臭さを抑える為なのだろうか?あのキスでパっとキリよく終わる所なんか、本当におとぎ話めいてる。

強いて言えば......大人になってからのジャマールは、子供の頃の可愛さや健気さが残ってない顔で...も少しハンサムなら、もっと感情移入が出来たかも~~(汗)

最後に欲しかったのは、お金じゃなく愛。あの屈折した鋭い眼差しの兄ちゃんでさえ、バスタブいっぱいの金なんか虚しく思っていただろう...。


なんと!エンドロールは『ムトゥ 踊るマハラジャ』を思い出させる群舞で大団円~!
悲惨なのに妙に楽観的で可笑しさも感じさせるインド映画らしい、と苦笑。


幼い頃からずっとずっと好きだった女の子への想いを持ち続けた主人公ジャマール。
猥雑な街並やゴミ山と美しいタージマハール、激しい貧富の差...もう総てが混沌としたインドが生み出した奇跡のサクセスストーリーでもあり、純愛のおとぎ話でもある。


インドのエネルギーと生命力を感じる。音楽も子供たちも魅力的!良かった!!
ぜひぜひ、映画館で観てほしい作品です
�O�[



インド出身のヴィカス・スワラップが書いた『ぼくと1ルピーの神様』が原作。映画よりもいいとか!?エピソードが盛り沢山で、こちらも一気に読んでしまう面白さだそうです。
文庫本が出てるので、こちらは買って読みたいです^^



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