映画やマンガを中心に、好きなものだけチョイス。下手甘イラスト付きレビューです。『笑いと元気』が合い言葉。
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青い鳥
2008年12月05日 (金) | 編集 |
青852.jpg

本郷奏多クンは、輪郭もパーツも曖昧なんで、意外と描き難い。
自分でも似てるか?似てないか?ようわからん似顔絵になりました。


青851.jpg

自殺未遂があった2年1組。その男子"野口君"は転校し、一応、事件は沈静化する。
今ではやっと落ち着いたかのように見えるクラスに、心労のため休職している担任の代わりにやってきた村内先生(阿部寛)
彼は国語教師なのに吃音があった。『上手く喋れませんが、本気で語ります』と言い、最初に野口君の机と椅子をクラスに運び込む。
それは... "罰を与えられている”と虐めていた子たちの神経を苛立たせる...。


生徒たちは、実に演技が自然で良かったデス!
奏多クンも華奢なんで、中2には見えますが、よく見ると顔が大人びていますね(1990年11/15だから撮影時は17歳かな?)これは、フツーの生徒役で、フツーに見えました(何を書いてる?!)あ、私服の時はさすがに可愛く、目も綺麗。
繊細な表情が、役に合っていました。

ゆったりとしたペースで日常の学校生活が、淡々と描かれています。
エンタメ性は低いのですが、思春期のぴーんと張りつめた切なさや難しさ...いろんな事を考えさせてくれるし、最後はじわ~と静かな感動も湧いてきます...。



青853.jpgウチも、小学、中学...死ぬほど"虐め"に関して色んなエピソードがあったなぁ~。

2人の息子は、全く違うタイプで。

上は大人しく気に病む子だったし、
下は不良とつるむタイプだったし...。

上の子は、結局、中学は私立に逃げこませたなぁ...。下の子はそのまま公立中学、周りに親が謝ってばっかりで...(汗)中学って、一番息苦しい時代ですよね...はぁ~。

現実の公立中学を知っている人なら...この2年1組は、ましでマトモだと思うだろう。
クラスのコ達は、均一化してまとまっているし。普通は、個性やタイプやハンディ持つコまで、もっとバラエティに富む。不良がいない。みんな、いい子に見える。虐めだと気づかずイジメていたコも、先生が来てから『アイツが生きていてよかった!』と気づく力を持っている。保護者からの苦情も伝聞の形をとり、上司の先生の苦言もある程度に留まっている。


では、綺麗にまとめすぎか?と言われたら、それは違う。

自ら吃音に悩み、学校の虐めや不登校を題材にしてきた重松清の原作である。

そして、監督は...これを観る中学生のために、必要以上のエグい描写は抑え傷つかないように優しく配慮し、撮っている。

原作者と監督が一番中学生に観てほしいと願って作られた物語なのだ、と思う。

文庫本を手にしつつ現れ、文庫本を読みながら学校を去る村内先生を見て、気づいた。まるで『風の又三郎』みたいだって(先生が読んでいたのは"宮沢賢治"じゃなく"石川啄木"でしたが)


そう、これは、中学生に贈る心の童話なのだ。もちろん、かっての中学生にも。


未読。連作短編集なんですね。
この映画の題材になった"自殺未遂した友人への自責の念に苛まれる男の子"だけでなく、いろんなコの話があるそうで、読んで観たくなりました。
文庫本はまだ発売されてないので、図書館にリクエストを出そうかな...。

臨時教師なんで学校から学校へ渡り歩く村内先生こそが "青い鳥"そのもので、みんなに"幸せ"というか"救い"をくれてるのかも知れません。

映画の描き方では寡黙すぎて...国語の教科書持って暴れた井上君(太賀)にも"本気の言葉"をかけてあげてほしい、と実は思いました。また、最初は何だか挙動不審に見え、まだ分かりにくかった村内先生。

小説のほうが、より彼の人柄を補足してくれるでしょうね。

『先生にできるのは、みんなのそばにいること』そして『間に合ってよかった』って言われると、涙が出て来ますね...。


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