映画やマンガを中心に、好きなものだけチョイス。下手甘イラスト付きレビューです。『笑いと元気』が合い言葉。
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ブラインドネス
2008年11月30日 (日) | 編集 |
どよ~ん。見えないって辛いのね。で、観てても辛かった(汗)

ブライン7.jpg

よく、わからなかった、映画の内容...。あんまり面白いとも、興味深いとも思えなくて...だんだん、何故、私が観ているのかもわからなくなってきました...ん?あっそうそう、伊勢谷さんと木村佳乃さん2人の日本人俳優を、洋画の中でどんな風なのか?観たかったんです!あら~、結構、重要な役どころなんですよ。英語で頑張ってました!

このフェルナンド・メイレレス監督、ずっとカメラを回しているそうで気が抜けないかわりにアドリブOKで、2人の時は日本語で喋っても良かったらしいデス。"お炊き上げ"もそんなトコから出た言葉なんでしょうか。

伊勢谷さんなどは、日本語のほうが棒読みに聞こえましたぜ(笑)顔も小さくて、南米人の中に居てもカッコよかったです。

ただ、何故、ここに日本人が居るの?という唐突感は否めなかったかな。
HPを見ると『原作には、各キャラクターの民族性は書かれてない。アジア系の俳優を使おうと思った』とあり。う~ん、だからか。

日常生活の会話やただ一人眼が見える医師の妻(ジュリアン・ムーア)が受け身で決してヒーローにならないで小さい世界で格闘してゆく様もリアルなのに、取り囲む状況はリアルじゃない。どうしてこうなったのか?サスペンスともSFともつかぬ世界観で、こちらも混乱しつつ観ることに...。

突然、視界が真っ白になり失明した日本人男性(伊勢谷友介)
彼を皮切りに、失明する伝染病が蔓延する。感染した患者は隔離され、そこの劣悪な環境に人間の理性が崩れ始め、本性がむき出しになっていく。そして第三病棟の王(ガエル・ガルシア・ベルナル)という独裁者も現れ、隔離病棟は無秩序状態になっていく...。


ブライン9.jpg目が見えないコトの不自由さと恐怖を、実感。それから降りかかってくる不条理なまでの状況と人間模様。

教会の聖像が目隠しされているのは、何かの暗喩なのか?

人々の目が失明したのは、驕れる人間に対しての天罰なのか?

よくわからない。何故こうなったのか?詳しい説明は無しの世界。

観客も、否応無しに真白い悪夢の世界を延々と見せられる事になる。


コレが精神的にいらつく辛さがあり、観てても堪えがたくなっていく...。
それゆえに、ふっとラジオから流れる音楽や街角から流れてくるピアノに、ひどくほっとするものを感じます。

あれだけキツそうな性格だった日本人妻(木村佳乃)が、雨の中で汚れを落とす場面で歓びを感じていたり、夫(伊勢谷友介)と素直に会話をかわしていたりする。

目が見えなくなるかわりに、ささいな事に歓びを感じ、お互い助け合い、絆さえ湧いてくる。長~い絶望のあとの、希望が生まれてくるラスト。絶望だけだと思っていたら...ん~、不思議な映画だったわ。

ガエル・ガルシア・ベルナールも雑誌のインタビューに答えていたけど、原作はラテンアメリカにおいて有名でかなり読まれていて、彼も高校卒業直後に読んだそうである。なんでも『抽象的で色んな視点を提示する優れた本だ』と言っているので、原作自体そうならば、未読の日本人には解り難いのは、しょうがないのかも知れません。

抽象的寓話を元に、エンタメ要素を抜きにして真面目に作られた作品なのだ...。

あ、でもでも正直言うと面白くはなかった...かな...観ているのが辛くなってきて...。
私の頭ン中は、深淵なテーマを理解するほど高尚に出来てないのね、ぐすん...エンタメ、エンタメとがちゃがちゃしてるからな...。

伊勢谷友介さんと木村佳乃さんは良かったので、また別な洋画で観たい!ですね^^


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ラテンアメリカのノーベル賞作家の映画化といえば...その昔、ガルシア・マルケスの短編を2、3つ集めた『エレンディラ』を思い出します。これは、隠れた名作!私が好きな映画のひとつなので『映画バトン』(←ず~と前にもらった������)のエントリーの時に語りたい!と思います。ふふ、コレのイラストも描きたいから。多分、正月ぐらいにやりたいデス。では�o�C�o�C

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