映画やマンガを中心に、好きなものだけチョイス。下手甘イラスト付きレビューです。『笑いと元気』が合い言葉。
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1408号室
2008年11月24日 (月) | 編集 |
ホテルの部屋で暴れてはいけません。

1408838.jpg
ネタバレしてます。

1408号室を開けると、そこには鎖(ブラック・スネイク・モーン)と蛇(スネーク・フライト)を巻き付けたサミュエル・L・ジャクソンが立っていた!(←コレ意外と怖い)というほら話ではなく、スティーブン・キング原作のホラー話です。

『心霊ホテル10』とか書いている売れないオカルト作家エンズリン(ジョン・キューザック)サイン会を開けば、ガラガラ。今夜もめげずに、幽霊が出そうなホテルを泊まり歩く。そんな彼の元に『絶対に1408号室に入ってはいけない』というハガキが届く。早速、取材がてらにNYのドルフィンホテルへと。出て来たオリン支配人(サミュエル・L・ジャクソン)に執拗に『宿泊はダメです!』『1時間以内に皆死んでいます!』と脅迫に近い説得をされるが...。

イラストには描いたけれど、サミュエル・L・ジャクソンは、ホントにちょっとしか出て来ない(苦笑)こ~んな強面の支配人(サミュエル)に、FBI心理捜査官よろしく1408号室で死んだ全員の状況と死亡写真をファイリングした物を見せられて迫られた日にゃ、私はとっとと引き下がるが、エンズリン(ジョン・キューザック)は遂に1408号室に宿泊する事に成功するのである。

バタンと1408号室に入った途端に始まる何か...。来るぞ来るぞ!きゃああぁ!...って意外と怖くなかった...。コーヒーショップでThe Band(ボブ・ディランのバックバンドだった)の『The Weight』がやけに音割れして響いてるなぁ~と思ったら、1408号室内ではカーペンターズの『愛のプレリュード』がもう何度も効果的に脅かしてくれるわ、ふぅ~(まぁ、こんな風にカーペンターズ使うなんてw)音にはびっくりした。

三角折りのトイレットペーパーも、あるはずの隣の窓も無く、怖がらせてくれるけど...。ん~、どちらかというと、心の奥底を覗くような怖さかな。
そして、ジョン・キューザックの1人演技を延々と堪能できるぞよ(笑)


1408839.jpgちょっと前に観たスティーブン・キング原作の『ミスト/The mist』と、どうしても比べてしまう。ラストのキマり方と作品の完成度は『ミスト』のほうが上だと思う。

この映画の出だしは、わくわくドキドキするのよ。
なのに、ラストは『えっ?これで終わり?それがオチ?』と、物足りない事、甚だしい。

しかし、よく考えると後味はこちらのほうが良い...と言える...かな。

原作未読のため真の意味が分からないので、あくまで自分なりの推測であるが...。


色物のオカルト作家エンズリン(ジョン・キューザック)は、少なくとも第1作目はろくでなしの父との確執を描いた"まともな小説"を執筆していた。

彼が超常現象を信じないという事は、神をも信じないという事。

愛娘の死から何も信じなくなってしまった彼が、怪現象に吹き荒れる1408号室で、次第に自分の心の奥を覗くかのように、娘も現れ、父にも出逢った。
それまで逃げ回っていた自分から、ラストには父を認めそして娘の死を受け入れたのだと思う。そうでなければ、宿泊した者が全員死ぬという1408号室から生きて戻れるワケがない、多分。

別れた妻と共に、娘の死を抱きしめ、生きてゆくのだ...。

『ミスト』の方が上手く出来ているが、ラストのあまりの救いのなさに呆然。
『1408号室』の方は深読みするとまだ救いがあると思うから、個人的に好きなのはこちらである。
あっ、でも、本当にラストはこんなもん?っていうくらい、あっけないのよ。
曖昧模糊に終わるのがスティーブン・キングなのかな?!と思って観ましょうね^^


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