映画やマンガを中心に、好きなものだけチョイス。下手甘イラスト付きレビューです。『笑いと元気』が合い言葉。
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レッドクリフ
2008年11月06日 (木) | 編集 |
張飛の虎ひげや逆立つ眉毛や、関羽の美髭を見ると、嬉しくなるけれど...。

三国志822.jpg

孔明役の金城武が、案外良くてビックリ!この人の映画や演技とか、それほど印象に残らないけど、顔はぼぉ~としてロマンチックで好き。なんか、こぉ~、女なんか好きにならないみたいなBL的匂いがして(コレは腐世界に堕ちた私の勘w)

"美周郎"と言われた美しさとは話が違うけど(笑)...周瑜役のトニー・レオンも演技力があり、この2人の存在感が映画を助けていた、と思う。


キャスティングも二転三転してたらしく、結局トニー・レオンが戻って来たのは正解だった、と思う。最初 "曹操"役は、渡辺謙の名前も挙がっていたらしいが、セリフの問題もあり...果たせず。渡辺謙の "曹操"映えたのに!きっと!残念!

そうそう "曹操"役の人!(←別におやじギャグではない)チャン・フォンイー。
この人『さらば我が愛/覇王別姫』でレスリー・チャンの相手役ですよ!
"小豆"をかばっていた"石頭"の少年の頃は凄く良かったのに、大人の彼は無難にまとまっていて喰い足りない気がしたが、今回も同じ。悪くはないが今ひとつ。腹黒い管理職って感じで部下とも案外上手くいってて、随分そつがない曹操(笑)もっと部下にも畏怖され、苛烈でスケールの大きい曹操が見たかった。


脚色と分かっても、小喬に横恋慕して呉を攻める...っていうのも何だかな...。
『英雄、色を好む』の曹操であるが、側室200人(北方三国志8巻P.57)息子は25人(三国志人物鑑定事典P.88)も居たっていうから、1人の女の為というより天下制覇の為に呉を攻めた、と私は考えるが...。『レッドクリフ』のノベル化された本を立ち読みしてたら、のっけから大喬と小喬の姉妹が周瑜と孫策(孫権の兄)のハンサムコンビに拉致られるトコから始まるので、呉の周瑜近辺をズームアップした物語なのだな、と今更ながら思い知らされる。三国志は長いから、映画化するのは至難の業なんだと、自分に言い聞かせてはいる...どうどう。

私が"三国志"で見たかった内なる光景や場面と、映画で見た場面がちょっと違っていた気がする。映画の尺は決まっているので、ここ長々やってていいのか?と心配になってくる...。琴のセッションとか虎狩りとかサッカーらしきもの?とか小喬のシーンとかとかとか。

『小喬、もちっと包帯はフツーに巻いてくれぬか?さっさと巻かぬと傷に触るが』と、私がトニー周瑜だとイラっとして言いそうになるが、さすが『ラストコーション』から駆けつけたトニー・レオンはねっとりと優しい(笑)官能映画は好きな私のはずなのに、男っぽい映画に女が出て来ると、なんか面倒臭い...。


三国志823.jpg関羽や張飛や超雲のお披露目武闘シーンは、楽しかった^^

関羽役の人は、チンギス・ハーンの末裔であるモンゴル人の俳優だそうである。
雰囲気はあった。でも、関羽はなにしろ身長九尺(207cm)なんで、カメラワークで大きく見せる工夫をして欲しかったかな。

張飛の虎髭や逆立つ眉毛は、よいわね~。
蛇矛を使わず、素手でぶん殴ってたわね(笑)

趙雲、強くて美男でカッコいい!と思っていたが、この映画の趙雲は...

美の記号である白馬に乗ってるものの、純朴な野球部のコみたいで(笑)
美しくないがゆえに、好感が持てる好漢(←おやじギャグではない)で、良かった!!


三国志825.jpg
本も読んでないゲーム脳の息子に...
『小喬がエロかった』と言うと
『えー、そりゃあロリだな』(←語彙、少なめw)
(ゲームの小喬は小っちゃい)

で、周瑜を見て...
『えっー!周瑜がこんなおじさん?!』
と驚いていた。

←あ~、まぁ、ゲームの周瑜は、こんなだもんね。
(腐女子向き?!戦国武将物も超美形で凄いコトになってますぅ~)

アジアの俳優を知らなくて、ゲームしかやらないコにはびっくりなんでしょうね、たはは。
    ↓↓↓  

三国志826.jpgトニー・レオンは、周瑜にしては地味~なんだけど『周瑜と趙雲だけは美形にしろ』と思ってた私も、この作品は彼の演技力は必要不可欠だと、認める。
トニー・レオンと頑張った金城武と2人がいなければ、もっとパっとしない映画に仕上がったと思う。

関羽や張飛を見れて嬉しかったし『八卦の陣』の戦闘シーンは魅せてくれたけど...ちょっと長くて、割と並列に描かれているので正直タルくて。私は、一個の映画としては満足できなかった...。

『Part1』だろうが続編だろうが、メリハリとそれなりのまとまりがあって、この作品を単独で楽しむ引力が欲しかったかな...『次回分解』(次に続く)に、期待!

今、観なくても...『Part2』公開の直前に、この映画を観て続けて楽しんだほうがいいんじゃないかな、と思う。

まっ、いろいろ考えたりツッコんだり、楽しいトコはあるんですが(笑)
『Part2』は観ますよ!『赤壁の戦い』を観たいから!



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おまけ......
だいぶ前に『北方三国志』を読んでいる時はマイブームだったけど、今はあまり中国物は読んでないですね。あっ、最近は『食べてはいけない中国食品』などの中国本を読んでいます...。


横山光輝のは2冊買ってキャラの見分けがつかなくて、挫折。たはは。
それに集めると、本棚を占領するのが...怖いんで。

横山御大、申し訳ありません...。


『蒼天航路』は、絵が苦手なんで未読。




最初に読むには、吉川英治のが一番スタンダードで良い、と思う。
従来のイメージ通りだし。

私は、うっかり先に北方三国志を読んでしまったので、あまりに定型的な張飛などに物足りなくて。
かつ、今、平成の時代に読むには何ともまどろかしい文体に感じてしまって...。

2巻までで挫折(汗)



宮城谷昌光の小説は好きだったので、これ3巻までソッコウ単行本で買ったんだけど『えっ?これ三国志?』っていうくらい、後漢の宮廷の血で血を洗う権力闘争が延々~と続く(汗)辛い、疲れる、読むほうにも我慢を強いる...。
曹操の祖父の話やらで...。やっと登場した劉備も、あまりよく書いてないので、ちと違和感を感じる...。『三国志(正史)』から書かれているそうで...あ、だからか、曹操メインか...。

三国志は、自分なりの視点やアプローチでかなり解釈も描き方も違うんだけど、いわゆる血湧き肉躍る英雄たちの三国志を読みたい人には、おススメしない。

表紙カバーに付いてる3巻分のシールを贈ると『三国志の絵地図』をもらえるけど、コレがあまりにもショボかったので、がっくり。
気持ちが萎えたぞ、文藝春秋。宮城谷三国志は3巻で挫折。



唯一、完読したのがコレ。
最初は素っ気ない文体が読みづらかったが、慣れると心地よい。
『赤壁の戦い』まで読み進んだ時、すっごく高揚感があった!
まさに、きたぁー!!って感じ。

ちなみに北方三国志には『桃園の契り』は無い。
『今日逢った奴がそんなことやるかよ』とリアリティーが無いから、だそうで(笑)
ハードボイルド小説の作者らしく、ちょい悪(だいぶ悪?!)男である呂布や張飛がカッコいい!凄く魅力的に書けている。草原で馬と生きる成玄固(←北方氏の創作)や馬超にも心惹かれる。
非常~に男っぽい。でも、かなり、北方謙三視点。

『三国志読本』で北方謙三氏は『劉備が泣くのが許せなかった』とか、登場人物がすべて潔い男たちで、気持ちのいい男たちばかりなのは『僕は、そういう男たちが好きだし、そうでない男たちは嫌いなんです』と言っていて、笑ってしまった。
くぅー!なんて男臭いんだ!(笑)
北方三国志を書いた人もまた、今、風化しつつある漢(おとこ)である。

私が、この北方三国志で一番好きだったのは『赤兎馬』だなぁ!
赤兎馬と呂布の結びつきは、泣ける...。

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