映画やマンガを中心に、好きなものだけチョイス。下手甘イラスト付きレビューです。『笑いと元気』が合い言葉。
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クライマーズ・ハイ
2008年07月06日 (日) | 編集 |
堺雅人の可愛い顔は、クワセモンである。つい、描きたくなってしまうではないか。クライ779.jpg

堤真一は『反カメレオン俳優』というか、いつ見ても"堤真一"なのに、やっぱ今度もいい!

で、堺雅人だが『アフタースクール』以来、あの喰えない笑顔に可笑しくなってしまう。そうそう、案外、堺雅人は"使える人"なのだ。

この2人はまだ可愛いもんで、喰えないお人が、お腹一杯出て来る映画だ。

1985・8/12、JAL123便の墜落!よく覚えている!
黒こげになった立ち木かと思ったら"人"だったり...走り書きで残されたメモ...の写真の 数々を。助け出された時、眼をぱちと開けた少女は綺麗な顔立ちをしていて、天使みたいだったこと...などなど。
帰省にはもはや新幹線を使わず、飛行機を使っていた私には、衝撃的な事故だった。


この映画は『日航機事故』そのものでなく、未曾有の大事故がもたらした 『クライマーズ・ハイ』 のような興奮状態が極限まで達し恐怖感が麻痺してしまいながらも、スクープを追う記者たちの話である。
 
新聞社内の人間模様がくっきりと炙り出され、手練の俳優たちが嫌らしいほど、えぐく演じてくれてる、げぶっ。凄く、上手い。
記者同士の反目、嫉妬、僻み、苛立ち。
販売部のカタギじゃないよなドスのきき方。
新聞社を自分の所有物として、専制君主制を施こうとする社主。 
トップ記事の扱いに社内でも意見が分かれ、自分達の押すネタを策を労しても(スパイなみw )通そうとする。事故現場に立ち会ったカメラマンがだんだん壊れていくさまは、ありえるコトなのだ。
明日にでも血管がブチ切れて、過労死する事もなんら不思議でない。
いろんなエピソードをはさみつつ、リアル感がある。
何度も「げっ!」と思いながら、映画にぐいと引き込まれ。

実際、あの時、地元新聞社にいた横山秀夫氏が味わった現場の肌ざわりがよく出ているし、彼はこれを反芻し、何年立とうとも書かずにいられなかったのだろう。


クライ780.jpg
所々に挿入されるロック・クライミングの場面も、フツーに登るのにもあんなに険しい山だったのか!と思い知らされる...。

最後になるにつれ涙が滲むのは、この映画のストーリーだけでなく、バックボーンに『日航機事故』が大きく横たわっているから、だ。

横山秀夫氏が地元新聞社にいた経験を活かしての全く別の架空の事故の話だったら、こんなに胸を衝かれなかった、と思う。あの事故を知らない者にとっては、受け取る体感温度も違うかもしれない。



映画は『日航機墜落の事故』というより、それを追い求めた記者たちの怒涛の一週間だったけど、私は面白かったし!見え隠れする事故の様子は重く衝撃的でした。

2時間25分...私、長い映画は苦手だけど、長いと感じなかったです。


日航機事故で亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。



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