映画やマンガを中心に、好きなものだけチョイス。下手甘イラスト付きレビューです。『笑いと元気』が合い言葉。
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チャーリー・ウィルソンズ・ウォー/Charlie Wilson's War
2008年05月19日 (月) | 編集 |
中東情勢に詳しく、この映画を興味深く観るのか?何も考えずにお気楽に面白がればいいのか?それが問題だ。
トム748.jpg

'79年、ソ連のアフガン侵攻の裏側に迫る実話ベース(←またまた)の作品。
酒と女が好きなお気楽下院議員チャーリー・ウィルソン(トム・ハンクス)と時々、彼の愛人、テキサスの大富豪ジョアン(ジュリア・ロバーツ)とアクの強いCIA職員ガスト(フィリップ・シーモア・ホフマン)の3人で、ソ連に立ち向かい、アフガンから撤退させる。


『ハンティング・パーティ』と同じく、この3人のアンサンブルも面白い。
特に、ガスト役のフィリップ・シーモア・ホフマンは、いかにも曲者でいい味出しているし、トム・ハンクスも反倫理的人物ながらw、人脈が多い憎めない愛すべき人物を演じている。
チャーリーズ・エンジェルのモデルにもなった女性スタッフはじめ、彼の秘書ボニー(エイミー・アダムス)も、好感がもてる美人揃い。冒頭のジャグジー美人やベリーダンス美女といい、ブスは出てこない。まぁ、眼の保養だし、コメディーとしても楽しめるけど...内容は情報量が多いし、よく考えると重いよね...。
あの予告編のCMに騙された気分。トム・ハンクスとジュリア・ロバーツのコンビで『アメリカンパイ』を流しながら、軽妙に楽しく煽られると、全くのコメディ映画と思ったじゃないの...。

トム749.jpgフツーに観てるぶんには、アフガン解放に繋がったチャーリーの活躍を痛快がるアメリカの自画自賛映画か、と思ったけれど...。
最後に『しくじった』と、ちょっとだけ差し込んであるクレジット...。
コレで、そうそう無邪気に"或る田舎議員の功績"を描いてるワケではないよね。
本当は、こっちを言いたかったのかな?
『しくじり』とは...この後のアフガニスタンに学校や道を作ったり、希望や民主化の道をつけれず、フォローが出来なかった事。

結果、内戦は続き国土は荒廃し、そこに付け入ったタリバンが急成長し政権をとり...9・11の同時多発テロに繋がる。

そして、9・11のテロの報復として、今度は米軍がアフガニスタンに侵攻。
アメリカは、自身が武器を援助し育てた民兵がいる地域に苦しめられる事になる。
う~ん、何という歴史の皮肉!
禅僧の『今にわかる』...これ、意外と強烈な皮肉だ。

最近、やたらと政治的な戦争にまつわる作品が多いような...。

9・11は、アメリカにとってショックな出来事だった。あれ以降、いろんなアメリカ映画に色濃く影響している、と感じる。"あの時は良かれと思ってした行動なのに、アメリカは正しかったのだろうか..."という自問自答なのか?立ち止まって、見つめ直そうとしているのか?それとも『大統領選挙の時期』だから、民主党寄りのハリウッドがせっせとメッセージを出しているのか?

なんて裏読みしたり色々考えたりすると、この映画を素直に楽しめなくなった管理人でした...。

コメディタッチで、アフガン情勢をおさらいしよう?!というアメリカ人向きの映画です。

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