映画やマンガを中心に、好きなものだけチョイス。下手甘イラスト付きレビューです。『笑いと元気』が合い言葉。
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ブラッド・ダイヤモンド
2007年04月08日 (日) | 編集 |
ダイヤモンドは買うな!って?!いや、自慢じゃないけど縁が無いし...。
この地域のダイヤモンドは、残虐な反乱軍(RUF)の武器の資金源になる血にまみれた”紛争ダイヤ”だった!
ダイヤ3257.jpg最近『ホテル・ルワンダ』等、アフリカ物の映画が公開されていますが、私は観ていません。
だから、この映画を観た時、衝撃的でした。
私としては、アフリカのこうした世界を素材としたストーリーは、未知の分野。
本当に驚きでした。
ロングショットで撮られたアフリカの風景は綺麗なのに、近くに照準を合わせると、死体がごろごろ転がっている...。
内乱地域の悲惨な現実。

年端もいかない少年を誘拐、洗脳して、兵士に仕立て上げる...という話は、新聞記事で読んだ事があります。
割と前だったのですが、この映画も90年代のアフリカ、シエラレオネ共和国。
あのルワンダの内乱も、この頃ですね。



ダイヤ255.jpg
レオナルド・ディカプリオ演じるダニー・アーチャーは、白人国家ローデシア出身(今は、ジンバブエ)幼い頃、父母を殺され、10代の頃から傭兵暮らし。自国の内乱の時は、白人も黒人も一緒になって戦ったのに、結局は、みんな利権の為だった...。そんな現実に幻滅したアーチャーは、ニヒルなダイヤの密売人となる。

レオナルド・デカプリオだから、つい感情移入しちゃうんですが、よく考えてみれば、ただのダイヤの密売人なんです。そう、金の為なら何でもするタイプの。
それが、ピンクのダイヤを探す途中で、だんだんと変わってゆく気がしました...。

この映画のデカプリオは、最近観た出演作の中で出色です。
『キャッチ ミー イフ ユー キャン』の淋しいウサギちゃんの天才詐欺師役も、かなり好きだったのですが、今度のデカプリオには、脱帽です。


ダイヤ2256.jpgソロモンを演じるのは、ジャイモン・フンスー。
(グラディエーターにも出ていた)
漆黒の肌、静謐な眼差し、その巨体でぬうっと立っていると、存在感があります!この人、いいですね。

危険な内乱地帯に入り、ダイヤを探す3人。
1人は、マディー(ジェニファー・コネリー)ジャーナリスト。ジェニファーは『ラビリンス』の美少女から、筋肉質のタフな美人になりましたね。
その眼差しの強いことといったら!
もう1人は、内乱軍(RUF)に自分と家族の運命を、めちゃめちゃにされたソロモン。

マディーは、記事を書くため。
ソロモンは、誘拐された息子を捜すため。
もちろん、アーチャーはダイヤを手に入れるため。
お互いを利用する事に...しかし、お互いの間に、少しずつ芽生える共感。

特に、アーチャーとソロモンの禅問答のようなやりとりは、印象的でした。
『子供はいるのか?結婚しているのか?ダイヤを手に入れたら、満足するのか?そしたら、結婚して子供を作るのか?』とソロモンは訊ね、アーチャーの答えは、全部Noでした...。
『お前の考えが理解できない』とソロモンは頭を抱えます。
ホントに、この時アーチャーのやってる事が、全て色褪せてみえました。
アーチャーも、ソロモンの人間としての根源的な考えかたや生き方に、敬意を抱き始めたようでした。

私、この映画、最後のほうで不覚にも涙が出てしまいました。

重い映画ですが、ぐっと引き込まれるストーリーとそれぞれのキャラクターも魅力的です。

見応えのある映画でした!ぜひ、映画館で鑑賞されることをお薦めします。



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