

メキシコ出身の鬼才アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトウ監督の『バベル』を観た。
菊地凛子の強い眼差しに、出会う。映画の中で、彼女は、一番、印象的だった。
映画館を出ると、よく晴れた日。
GWにこの映画を観ると、ウキウキ気分のテンションが下がる...。
う~、暗い、重い。しまった。GWが終わってから、観ればよかったかなぁ。
『ハンニバル・ライジング』は残酷だけど、考えずに済む。『羊』と別物と分かれば、ギャスパー君の”美”を楽しむ方向に持っていく事が出来る。
でも、この映画は”考えてほしい”と迫って来るような気がする。
あっ、この監督は『21グラム』の人かぁ...。な~るほど。たまたま、映画館で観たけど、びっくりするほど、救いの無い映画だった。その『21グラム』より『バベル』のほうが、救いがある。
そして、ブラッド・ピットやケート・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナル等の人気俳優を、ずらり集め、コミュニケーション不全によって起こる悲劇を、描く。

モロッコの弟のほうの自慰シーンや姉を覗き見する...というのも加えて、必然性があったのだろうか?
というのは、菊地凛子のシーンにも言える。
この監督は、少し”性”をセンセーショナルに取り扱い、作品の興味を繋げている気がする。
だから、いろんな意味で衝撃作。
ろうあの女子高生が、音の無い世界に生きる悲しみといらだちを感じたとしても ”性”にしかベクトルが行かないのは、同じ女として寂しい...。
まっ、作品としてありか...。
ともかく、菊地凛子は、体いっぱいで演じていた。鮮やか。
誰かに気にかけて欲しい。誰かに愛して欲しい。
もっとコミュニケーションを取りたい。わたしを分かって。
菊地凛子は、一番気になる役をやっていた。
この映画における彼女の存在は大きい。気迫が感じられる。
菊地凛子の表情は、ピュアに見えたり、思いっきり攻撃的に見えたり、綺麗に見えたり、綺麗じゃなく見えたり。
音楽も、大きく響き印象的なのだが、菊地凛子の時だけ、音がぱったり止む。
あぁ、耳が聴こえないって、こんな感じなんだぁ、と思い知らされる。
『いいえ、私は悪い人間じゃない。愚かな事をしただけ...』なのに、どんどん悪い方へ”ついてない”スパイラル。悪い白日夢を見ているよう。
それでも、最後には、凛子が演じた女子高生も父親も、ほんの少しだけでも、心が寄り添ったに違いない(多分)
妻がケガをした事で、夫婦の距離感も、きっと少しだけ...。
あのモロッコの弟も、家族や兄の大切さを、再認識したのだと思う...。
まじめに真剣に作られた映画だと思うけど、結末というのが、ぼんやりしている...。
きっと、かすかな希望が残っている...とは思う。
メキシコの監督なのに、何故こんなにもペシミスティックな映画を撮るのだろうか?
南米のほうだと”陽気で楽天的”というイメージしか無い私(イメージ貧困です...)
あの子守りのアメリアが、国境を越える時に感じる色々な問題が、彼にも深く影響しているのだろうか?
『バベル』...凄いような、暗いような、重いような。で?と、こちらが問いかけたくなるような...。
とにかく、GWに見るのには、少し不向き。
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ダイアナ元皇太子妃が不慮の死を遂げ、お葬式までの、英国王室の日常と女王の心の動きを、追った映画。
英国王室の”頭痛の種”だったダイアナが ”民間人”であった事を理由に、女王は何の声明も出さず、悲しみにくれる国民から非難の声が...。
それを修復しようと、東奔西走する就任したばかりのブレア首相。
ダイアナの事故のTVニュースを、ガウン姿で集まって見る王室の面々。
郊外の移住地のせいか、案外狭くてアットホームな日常生活を、見せてくれます。

また、ブレア首相も、自宅ではサッカーシャツなんぞ着込んで、子沢山の食卓の様子なども、なかなか庶民的で、興味深い描写です。
反王室のブレア夫人や、初会見で女王の威厳にたじろぐブレア首相の様子など...くすくす笑い、苦笑、冷笑...が味わえます。
また、徹底して王室のことしか考えないエジンバラ公には(ベイブのおじいちゃん)ジェームズ・クロムウェルが演じています。
女王におずおずとお伺いをたてる、気弱そうなチャールズ(アレックス・ジェニングス)...全く似てなくて、従者と間違ってしまうほどのオーラ無し。
本当にこんなにダイアナを擁護したのかしら?と思ってしまいます。
いやはや、どこまで本当なのでしょうか?
最初のシーンも...あの夜のダイアナを追いかけるパパラッチの追跡から始まり、非常に臨場感があります。実際のフィルムも混ぜて使い、リアルです。
ただ言える事は、女王はダイアナと確執があった、そして嫌いだったのは、確かだろうなと。

この間、ウィリアム王子の恋の破局報道について、あるプレスが『英国王室は、自分達の体面しか考えてないのよ』と、ミもフタも無い言い方をしていましたが、その通りかも知れません。
しかし、この映画を観ていたら”体面!それで何が悪い。女王は女王で頑張っているじゃないか”という気がしてきます。
英国王室の権威と威厳の為に、そして国民の為に、まだなにも分からない少女の頃から人生を捧げてきたんですから。
この映画、女王賛美とまでいかなくとも、女王への理解と共感を抱かせるのに、少なからず役に立っている、と思います。
ただ、最後、ダイアナが一瞬こちらを見たショットに、はっとさせられます。
美しくてチャーミングな人でした。
この人のおとぎ話のような結婚式から、不幸な結婚生活、悲劇的な最後を思うと、ダイアナから見た英国王室をやっぱり考えてしまいます...。
あの時の英国王室の内実なんて、ダイアナから見た場合、チャールズ側から見た場合、女王側から見た場合、180度違うだろう。それこそ”羅生門”スタイルで描かないと、真実が見えて来ないでしょう。
英国王室は興味深いし、週刊誌的興味はつきない。
でも、今を生きる若い王子たちも居る...やはりブレア首相が言うように『そっとしておくべきだ』が一番良い、と思いました。
一番のもうけ役は ”ブレア”首相でしょう。
最後に、さりげなく女王への慰めや励ましを忘れません。
トップに居る者の苦悩と共感が、あの時、2人の間に流れたように見えました。
女王への敬意を忘れない、ベストを尽くす誠実な首相に見えましたぜ。
この映画は大手シネコンじゃないので、映画館で観るべきか?迷うところでしょう。
すごくストーリーが起伏にとんで面白い...ちゅう事は、ありません。
むしろ、心理劇なんで、女王の心の動きや苦悩を、じっくり見せられるハメになるので、長く感じられます(104分だけど)レンタルだと、早回しする不逞のやからがいます(←私。よくやる...)
だから、それ故、映画館でじっくり観る事を、お勧めします。
ともかく、ヘレン・ミレンの演技は ”Fine”です!
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この間、TVをぽちっと付けたら『ロッキー 4・炎の友情』をやっていました。
知らんかった。もう最終ラウンド?!あわてて録画しました(←似顔絵の資料になる)
ソ連の選手ドラゴと打ち合い、ノックアウト!皆で、汗と涙のテン・カウント。やったー!
すると、あのテーマ曲がかぶさり...おぉっと待てよ。激しい既視感。観て来たばかりの『ロッキー・ザ・ファイナル』とだぶる...。そういえば『ロッキー1』も、同じ作りだったわね~。

私は『ロッキー』の1と2はちゃんと観たんですが、3、4、5はこのように見かけただけで、しっかり観ていません。でも、今度が最後なので(まさかライジングとか無いよね)お別れを告げる意味で、観に行ってきました。
私は、この人の顔と着やせしない体が苦手だったんで、実を言うと好きじゃなかったんですが...。
この間、TVのインタビューで『...ファイナル』の時より太っていて、眼を開けるのもシンドそうなシルベスターが、案外笑えるコメントで上手く切り返していたので、少し好きになりました。
で、今度の『ロッキー・ザ・ファイナル』も、思ったより良かったです。
まず、短い。103分で、ここ!という所でスキっと終わっている(最近、長い映画が多かった...)
色んなお約束も見せてくれる...生卵の一気飲み、フィラデルフィア美術館の階段一気上り、ぶらさがり精肉豚へのぼこぼこパンチ・トレーニング。懐かしいメンツも揃え、ここぞという時に、あのテーマ曲を流してくれる...。ベタベタでも、だんだん感動してきます。
元気が無い時、今のテンポのいい曲より、昔の遅いテンポのシンプルなロックを聴いていると元気になれる...そんな感じです。
ロッキーが初老期に入り、愛する妻エイドリアンに先立たれ...”イタリアの種馬、ロッキー”の貴重な一粒種のロバートとは、心がすれ違い...孤独で虚しさを感じる日々。
前作 5では”ロッキー・ジュニア”は、セージ・スタローン(実の息子)がやっていましたが、今回は不参加。
ロッキーが息子に語る場面は、何だか実の息子さんへのメッセージのような気がしました...。
私もブログを借りて、息子に言ってる時がありますもん。息子は『長っ!イラストブログなのに、文、長過ぎっ』と言ってましたから、読んでないでしょうが...。
そして自らを奮い立たせる為に、もう一度リングに挑戦。
60歳ですよ。シルベスター・スターローンって。あぁ、脱がないで!って思いました(笑)
ラスベガスのリングで、フットワークのシーン、足がもつれていました。
これ、演技じゃなくマジでしょう。
リングアナの実況も、ロッキーが花道を出て来る所から、言いたい放題で、笑えました。
試合の場面は、迫力でした。

日本でも団塊の世代、アメリカでもベビーブーマーの世代が元気です。
『ロッキー・ザ・ファイナル』は、最初から作ろうと思っていたのか?
いやいや、こういうシニアパワーに押されて、出るべきして出た作品かも知れませんね。
もちろん、どんな世代にも、元気になりたい時に観るといいです。
どんなにベタベタでも、元気になりたい時ってありますからね...。
『まだ、お前の人生のゴングは鳴ってないんだ』by 老トレーナー、ミック
『どんな強く打ちのめされても、こらえて前進することだ。そうすれば勝てる』by ロッキー
↓あのテーマソングを聴くと、思わずハイになる人、クリックよろしく!
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すると、あのテーマ曲がかぶさり...おぉっと待てよ。激しい既視感。観て来たばかりの『ロッキー・ザ・ファイナル』とだぶる...。そういえば『ロッキー1』も、同じ作りだったわね~。

私は『ロッキー』の1と2はちゃんと観たんですが、3、4、5はこのように見かけただけで、しっかり観ていません。でも、今度が最後なので(まさかライジングとか無いよね)お別れを告げる意味で、観に行ってきました。
私は、この人の顔と着やせしない体が苦手だったんで、実を言うと好きじゃなかったんですが...。
この間、TVのインタビューで『...ファイナル』の時より太っていて、眼を開けるのもシンドそうなシルベスターが、案外笑えるコメントで上手く切り返していたので、少し好きになりました。
で、今度の『ロッキー・ザ・ファイナル』も、思ったより良かったです。
まず、短い。103分で、ここ!という所でスキっと終わっている(最近、長い映画が多かった...)
色んなお約束も見せてくれる...生卵の一気飲み、フィラデルフィア美術館の階段一気上り、ぶらさがり精肉豚へのぼこぼこパンチ・トレーニング。懐かしいメンツも揃え、ここぞという時に、あのテーマ曲を流してくれる...。ベタベタでも、だんだん感動してきます。
元気が無い時、今のテンポのいい曲より、昔の遅いテンポのシンプルなロックを聴いていると元気になれる...そんな感じです。
ロッキーが初老期に入り、愛する妻エイドリアンに先立たれ...”イタリアの種馬、ロッキー”の貴重な一粒種のロバートとは、心がすれ違い...孤独で虚しさを感じる日々。
前作 5では”ロッキー・ジュニア”は、セージ・スタローン(実の息子)がやっていましたが、今回は不参加。
ロッキーが息子に語る場面は、何だか実の息子さんへのメッセージのような気がしました...。
私もブログを借りて、息子に言ってる時がありますもん。息子は『長っ!イラストブログなのに、文、長過ぎっ』と言ってましたから、読んでないでしょうが...。
そして自らを奮い立たせる為に、もう一度リングに挑戦。
60歳ですよ。シルベスター・スターローンって。あぁ、脱がないで!って思いました(笑)
ラスベガスのリングで、フットワークのシーン、足がもつれていました。
これ、演技じゃなくマジでしょう。
リングアナの実況も、ロッキーが花道を出て来る所から、言いたい放題で、笑えました。
試合の場面は、迫力でした。

日本でも団塊の世代、アメリカでもベビーブーマーの世代が元気です。
『ロッキー・ザ・ファイナル』は、最初から作ろうと思っていたのか?
いやいや、こういうシニアパワーに押されて、出るべきして出た作品かも知れませんね。
もちろん、どんな世代にも、元気になりたい時に観るといいです。
どんなにベタベタでも、元気になりたい時ってありますからね...。
『まだ、お前の人生のゴングは鳴ってないんだ』by 老トレーナー、ミック
『どんな強く打ちのめされても、こらえて前進することだ。そうすれば勝てる』by ロッキー
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何気に『ビストロ・スマップ』のジュリーを見ていたら、ええっ、ヒュー・グラントが?!
次のコーナーの『ハリウッド・スター、いそう大賞』に出ていた...。
いるよね、いるよね、こんな人?!というのを”欽ちゃんの仮装大賞”形式でやるわけ。

なんで『ビストロ・スマップ』のほうへ出ないのー!残念!
でも、このコントのように、忙しいのかも知れませんね...。
ちょっと見ないと、劣化するお年頃のヒュー・グラント...でも”少し(だいぶ)壊れかけた色男役”が定着しつつあるから、大丈夫。やつれ具合もププっと笑えて、素敵。
『モーリス』の頃は、ピカピカの美青年でしたね。
まぁ、同じボーイズ・ラブなら、私は『アナザーカントリー』のほうが好きでしたが、ふふ。
『ブリジット・ジョーンズの日記』も『アバウト・ア・ボーイ』も『ラブ・アクチュアリー』も、ナルシストで女好きでダメな色男ぶりが、サイコーに笑えて和ませてくれました。
ロマンチック・コメディーの貴公子です。
『ラブソングができるまで』も、観たい映画の一つですが...GWはたくさんあり過ぎ!
おまけに、DVDも沢山イイのが発売されるんですよ。はぁ~。
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いるよね、いるよね、こんな人?!というのを”欽ちゃんの仮装大賞”形式でやるわけ。

なんで『ビストロ・スマップ』のほうへ出ないのー!残念!
でも、このコントのように、忙しいのかも知れませんね...。
ちょっと見ないと、劣化するお年頃のヒュー・グラント...でも”少し(だいぶ)壊れかけた色男役”が定着しつつあるから、大丈夫。やつれ具合もププっと笑えて、素敵。
『モーリス』の頃は、ピカピカの美青年でしたね。
まぁ、同じボーイズ・ラブなら、私は『アナザーカントリー』のほうが好きでしたが、ふふ。
『ブリジット・ジョーンズの日記』も『アバウト・ア・ボーイ』も『ラブ・アクチュアリー』も、ナルシストで女好きでダメな色男ぶりが、サイコーに笑えて和ませてくれました。
ロマンチック・コメディーの貴公子です。
『ラブソングができるまで』も、観たい映画の一つですが...GWはたくさんあり過ぎ!
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まぁ、驚き!若きハンニバル・レクター演じるギャスパー・ウリエルは、雑誌や映画チラシで見るより、映像で観たほうがずっと綺麗です!

この映画、好きでした。きりきりと痛い愛で。
でも、最後の終わり方は、全然、納得できません。
不良少年は、タフに生きて、愛を獲得して欲しかったから。
若きハンニバルが、初めてレディー・ムラサキの家でがっついて食べている姿...まぁ『かげろう』を思い出しました。『GOAL!』に出てきそうな坊主頭の野性的な少年でした。
相手役は、まだ何とか美貌が残っているエマニュエル・ベアール。
エマニュエルに関しては『美しき諍い女』の裸のほうが好きですが、ふふ。
ギャスパー君、年上の女に可愛がられる役が似合っています。
つまり、色気がある人なんですね。
でも、こんなに洗練され優雅になったとは、思いもよらなかったです。
お肌も綺麗だし、指先まで綺麗。この映画の為に磨き上げた感じです。
さて、若きハンニバル・レクターに多大な影響を与える”レディ・ムラサキ”に、コン・リー。
親族を広島の原爆で無くし、剣道も嗜み、鎧兜を拝んでいる...私には、コン・リーがどうしても中国人に見えてしまうし、この妙~な日本文化にも違和感がありました。
せめて、鎧兜は飾るだけにして、仏像を拝んで欲しかった..かな。
それに、生首はお供えしないし。
真に”日本文化”が好きというより ”日本市場”が好きって感じですね、この扱い方だと。
ただ、ハンニバル・レクターと日本刀は、よく似合う!日本刀は美しい、と改めて思いました。
コン・リーは『さらばわが愛/覇王別姫』や『SAYURI』など修羅場をくぐった眼差しで迫力のある女優なんで、日本人の中からチョイス出来なかったのでしょうね。
残念。もっと世界に出でよ、日本人女優。
まぁでも観ていると、コン・リーはまだまだ綺麗!(41歳ぐらいですよね?)だし、健闘していました。

『羊たちの沈黙』は、シリーズの中でも”サイコ・サスペンス”として傑出した映画でした。
プロファイリングや『検屍官』のように緻密な科学捜査を駆使し、当時としては新鮮。
FBIの内部事情や犯人宅突入のタイムラグまで、二転三転し、クラリスとレクター博士の緊張感あふれる対決にも魅了されました。
私は、今回、前エントリーの"レクター博士"を描く為に『羊たちの沈黙』を、嫌というほど繰り返し観ました。
レンタルDVDを超過して、また借りたので、店員さんに思い切り変な眼で見られました。
きっと店の”ヘンタイ・リスト”に載っている事でしょう(泣く)
それで感じたのは、つくづく『羊たちの沈黙』がよく出来ている!という事でした。
今度の映画は、前宣伝の時からストーリーもネタバレしてるし、サスペンスとしては不利なんで、比べられません...。比べたくないし...。
”レクター博士”が、どうやって生まれたのか?”を明らかにする今回の映画、主人公が違い過ぎて『羊たちの沈黙』と同列に繋がっているようには、みえません。
若き日のハンニバル・レクターは、妹の復讐はきっかけで、元々、彼の中にあったものが出て来たんだと、思います。だって、喜々として殺していますから、あれは”快楽性殺人”でしょう。
あの少年期に、心のヒューズが飛んで前頭葉に何らかの作用が働き、制御不可能になったのかも...。
外見も、ギャスパー・ウリエルとアンソニー・ホプキンスなんて違いすぎるし。
ギャスパーが年とってメタボリックで骨粗鬆症になったとしても、骨格が違うし、足の長さも違う。おいおい。
う~ん、こりゃあ別種の映画です。
でも、ギャスパー・ウリエルの魅力で観れる映画です。悪くありません。
レディ・ムラサキとの微妙な距離感も、色っぽいです。
この映画は、残虐さも少し抑え気味で、猟奇的なものは香辛料や刺激剤として振り掛け...そして、あくまでギャスパー・ウリエルがウリです。
続きも、ありそうな終わり方でした。
ハンニバル・シリーズの映画を語るというより、ギャスパー君を語るレビューになってしまいました。失礼しました。
ギャスパー君のおかげで、そこはかとなくセクシーさが漂う映画になっています。
このタイプが好きなら、女性にお薦め。
↓鎧兜のマスクをちょっと付けてみたい...なぁんて思った人は、ぽちっとしてね!
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夜中に...怖い絵を描いたり、怖い小説を読んでいる時、何かゾワっとする事があります...。
誰か後ろにいるような気がするし、どこか家がきしむ音が...。
一番あるのは、イヤホンで音楽を聞いてると、いつもの音と音の間にノイズが入る事...。何か、人の声のような...。これ、本当にぞっとします。そういう事、ありませんか?
レクター博士も、生きている人間とはいえ、ちょっと怖いお人です(いや、かなり)
『羊たちの沈黙』を観た時の衝撃といったら!歴代のハンニバル・シリーズの中で、私にとって特別な位置にあります。この映画を観た後、『FBI心理捜査官』や『検屍官』(パトリシア・コーンウェル)にハマリました。しばらくは、この路線。
トマス・ハリスは『ハンニバル』だけ読んだのですが、読後感があまりにも気分が悪くて、それ以降、読んではいません。映画より、怖いというか気持ち悪くて、嫌悪感もありました。
文庫本で買いやすいのに、残念です。
それでも、このレクター博士を創り出してくれたのですから、感謝しないといけませんね。

『羊たちの沈黙』の頃のホプキンスは、まだ若くて細いんですね。
じ~と見て描いていると、話し方も眼も、魅力的。思わず引き込まれてしまい、幻惑されてしまいます。
品の良さとインテリジェンスの中に、見え隠れする狂気。
レクター博士は、アンソニー・ホプキンス以外の人は考えられません!

クラリス演じるジョディ・フォスターも、美しい。
レクター博士と対話する場面だけでも、見応えがあります。
彼女の恐怖心と緊張がないまぜになった表情は、とても美しい、と思います。
クラリスとレクター博士がいない物語は、淋しいですが...。
明日『ハンニバル・ライジング』を、観に行く予定です♪
よっしゃー!
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補足すると”少年が育てる架空生物は、なぜ早く成長するのか?”

図書館から『エラゴンー遺志を継ぐ者ー』がきています、と連絡をもらった。年末にエラゴンの映画を観た時は、原作を読みたいと思ったけど...え~今頃~?!
図書館のリクエスト本は、忘れた頃にやって来る...。
それに『早く読んで下さいね。待ってる人が多いから』と釘を刺されてしまい。思ったより、むちゃくちゃ厚いんですけど~(汗)
そういえば、この『エラゴン』に出て来る竜のサフィラは、すんごく成長が早かったですね(笑)
少年が世話する事無く、勝手にネズミを捕って食べ、飛んで戻って来ると、もうデカクなっていました。
いや~よく出来た生物です。ウチの犬も息子も、これくらい世話をかけずに立派に育ってくれればいいんですけど...(特に息子)

去年のGWに公開された『小さき勇者たち~ガメラ~』なんですが、この映画のガメラも、すごいスピードで成長します。最初は、ケツメリクガメを実際に使っています。
ガメラの第一作目は、悪役だったのにかかわらず、子供を助ける怪獣だったようで、カメの愛嬌ある体型と共に、ガメラは”子供の味方”として定着していったのでしょうね。
特に、この映画のガメラは可愛くて、子供向けかも知れません。
少年と生き物...よく似合います。竜もガメラも、卵から育てます。
卵を見つけた時点で、その少年は”選ばれし者”なんですね。
生まれたばっかりの生き物なんて、おっぱいを2~3時間おきにやり世話をするのが定説なんですが、なんせ拾ったのが気の利かない少年ですから、手を煩わせる事なく、すくすくと大きくなるんですね。い~なぁ~。手をかけなくとも立派にいい子に育つんですよ。
この架空生物たちが、早く成長するのは...今そこにある危機や敵が、存在するからでしょう。
学校の寄せ書きで『もっと大人になれよ』と同級生に書かれた息子...こいつは、危機も敵も無いので、なかなか成長しないのでしょうか?!
将来、ニートとパラサイト・シングルにだけにはならないで欲しい...と、つらつら考える私でした。

この映画のガメラは”トト”と名付けられます。
主人公の透少年のことを、亡くなった母が”とと”と呼んでいたからです。
この透少年も、早く大人になってゆくでしょうね。
怪獣が暴れ回るにしては”静けさ”がある映画でした。
少し淋しい少年や、ガメラのエネルギー源である石を、無言でリレーする子供たちのせいでしょうか。過去にはギャオス、今はジーダスから街を守るガメラ。
可愛過ぎて、弱そうなガメラちゃんでした。
丸っこい体がビルに付き刺さっていた時は、可哀想で(ぐすん)同情を誘う造型でしたね。
その分、ぐっと子供の心に近づいたことでしょう。
『ガメラって、かみつきガメの進化形じゃないんだ』(それを言うならワニガメだろ)とか『リクガメだったんだー』とか、息子達は言い、夫も『飛び方はフワフワ飛んだり、ジェット気流で手裏剣のように飛んだりするんだよね』とか、わいわい言って、観ていました。
なんつーか、怪獣やウルトラマンなどの特撮ものは”昔の男の子”と”今の男の子”のものですね。
今年のGWの子供向け映画は『クレヨンしんちゃん』や『名探偵コナン』など。
大人向けは、濃くて刺激的な映画が多いので、少し疲れたら子供と一緒にこういうのもイイかも知れません。
コアな怪獣ファンで『こんな可愛いガメラ、許せるかっ!』と思っている”昔の少年”は、この本でもどうぞ。
特に『空想科学読本』の2は、特撮系でいっぱいです。
あのガメラが回転ジェットで飛ぶと...どうなるかっ?!
なんと、焼き肉になるそうです!
あぁ、もっと夢をぶちこわしてしまいましたね(笑)
皆さん、とにかく、いいGWを!!
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図書館から『エラゴンー遺志を継ぐ者ー』がきています、と連絡をもらった。年末にエラゴンの映画を観た時は、原作を読みたいと思ったけど...え~今頃~?!
図書館のリクエスト本は、忘れた頃にやって来る...。
それに『早く読んで下さいね。待ってる人が多いから』と釘を刺されてしまい。思ったより、むちゃくちゃ厚いんですけど~(汗)
そういえば、この『エラゴン』に出て来る竜のサフィラは、すんごく成長が早かったですね(笑)
少年が世話する事無く、勝手にネズミを捕って食べ、飛んで戻って来ると、もうデカクなっていました。
いや~よく出来た生物です。ウチの犬も息子も、これくらい世話をかけずに立派に育ってくれればいいんですけど...(特に息子)

去年のGWに公開された『小さき勇者たち~ガメラ~』なんですが、この映画のガメラも、すごいスピードで成長します。最初は、ケツメリクガメを実際に使っています。
ガメラの第一作目は、悪役だったのにかかわらず、子供を助ける怪獣だったようで、カメの愛嬌ある体型と共に、ガメラは”子供の味方”として定着していったのでしょうね。
特に、この映画のガメラは可愛くて、子供向けかも知れません。
少年と生き物...よく似合います。竜もガメラも、卵から育てます。
卵を見つけた時点で、その少年は”選ばれし者”なんですね。
生まれたばっかりの生き物なんて、おっぱいを2~3時間おきにやり世話をするのが定説なんですが、なんせ拾ったのが気の利かない少年ですから、手を煩わせる事なく、すくすくと大きくなるんですね。い~なぁ~。手をかけなくとも立派にいい子に育つんですよ。
この架空生物たちが、早く成長するのは...今そこにある危機や敵が、存在するからでしょう。
学校の寄せ書きで『もっと大人になれよ』と同級生に書かれた息子...こいつは、危機も敵も無いので、なかなか成長しないのでしょうか?!
将来、ニートとパラサイト・シングルにだけにはならないで欲しい...と、つらつら考える私でした。

この映画のガメラは”トト”と名付けられます。
主人公の透少年のことを、亡くなった母が”とと”と呼んでいたからです。
この透少年も、早く大人になってゆくでしょうね。
怪獣が暴れ回るにしては”静けさ”がある映画でした。
少し淋しい少年や、ガメラのエネルギー源である石を、無言でリレーする子供たちのせいでしょうか。過去にはギャオス、今はジーダスから街を守るガメラ。
可愛過ぎて、弱そうなガメラちゃんでした。
丸っこい体がビルに付き刺さっていた時は、可哀想で(ぐすん)同情を誘う造型でしたね。
その分、ぐっと子供の心に近づいたことでしょう。
『ガメラって、かみつきガメの進化形じゃないんだ』(それを言うならワニガメだろ)とか『リクガメだったんだー』とか、息子達は言い、夫も『飛び方はフワフワ飛んだり、ジェット気流で手裏剣のように飛んだりするんだよね』とか、わいわい言って、観ていました。
なんつーか、怪獣やウルトラマンなどの特撮ものは”昔の男の子”と”今の男の子”のものですね。
今年のGWの子供向け映画は『クレヨンしんちゃん』や『名探偵コナン』など。
大人向けは、濃くて刺激的な映画が多いので、少し疲れたら子供と一緒にこういうのもイイかも知れません。
コアな怪獣ファンで『こんな可愛いガメラ、許せるかっ!』と思っている”昔の少年”は、この本でもどうぞ。
特に『空想科学読本』の2は、特撮系でいっぱいです。
あのガメラが回転ジェットで飛ぶと...どうなるかっ?!
なんと、焼き肉になるそうです!
あぁ、もっと夢をぶちこわしてしまいましたね(笑)
皆さん、とにかく、いいGWを!!
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今日は、ちょっとしたエントリーです...

春休みも終わり、映画館もそろそろ子供向きから大人向きへと、模様替え...とすぐGWなんで、アニメも目白押し。
でもでも、よ~く調べたら、4月は困るくらい、大人も観たい映画がいっぱいです!
私的には、1~2週間にいっぺんくらいが、ワクワクして好きなんですが、そう言ってもいられない!
4/14(土~ クィーン(先行上映、日比谷シャンテシネ)他は4/21(土)~
4/20(金)~ ロッキー.ザ・ファイナル
4/21(土)~ ハンニバル・ライジング、ラブソングができるまで、こわれゆく世界の中で、神童
4/28(土)~ バベル、ゲゲゲの鬼太郎
5/1(火)~ スパイダーマン3 ...などなど、たくさんっ!
4月は、頑張って観れたら観るぞ~!描くぞ~!
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春休みも終わり、映画館もそろそろ子供向きから大人向きへと、模様替え...とすぐGWなんで、アニメも目白押し。
でもでも、よ~く調べたら、4月は困るくらい、大人も観たい映画がいっぱいです!
私的には、1~2週間にいっぺんくらいが、ワクワクして好きなんですが、そう言ってもいられない!
4/14(土~ クィーン(先行上映、日比谷シャンテシネ)他は4/21(土)~
4/20(金)~ ロッキー.ザ・ファイナル
4/21(土)~ ハンニバル・ライジング、ラブソングができるまで、こわれゆく世界の中で、神童
4/28(土)~ バベル、ゲゲゲの鬼太郎
5/1(火)~ スパイダーマン3 ...などなど、たくさんっ!
4月は、頑張って観れたら観るぞ~!描くぞ~!
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レッドソックスの本拠地、フェンウェイパーク。松坂、イチローと対決!

スゴいです。何がスゴいって、記事をエントリーしないうちに、メジャー関係のTBがガンガン飛んで来ています(汗)
『ちょ、ちょお、待てよっ』とキムタクみたく言いたくなる私でした。
ちょっと更新をさぼっている私としては、焦ってしまいます。皆さん、早いですね。
さて、松坂投手、メジャー2戦目。先発登板するも...結果は0-3で、初黒星。
2回に1失点。5回に3安打を浴びて、2点を失う。103球を投げ7回降板。
マリナーズの21歳のエース、ヘルナンデスは快調!の勝利...という事でした。

松坂は、イチローとは7年ぶりの顔合わせ。4打席無安打に抑えた。
イチローと対戦するのが嬉しかっただろうし、意識し過ぎたのか、その後の打者に打ち込まれる。
もうイチローは、一番好きな選手です。
何が良いかと言うと...顔が....。あ~、不純な動機ですね。柴犬系の顔に弱いですね。
業績は、言わずもがなです。
日本の居た頃もメジャ-に行ってからもあのWBCも、再確認しました。
より好きになりました。
『彼に対しては挑戦者でいたいと思います』
『彼は、いつだって、僕を奮い立たせてくれると思う』とイチローは言い。
また松坂も『一番、対戦したいと思うのは、イチローさん』
尊敬に値する先輩メジャーリーガー、イチローと、怪物と言われた松坂投手...2人の思いが伝わってくるようで、観ているこちらもドキドキしました。

城島には、2塁打を2本も浴びた。
『日本に居る時と同じように、打たれました』と松坂。
『イチローさんに力を使い果たした後、僕に来たという感じですね』と城島。
イチローに全神経を使い過ぎたのでしょうか?!
城島は、佐世保出身で釣りが非常に好きなんです。
私の実家はこの近くなんで、城島には何となく親近感があるんです。
彼の屈託の無さと笑顔がイイですね。
ユニフォームと帽子を脱ぐと、誰だか分からない...長谷川滋利がインタビュアーでした。
松坂は、先輩メジャーリーガーだった長谷川に、気を使っているようで、丁寧に答えていました。小さい頃から、野球部の掟を守ってきた優等生の松坂クンなのでありました(笑)
長谷川も、英語力と親しみやすさで、メジャーのチームに溶け込んできた選手です。
地味に思えますが、一度もマイナー落ちした事が無い日本人投手です。
他の野球選手とは違うアプローチの仕方で、順応力も高く、何冊も専門書を読む、努力家。
知性が、額に出ています(笑)
野球選手らしくないけど、こういう人も観てて楽しいなぁ~、という感じで、好きでした。
日本人のメジャーリ-ガー...もう色んなタイプが、います。スゴい時代になりましたね。
あっそうそう、詳しい試合経過と結果、分析は...↓のTBを見てください。
私のは、詳しくありませんから(笑)
↓日本人メジャーリーガーの活躍はすげえぇーぜー!と思った方は、クリックをよろしく!
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スゴいです。何がスゴいって、記事をエントリーしないうちに、メジャー関係のTBがガンガン飛んで来ています(汗)
『ちょ、ちょお、待てよっ』とキムタクみたく言いたくなる私でした。
ちょっと更新をさぼっている私としては、焦ってしまいます。皆さん、早いですね。
さて、松坂投手、メジャー2戦目。先発登板するも...結果は0-3で、初黒星。
2回に1失点。5回に3安打を浴びて、2点を失う。103球を投げ7回降板。
マリナーズの21歳のエース、ヘルナンデスは快調!の勝利...という事でした。

松坂は、イチローとは7年ぶりの顔合わせ。4打席無安打に抑えた。
イチローと対戦するのが嬉しかっただろうし、意識し過ぎたのか、その後の打者に打ち込まれる。
もうイチローは、一番好きな選手です。
何が良いかと言うと...顔が....。あ~、不純な動機ですね。柴犬系の顔に弱いですね。
業績は、言わずもがなです。
日本の居た頃もメジャ-に行ってからもあのWBCも、再確認しました。
より好きになりました。
『彼に対しては挑戦者でいたいと思います』
『彼は、いつだって、僕を奮い立たせてくれると思う』とイチローは言い。
また松坂も『一番、対戦したいと思うのは、イチローさん』
尊敬に値する先輩メジャーリーガー、イチローと、怪物と言われた松坂投手...2人の思いが伝わってくるようで、観ているこちらもドキドキしました。

城島には、2塁打を2本も浴びた。
『日本に居る時と同じように、打たれました』と松坂。
『イチローさんに力を使い果たした後、僕に来たという感じですね』と城島。
イチローに全神経を使い過ぎたのでしょうか?!
城島は、佐世保出身で釣りが非常に好きなんです。
私の実家はこの近くなんで、城島には何となく親近感があるんです。
彼の屈託の無さと笑顔がイイですね。

松坂は、先輩メジャーリーガーだった長谷川に、気を使っているようで、丁寧に答えていました。小さい頃から、野球部の掟を守ってきた優等生の松坂クンなのでありました(笑)
長谷川も、英語力と親しみやすさで、メジャーのチームに溶け込んできた選手です。
地味に思えますが、一度もマイナー落ちした事が無い日本人投手です。
他の野球選手とは違うアプローチの仕方で、順応力も高く、何冊も専門書を読む、努力家。
知性が、額に出ています(笑)
野球選手らしくないけど、こういう人も観てて楽しいなぁ~、という感じで、好きでした。
日本人のメジャーリ-ガー...もう色んなタイプが、います。スゴい時代になりましたね。
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私のは、詳しくありませんから(笑)
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ダイヤモンドは買うな!って?!いや、自慢じゃないけど縁が無いし...。
この地域のダイヤモンドは、残虐な反乱軍(RUF)の武器の資金源になる血にまみれた”紛争ダイヤ”だった!
最近『ホテル・ルワンダ』等、アフリカ物の映画が公開されていますが、私は観ていません。
だから、この映画を観た時、衝撃的でした。
私としては、アフリカのこうした世界を素材としたストーリーは、未知の分野。
本当に驚きでした。
ロングショットで撮られたアフリカの風景は綺麗なのに、近くに照準を合わせると、死体がごろごろ転がっている...。
内乱地域の悲惨な現実。
年端もいかない少年を誘拐、洗脳して、兵士に仕立て上げる...という話は、新聞記事で読んだ事があります。
割と前だったのですが、この映画も90年代のアフリカ、シエラレオネ共和国。
あのルワンダの内乱も、この頃ですね。

レオナルド・ディカプリオ演じるダニー・アーチャーは、白人国家ローデシア出身(今は、ジンバブエ)幼い頃、父母を殺され、10代の頃から傭兵暮らし。自国の内乱の時は、白人も黒人も一緒になって戦ったのに、結局は、みんな利権の為だった...。そんな現実に幻滅したアーチャーは、ニヒルなダイヤの密売人となる。
レオナルド・デカプリオだから、つい感情移入しちゃうんですが、よく考えてみれば、ただのダイヤの密売人なんです。そう、金の為なら何でもするタイプの。
それが、ピンクのダイヤを探す途中で、だんだんと変わってゆく気がしました...。
この映画のデカプリオは、最近観た出演作の中で出色です。
『キャッチ ミー イフ ユー キャン』の淋しいウサギちゃんの天才詐欺師役も、かなり好きだったのですが、今度のデカプリオには、脱帽です。
ソロモンを演じるのは、ジャイモン・フンスー。
(グラディエーターにも出ていた)
漆黒の肌、静謐な眼差し、その巨体でぬうっと立っていると、存在感があります!この人、いいですね。
危険な内乱地帯に入り、ダイヤを探す3人。
1人は、マディー(ジェニファー・コネリー)ジャーナリスト。ジェニファーは『ラビリンス』の美少女から、筋肉質のタフな美人になりましたね。
その眼差しの強いことといったら!
もう1人は、内乱軍(RUF)に自分と家族の運命を、めちゃめちゃにされたソロモン。
マディーは、記事を書くため。
ソロモンは、誘拐された息子を捜すため。
もちろん、アーチャーはダイヤを手に入れるため。
お互いを利用する事に...しかし、お互いの間に、少しずつ芽生える共感。
特に、アーチャーとソロモンの禅問答のようなやりとりは、印象的でした。
『子供はいるのか?結婚しているのか?ダイヤを手に入れたら、満足するのか?そしたら、結婚して子供を作るのか?』とソロモンは訊ね、アーチャーの答えは、全部Noでした...。
『お前の考えが理解できない』とソロモンは頭を抱えます。
ホントに、この時アーチャーのやってる事が、全て色褪せてみえました。
アーチャーも、ソロモンの人間としての根源的な考えかたや生き方に、敬意を抱き始めたようでした。
私、この映画、最後のほうで不覚にも涙が出てしまいました。
重い映画ですが、ぐっと引き込まれるストーリーとそれぞれのキャラクターも魅力的です。
見応えのある映画でした!ぜひ、映画館で鑑賞されることをお薦めします。
↓ダイヤモンドを沢山持ってる人も、持ってない人も、クリック、よろしく!
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この地域のダイヤモンドは、残虐な反乱軍(RUF)の武器の資金源になる血にまみれた”紛争ダイヤ”だった!

だから、この映画を観た時、衝撃的でした。
私としては、アフリカのこうした世界を素材としたストーリーは、未知の分野。
本当に驚きでした。
ロングショットで撮られたアフリカの風景は綺麗なのに、近くに照準を合わせると、死体がごろごろ転がっている...。
内乱地域の悲惨な現実。
年端もいかない少年を誘拐、洗脳して、兵士に仕立て上げる...という話は、新聞記事で読んだ事があります。
割と前だったのですが、この映画も90年代のアフリカ、シエラレオネ共和国。
あのルワンダの内乱も、この頃ですね。

レオナルド・ディカプリオ演じるダニー・アーチャーは、白人国家ローデシア出身(今は、ジンバブエ)幼い頃、父母を殺され、10代の頃から傭兵暮らし。自国の内乱の時は、白人も黒人も一緒になって戦ったのに、結局は、みんな利権の為だった...。そんな現実に幻滅したアーチャーは、ニヒルなダイヤの密売人となる。
レオナルド・デカプリオだから、つい感情移入しちゃうんですが、よく考えてみれば、ただのダイヤの密売人なんです。そう、金の為なら何でもするタイプの。
それが、ピンクのダイヤを探す途中で、だんだんと変わってゆく気がしました...。
この映画のデカプリオは、最近観た出演作の中で出色です。
『キャッチ ミー イフ ユー キャン』の淋しいウサギちゃんの天才詐欺師役も、かなり好きだったのですが、今度のデカプリオには、脱帽です。

(グラディエーターにも出ていた)
漆黒の肌、静謐な眼差し、その巨体でぬうっと立っていると、存在感があります!この人、いいですね。
危険な内乱地帯に入り、ダイヤを探す3人。
1人は、マディー(ジェニファー・コネリー)ジャーナリスト。ジェニファーは『ラビリンス』の美少女から、筋肉質のタフな美人になりましたね。
その眼差しの強いことといったら!
もう1人は、内乱軍(RUF)に自分と家族の運命を、めちゃめちゃにされたソロモン。
マディーは、記事を書くため。
ソロモンは、誘拐された息子を捜すため。
もちろん、アーチャーはダイヤを手に入れるため。
お互いを利用する事に...しかし、お互いの間に、少しずつ芽生える共感。
特に、アーチャーとソロモンの禅問答のようなやりとりは、印象的でした。
『子供はいるのか?結婚しているのか?ダイヤを手に入れたら、満足するのか?そしたら、結婚して子供を作るのか?』とソロモンは訊ね、アーチャーの答えは、全部Noでした...。
『お前の考えが理解できない』とソロモンは頭を抱えます。
ホントに、この時アーチャーのやってる事が、全て色褪せてみえました。
アーチャーも、ソロモンの人間としての根源的な考えかたや生き方に、敬意を抱き始めたようでした。
私、この映画、最後のほうで不覚にも涙が出てしまいました。
重い映画ですが、ぐっと引き込まれるストーリーとそれぞれのキャラクターも魅力的です。
見応えのある映画でした!ぜひ、映画館で鑑賞されることをお薦めします。
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カンザスシティーロイヤルズとの一戦で
メジャーデビュー!
7回10奪3振で、初勝利!おめでとう!松坂!
すみません。私は野球そんなに詳しくないですが、この数字は凄いんでしょうね。
ウチの男どもは、野球大好きです。
中日ファンです。
私は、ナイターが無いほうが有難いのですが、まぁ中日が勝ったほうが家内平和なんで何となく中日を応援しています。
スポーツニュースも一緒に眺めているので、有名選手は大体分かります。
私は、不純な動機(イチローが好き)と話題で野球を見るほうなんで、もち今年のハンカチ王子の甲子園は見ていました。
松坂も、甲子園の時は見ていました。
何でもマンガに絡める私ですが、あだち充『H2』のヒロに似ているなぁ、と勝手に思っていました。(TVはがっかり。ヒロは小柄な山田クンだし、野田は、細すぎっ!中尾クンだよっ!)
顔は全然っ違いますが(笑)体のプロポーションから投球フォームまでが、似ていると。
あだち充によると、桑田選手の投球フォームを参考にしたと、何かの記事で読んだ事があります。
あの頃から、金太郎のような笑顔で、童顔ですねぇ~。
『このプレッシャーと寒さ(気温2度)の中でよく頑張った。松坂のピッチングは観てて楽しい』とレッドソックス・オーナーは言ったそうですが、本当にワクワクしますね。
さて、今 ”少年サンデー”で連載中の『MAJOR』満田拓也
まだ、日本人選手がメジャーに行くなんて、でもって活躍するなんて、思いもつかない時からずっと連載しています。ウチも単行本46巻まで買いましたが、アキラメました。
今、何巻まで出てる?62巻くらい?!
あのWBCは、見ていました。まさか、日本が優勝するなんて思わなかったし、いつもはクールなイチロー選手の男気を見せてもらいました。南米チームの意地と心意気も。
このWBCで松坂選手の評価が上がり、今アメリカですごい騒がれようですね。
結構、呆気にとられています。
現在、マンガの『MAJOR』は、WBCの決勝戦でアメリカと戦っています(何しろ長~いのよ)
来週くらいで決着がやっと着きそうです。
では、実際の選手と顔を比べてみましょう。
松坂選手は”松若”として出てきますが、もう少し可愛く描いて欲しかった...と思います(笑)
”コジロー”ことイチローも目つき悪くて...ぐすん。
それに比べて”松尾”こと松井は、8割増くらい男前に描かれていて、思わずばりっとバットを折りそうになりました。
城島も、もう少しハンサムだと思うんだけど...第一、2人とも出てないし...と小一時間。

ごめん、ちょっと字が小さかったですね。ではでは。
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桜の向こうも、また桜。
薄紅色が煙って何処までも続く世界です。
しばらく...
ぼうぉと惚けていました。
写真も撮ったんで、見てください。



←助六、歌舞伎きっての色男ですが、彼は春爛漫の日に傘をさしています。
これは雨では無く、桜吹雪のための傘なのです。
何て、風流なんでしょう。
この日も風が吹くと、はらはらと桜の花びらが散りまくり...桜の雨が、降っている感じでした。
少女が、散って来る花びらをハンカチで受けて、集めていました。
男の子は、口で花びらを受けて食べていました。
これ、小さい頃、雪が降ってくると、よくやりましたね。

さて、ここでクイズです。
この絵の中に、いくつ”さくら”に関する歌が入っているでしょうか?
どれか、あなたの好きな歌があるかも知れませんね。
こうやって、歌詞をシャッフルして、遺伝子組み換えすれば、すぐ”さくら”の新しい歌詞が出来そうですね(笑)
2月は逃げる、さよなら3月、また来て4月...
4月は、新しい生活のスタートでもあります。
季節の変わり目でもあり、体調を崩さぬように...
あなたにとっていい新年度でありますように!
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周回遅れで、やっと『ホリディ』を観ました。もっと早く観たかったんですよ~。

ずっと風邪引いていて、上映中も咳が出て。今週は、映画館に行かないと思います。
なるべく、ジャック・ブラックががなりたててる時、ゴホゴホしてました。ごめんネ、ジャック。
ジャック・ブラックが『ジョーズ』や『卒業』のテーマ曲を口ずさむと、ダスティ・ホフマンがCD店に居るというサプライズもあり、色々と楽しい映画でした。
お互いの家を交換する2週間で、こんなにも運命を変える出逢いがあるなんて。
特に、アイリス(ケイト・ウィンスレット)は彼女の人柄と持ち味が、ほんのり幸せをを引き寄せたのでしょうね。
グラハム(ジュード・ロウ)とアマンダ(キャメロン・ディアス)のほうは、文句無しにうっとりと楽しめました。まぁ、美男美女なんで、色んな事はツッコまずに。
キャメロン・ディアスは、似顔絵を書いても結構個性的な顔をしているのに、チャーミングでカッコイイ人ですねぇ!今回、キャメロン・ディアスの魅力全開です。
大晦日のあとは、リアルな選択が待っていると思いますが、この結末でホッとしながら観ました。
アイリス(ケイト・ウィンスレット)は、いつも自分の事より他人の事を考えてしまう、ちょっと割の悪い人生をいつも歩むはめに。でも、感じの良い女性を演じています。
ケイト・ウィンスレット、古典的な美しさとふっくらとした体が、優しさを感じさせてくれます。
この女優さんは、今まであんまり印象に無かったんですよ。共演の男優しか、覚えてないです。
でも、この映画では、彼女がくっきりと心に焼き付きました。素敵でした。
こういうラブコメディって、時々観るとホッとします。他愛ない物でもいいんです。
自分に買った何粒かの美味しいチョコ、コップに一輪の薔薇...みたいな感じかな...。
なんか癒されます...。
こういう映画も、そうですね。ざらっと、ささくれだった気持ちの時、観るとふわ~とします。
素敵な男の人も出ていたんで、つい妄想モード...。
一緒にコーヒーなんぞ、飲んでみたいですね...。
『グラハム(ジュード・ロウ)は、ちょっとハンサムすぎて苦手だわ。ナル入って私のタイプじゃないわ』という方、おまかせください!
違うタイプを、ご用意しました。どうぞ!

歌って、ジョークもばんばん飛ばせるナイスガイ、マイルズ(ジャック・ブラウン)です。
この人の眼チカラは、すごいです。
キングコングも、くらくら?!
今回は、温かいイイ人役のジャック・ブラウンでした。
声が素敵でした。携帯で耳元で話されたら、ドキっとしてしまうかも。
ではでは、今日はふんわりとした気分になれました。
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ずっと風邪引いていて、上映中も咳が出て。今週は、映画館に行かないと思います。
なるべく、ジャック・ブラックががなりたててる時、ゴホゴホしてました。ごめんネ、ジャック。
ジャック・ブラックが『ジョーズ』や『卒業』のテーマ曲を口ずさむと、ダスティ・ホフマンがCD店に居るというサプライズもあり、色々と楽しい映画でした。
お互いの家を交換する2週間で、こんなにも運命を変える出逢いがあるなんて。
特に、アイリス(ケイト・ウィンスレット)は彼女の人柄と持ち味が、ほんのり幸せをを引き寄せたのでしょうね。
グラハム(ジュード・ロウ)とアマンダ(キャメロン・ディアス)のほうは、文句無しにうっとりと楽しめました。まぁ、美男美女なんで、色んな事はツッコまずに。
キャメロン・ディアスは、似顔絵を書いても結構個性的な顔をしているのに、チャーミングでカッコイイ人ですねぇ!今回、キャメロン・ディアスの魅力全開です。
大晦日のあとは、リアルな選択が待っていると思いますが、この結末でホッとしながら観ました。

ケイト・ウィンスレット、古典的な美しさとふっくらとした体が、優しさを感じさせてくれます。
この女優さんは、今まであんまり印象に無かったんですよ。共演の男優しか、覚えてないです。
でも、この映画では、彼女がくっきりと心に焼き付きました。素敵でした。

自分に買った何粒かの美味しいチョコ、コップに一輪の薔薇...みたいな感じかな...。
なんか癒されます...。
こういう映画も、そうですね。ざらっと、ささくれだった気持ちの時、観るとふわ~とします。
素敵な男の人も出ていたんで、つい妄想モード...。
一緒にコーヒーなんぞ、飲んでみたいですね...。
『グラハム(ジュード・ロウ)は、ちょっとハンサムすぎて苦手だわ。ナル入って私のタイプじゃないわ』という方、おまかせください!
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歌って、ジョークもばんばん飛ばせるナイスガイ、マイルズ(ジャック・ブラウン)です。
この人の眼チカラは、すごいです。
キングコングも、くらくら?!
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声が素敵でした。携帯で耳元で話されたら、ドキっとしてしまうかも。
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