映画やマンガを中心に、好きなものだけチョイス。下手甘イラスト付きレビューです。『笑いと元気』が合い言葉。
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『蟲師』は観ない
2007年03月29日 (木) | 編集 |
『蟲師』は観ようか?どうか迷っていた...。オダギリジョーも蒼井優も好きだし、どうしよう。

蟲239.jpg


こんな時には、映画ブログがつくづく便利。
特に、映画館で観るべきか?それとも観ないでレンタルまで待つか?と迷っている時。

評価額から星の数まで、付けたりして...辛口というか毒舌というか”プロじゃない強み”のレビュー。
それにしても、映画の感想って人によって千差万別だな~。
私と全然違う意見の所もあって、本当に面白い。
でも、今回は、なるべく自分と同じ意見を持つ映画ブログを読んで、決めた。

で『蟲師』は観ないことにした。


頼りになるなぁ~映画ブログ。

マスコミの映画評論家の意見なんか提灯記事が多いし、よいしょコメントもおすぎの絶叫CMも『あ~はいはい』と流すしか無い。この間の『スチームボーイ』も褒めてたからな。水蒸気や雲の描写が凄い!って。私は、映画館に駆けつけ正規料金で観たけど、雲や水蒸気や背景の素晴らしさを観たかったわけじゃない。空を舞っていた少年の場面は爽快感はあったけど、ストーリーも『...で何?』状態で、一番印象に残ったのは『鈴木杏って上手いな』ってこと。
”大友監督作品”ってものに、警戒感を抱いた瞬間だった。

大友克洋は『ハイウェイスター』『さよならにっぽん』『気分はもう戦争』を買って読んだ時、凄え!と感激した。絵の上手さと、日本人の細い眼をそのままリアルに描いて、新しいタイプのマンガ家だと思った。『童夢』『AKIRA』と続いて『AKIRA』は1巻だけ買って、おさらばした。『甲殻機動隊』に続く近未来物は、苦手だったので。

コクヨの事務用品のカタログを見ながら、破壊されたビルに飛び散る事務用品からネジの部品まで丁寧に描く大友氏は、絵の上手さで尊敬に値するマンガ家であるが、ストーリーテラーとしてはどうなんだろう?私は、感動したことが無い。好きだった『気分はもう戦争』あたりの初期作品も、短編だもんね。女の人も酷い描き方だしラブストーリーなんか無いし『AKIRA』見てると殺伐とした気持ちになるし、大友さん人間嫌いなんじゃないだろか?

大友克洋が何故『蟲師』を選んだのか、気にかかる。

大友克洋のマンガは、キャラも背景もメカも同じ比重で細部まで克明に描かれて、無機的。

漆原友紀の『蟲師』の世界も、キャラと蟲と山奥の背景が同じ比重で描かれているが、有機的。
登場人物は”蟲”を恨むでなく、環境や宿命を受け入れ、亡くなった人に想いを馳せ、時には自分を責めながら、淡々と生きている。読後感が、ひっそりと優しい。

大友作品とは、真逆な世界観だと思う。それ故、惹かれたのだろうか?

漆原友紀の『蟲師』を初めて読んで驚いたのは『うわ~これメジャー誌で掲載?!』という事。
ちょっと昔、いや大分昔なら『ガロ』『ぱふ』(COMなんてのもあったね)みたいなマイナー雑誌に載るタイプのマンガだったから。少年ジャンプ等部数が減っているとはいえ、マンガを読む裾野が広がっているんでしょうね。何しろ、私みたいないい年した大人が、マンガを手放さないんだから。

映画、マンガ、小説...これらの媒体の中で、私は”マンガ”が一番好き。愛してる。
マンガを原作にした映画も、ついつい楽しみにしている。

それ故に...
原作ファンにもそっぽ向かれる映画なんて、観る側にとっても作る側にとっても哀しいと思う。うん、哀しい...。

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