映画やマンガを中心に、好きなものだけチョイス。下手甘イラスト付きレビューです。『笑いと元気』が合い言葉。
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もうすぐ、ひな祭り
2007年02月28日 (水) | 編集 |
ひな祭りの話かと思ったら、食い気のほうかよって、いやいや、そうではありません。
桜餅185.jpg

私は、ちゃんとしたお雛様が家に飾ってあるのを、見たことがありません。
私には2人の兄がいて、5月5日の子供の日には、庭にパタパタと鯉のぼりを揚げてくれるのですが、3月3日には何も無し!でした。

しろ186.jpg
結婚してからは、男の子が2人。
むっちゃ、がさつな家庭(ぐすん)
←飼っている犬まで、オス。


女の子のいるおウチに行くと、お雛様が飾ってあって、ふんわりと桃色な空間。
いいなぁ~と思ったものでした。
結局、お雛様には縁がありませんでした。

お雛様187.jpgで、最近、自分の為に買ったのがコレです。
豆雛なんで、日頃のお絵描き道具と比較すると、こぉんなにちっちゃい。
コレだけでも、何となく嬉しい。
一番いいのは、片付けしやすいんですね~。ふっふっふっ。
片付けが遅いと嫁き遅れになるって...誰も関係ないんですけどね~。


豆雛を見ながら、桜餅を食べて、独りでお祝いする”ひな祭り”なのでした。


余談ですが、男の子しかいない家庭と女の子しかいない家庭って、えらい違いなんですよ。
お母さん同士で話すと、えっー!とお互い驚く事が多々ありました。
やっぱ、精神構造が違うんでしょうか。
女の子って、幼稚園の頃から”おままごと”しながら話す内容はリアルだし、小学校になると微妙な女の子グループの駆け引きなど、もう大人の世界?!
案外、神経使って大変だなぁと思った事があります。


そこで、今日は、こういうマンガ?!をご紹介します。

特に”息子”編は、笑えます!

玄関に汚~い運動靴がごろごろしてるオウチや、洗濯物が山ほどあって(しかも砂まじり?!)のご家庭や、男兄弟ばかりの熾烈な競争(食べ物からチャンネル争いまで)...あるある、言えてる!のオンパレードです。

ちなみにウチの息子は、小さい頃、頭の後ろによく葉っぱや土をつけていました(公園で駄々をこねて、ひっくり返る)砂場では、私、しょっちゅう謝っていました。炬燵の中では、足で喧嘩します...。お米の減りが早いです...。くうぅ~。
このマンガ、読んでて、泣けてくるぐらいです。

がさつでもいいか~、と少し癒されました。




さて”娘”編も、やっぱり違う味わいです。

小さい頃から”女”なんでしょうか?!

男親には、微妙~な問題ですね。

男の人にも”女”の生態を知るため、必要かもしれません。

立ち読みでもいいから、読んでみて下さい。

案外、イケますぞ。



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『アカデミー賞』ドキドキ発表!
2007年02月26日 (月) | 編集 |
なんにせよ、何かの発表を待つ本人は、ドキドキしてしまうものです。

さて、第79回アカデミー賞授賞式。
注目の助演女優賞を取ったのは、この人...ジェニファー・ハドソン!
アカデミ-1181.jpg

辺りを轟かせるパワフルな歌声で、アカデミー賞を引き寄せたと言えるでしょう。

アカデミ-2182.jpg




『バベル』菊地凛子は、残念!


ノミネートされただけでも快挙かも知れません。


インタビューにもキリっと答えて素敵でした。


ハードなオーディションにも勝ち抜いたタフな女優さんなので、この先もきっと活躍してくれる事でしょう。


『バベル』観るからね。


頑張って下さい!



主演男優賞...フォレスト・ウイテカー(ザ・ラスト・キング・オブ・スコットランド)
主演女優賞...ヘレン・ミレン(クィーン)
助演男優賞...アラン・アーキン(リトル・ミス・サンシャイン)
助演女優賞...ジェニファー・ハドソン(ドリームガールズ)
作品賞...『ディパーテッド』(硫黄島からの手紙は残念でした)
監督賞...マーティン・スコセッシ(ディパーテッド)
ドキュメンタリー部門...『不都合な真実』
外国語映画賞...『善き人のためのソナタ』(独)
長編アニメーション映画賞...『ハッピーフィート』
音響編集賞...『硫黄島からの手紙』

『ディパーテッド』が監督賞も作品賞も取ったので、ふうん、何で?...って感じ。
脚色賞の時に”日本のインファナル・アフェア”だと紹介されてたようで、向こうの人にはアジア圏は同じに見えるのでしょうか?!(久々の香港映画の秀作なのに...)
また、リメイクとかオリジナルにこだわらないんでしょうか?!大雑把な美意識じゃ~。
と、いろいろ驚いてしまったアカデミー賞授賞式でありました...。

観てない映画もあるんで、アカデミー賞の前にも日本で公開されていれば、もっと楽しめたのに...と思いました。

アカデミ-3183.jpg

『ドリームガールズ』は、意外と賞を取りませんでしたね...。

エディー・マーフィーは、ゴールデン・グローブ賞では助演男優賞を取ったのに...う~、残念でしたね...。

私なりに、エディー・マフィーは良かったと思うので、愛をこめて描きました。



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後から知ったのですが『バベル』での菊地凛子さんの役はかなりハードなものだったのですね。

国際色を出す為に、所々色を添えられていたようなノミネートの仕方で、複雑です。当たり前ですが、アメリカ人の為のお祭りでしたね。ここまでやったんだから菊地凛子さんは、ぜひ世界に飛び出して活躍して欲しい!と思いました。

『パフューム』映画館の予告を観て
2007年02月25日 (日) | 編集 |
香水2179.jpg映画館で『パフューム』の予告を見たけど、多分かなり好み。ぜひ、観たい!
ついでに、この『パフューム』を使って”フレーバーソーダ”のCMもやっていたけど...赤毛の令嬢が、とんでもアフレコで男の声だった...ちょっと、哀しい。官能的で猟奇的な物語なのに、いささか興を削ぐ...。

ドイツで1985年発売された衝撃的な原作本も、面白そうなのでチェックしておきたい。
久しぶりのダスティ・ホフマンやアラン・リックマンに、会えるのも嬉しい。

ベルリン・フィル・ハーモニーが音楽を担当し、香水の調合をするが如く、香りを音で表現してくれるそうで、それも楽しみである。

何故なら、私は”嗅覚障害者”であるから...といっては大げさであるが、とにかく”匂い”は全然分からない。
昔、鼻の手術はした事もあるけど、もう全く臭わない。喘息の治療薬を飲んでいるので、鼻は放ってある。まっ、鍋は焦がすことが多いが。
海外旅行のおみやげに香水をもらうのが、実を言うと嫌い...アロマテラピーもやらないし、ポプリも作らない。実生活でちっとも困るわけでもないけど、時々匂いが嗅げたら!と思うことはホントはあるのね。

2か月位洗ってないウチの犬を『うっ、臭い!雑巾のくさった臭いがする』と代わる代わる家族が、犬の毛皮に顔を埋めて臭いを嗅ぐのを、本当にうらやまし~!と思ってしまった。私だけ、全然臭わないもん。小さい頃、拾ってきた子犬の匂いを思い出してしまった...。
好きだったなぁ~、子犬の匂い。

この映画は、究極のフェロモンを追求した香水の物語であるが、私だったら子供の頃の匂いがする香水を、嗅いでみたいなぁ(耳鼻科のお医者さんには、もう無理!と言われたが)...拾ってきた子犬の匂い、放課後遊んだ校庭の土の匂い、運動会の昼食時間に誰かが持ってきた、まだ早いミカンの酸っぱい匂い、降り始めの雨の匂い...。嗅いでみたいよ~。

香水3180.jpg

う~ん、ドラえもんのポケットに、ありそうな香水ですね...。


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スマスマで土屋アンナが...
2007年02月20日 (火) | 編集 |
あらっ、土屋アンナって、驚いたことに、少女マンガのようにパーツの一つ一つが整っています。
でも、何故か、美人に見える前に『パラリラ、パラリラ』『わぁ~すっげぇよぉ、このバイク』の下妻のいちこちゃんが頭の中をよぎるので、美人に見えないのであります。
アイメイク、濃いっすね。今日は、似てませんっ!ふえ~ん。

アンナナ176.jpg

スマスマの”BISTRO・SMAP”に、土屋アンナ夏木マリが出ていました。
映画『さくらん』の宣伝でしょうか。

中居クンが『ちぃ~す』と挨拶すると、土屋アンナも『ちぃ~す』と返し、頭をぼりぼり。
質問に速い反応、短い語句、少ない語彙。
う~ん、なんか、ウチの息子の携帯のメールみたいな素っ気ない短さです。
メールすると、すぐ返って来るレスの速さも似ています(←携帯依存症か?!)
土屋アンナって、中学高校の頃の反抗期ばりばり、やんちゃ(ヤンキー?!)な男の子の可愛らしさと可笑しみがあります。

アンナ175.jpg

こぉんな顔も、やってくれました。
ちなみに、私はもう少し眉が太いほうが、好みです(ほっといてっ!と言われそう)

夏木マリには『言う事、言います』とか『態度がデカイ』とか言われておりました。
『セリフなんかどう?覚えるの?』という中居クンの質問に
『出る10分前!』と土屋アンナは即答。
『かぁっこいい~!』と夏木マリにチャチャ入れられていました。

音楽やモデルの仕事は好きだけど、映画は待ち時間が多くて好きじゃない...みたいな事を言ってましたが『下妻物語』や今度の『さくらん』にしろ、キャラにあった役が来て、ラッキーだと思います。
いっそ『NANA』も、土屋アンナで良かったかも(少なくとも、あれほど大根ではない)

今や旬?!の人だと思います。


さくらん177.jpg『さくらん』安野モヨコ原作マンガの映画化。
安野モヨコさんは、小島功の姪で岡崎京子さんのアシスタントをしてたとは、知らなかった。
おぉ岡崎京子!(まだ交通事故の療養中)この人の『pink』や『ヘルター・スケルター』は凄かったです。特に『ヘルター・スケルター』の崩れゆく美女が堕ちる様は、桐野夏生の『グロテスク』の読後感にも似て、怖かった...です。
安野モヨコさんの本は『美人画報』や『監督不行届』を人から貸してもらって読んだ事はありますが、一冊も持っていません。あっ『働きマン』は読みたいと思っていました。


なので、2/24(土)公開の『さくらん』は観るかどうかは、考え中。


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ドリームガール/Dream Girls
2007年02月18日 (日) | 編集 |
ドリームガール172.jpg


1962年のデトロイト。
最初の公開新人オーディションの場面から、歌とパフォーマンスの洪水です。
ぐーと引き込まれます!こうなれば、ただもう、何も考えずに音楽に身を浸せばいい...それで私は満足ってぇもんですが、意外や意外!ストーリーもしっかりと音楽業界の光と影を描いています。

有名なブロードウェイ・ミュージカルの映画化。かつ60~70代活躍したダイアナ・ロスとシュープリムスがモデルであり『モータウン・レコード』を設立したベリー・ゴーディJr.の手段を選ばない人物像など、実話を基にしてリアリティーがあり、よく練り上げられています。

それぞれが、この人しか居ない!と思わせるキャスティングです。

ジェイムス(エディー・マーフィー)は歌が上手く?!(←すごいよエディ!)ステージでは、相変わらず饒舌なパフォーマンスですが、演技はシリアスで驚かされます。
野心家で音楽業界を駆け上ることしか考えてないカーティスは、ジェイミー・フォックスがよく似合っていました。

そして10代の多感な時期に、夢と希望を抱いてデビューしたガールズ・グループの3人。
美しいディーナ(ビヨンセ・ノウルズ)と愛嬌あるローレル(アニカ・ノニ・ローズ)そして圧倒的歌声を持つエフィー(ジェニファー・ハドソン)この3人しか居ないでしょう。

それぞれが、忘れ難い場面で、歌い上げてくれました。


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↓重くなるんで、下に続く。読んでね。

[READ MORE...]
バレンタインデーに絶望先生は...
2007年02月13日 (火) | 編集 |
         少年マガジン10号・P.386『さよなら絶望先生』久米田康治より
絶望先生170.jpg

なぁんてコト言ってました。担任が、絶望先生じゃなくて良かったですね。

さて、今日のエントリーはカカオ99%のほろ苦さなので、ここから先はモテる人は読まないでください。

この絶望先生が言うように『好きな子の好きな子が分かる日』というのは、辛いですよね。

昔々、中学3年の時、私が好きになったのは、同じクラスの不良のコでした。
何で、不良?!って今じゃあ思うけど、何でこういうベクトルなのか?というと、私は足は遅いし、逆上がりはできないし、大人しい方だし、どうもスポーツが出来るコや不良のコに憧れたんですね。
で、バレンタインにもチョコをあげて、卒業式も終わった時に、友人B子がそっと教えてくれたんです。
『あの不良のコは、友人A子が好きだと告白したんだって。A子は、好きじゃないけど。でも私に悪いから黙っていてね、だって』
そうだったんだー。
しかも、周りはみーんな知っていて、私だけが知らなかった、という二重のショック。

今なら言える、友人A子に。
皆に話すなら、私にも話して欲しかった。
私に話したくないなら、皆にも話して欲しくなかった。
あの時の哀しくてみじめな気持ち...今でも覚えているなぁ。『好きな子の好きな子が分かった日』

あと、高校の時、通学途中の車内で、美人の友達から男の子とかキスの話とか、さんざん聞かされて、ウンザリ。
当然、こちらは何も話す事無いし。
帰って、母に愚痴ったら、母は『どんなにたくさんモテても、結婚する時は1人だから』と言ってにっこり笑ってくれました。
う~ん、考えてみれば、私、モテなかったなぁ...。とほほ。

本命チョコをもらえない、義理チョコさえもらえない男子。
お母さんにもらったチョコとか、自分で買ったチョコとか、そんなアイタタな”痛チョコ”しか食べられない男子。
そして、あげても、報われなかったかも知れない女子。
あの~、元気、出してくださいね。

『ショコラ』というジョニー・デップとジュリエット・ビノッシュが出る映画があるんですが、チョコレートの不思議な魔力を描いています。
確かに、チョコレートは、人の心を優しく溶かしてくれるから、この際”友チョコ”だろーが”自分チョコ”だろーが”義理チョコ”だろーが、自分のためにひと口チョコをじんわり味わってくださいませ。
そして、心が落ち着いてきたら...。

命、短し、恋せよ乙男(おとめん)や乙女達。
(あっ、顔にしわがあっても、心は18歳だ!の人も)

恋することを恐れないで...。

チョコ171.jpg


私、2人のモテない息子がいるのね。明日”母チョコ”を買いに行くか。チロルチョコでいいっかぁ。


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世界最速のインディアン
2007年02月12日 (月) | 編集 |
なんて、チャーミングなじい様なんでしょう!
世界最速168.jpg


アメリカ、ユタ州のボンヌヴィル塩平原で、赤い子クジラのようなバイク”インディアン”がビューンと疾走し、スピードメーターの針が信じられない数値を指した時、一斉に歓声が涌いた。

ひゅー、やったぜ!!

マシンもライダーも、まるで博物館行きのような骨董品?!
最初は馬鹿にしたり呆れたりのレース・スタッフ達も、バート・マンロー(アンソニー・ホプキンス)の並々ならぬ情熱と彼の人柄に、魅了されていく。

まさか?!ウソだろ?!と思いながら、彼の夢の到達点を見てみたい、応援したい!
1人の酔狂な老人の夢に、巻き込まれてみたい。
そんなことがあるなら、この眼で見てみたい、と彼等も観ている私も思った。

そして”インディアン”は、走った!素晴らしい速さで!


このバート・マンロー、故郷では、はた迷惑なバイク狂のじいちゃん。
早朝からバイクを噴かし放題、轟音バリバリ、庭はぼうぼう、庭でトイレを済ませる...などなど。

60歳を過ぎ、心臓発作も起き、前立腺も悪い、ドクターストップがかかったのを、これ幸いとばかりに、アメリカへ旅立つ。
最後のチャンスとして、ライダー達が最速記録を競うレースに参加するために。
普通の年寄りなら諦めるだろうが、彼は違う。とにかく行動する。自分の夢のためにひた走る。
夢見るだけでなく、実際に行動する。そのあまりのポジティブさに、感動。

彼は、出逢う人を和ませ、幸せな気分にさせる。
行く先々で出逢う人々は、率直で自然体のバートにまいり、何かと助けてくれたりする。
モーテルのフロント係、ファンキーなおカマちゃん、ティナ(彼...いや彼女もチャーミング)
中古車店のアミーゴおやじ、インディアンやベトナム休暇兵、はたまた砂漠の未亡人とはベッドを共にしてしまうのだ。『帰りには、また寄ってね』なんて言わせて...。

そんな何とも愛すべきキャラを、アンソニー・ホプキンスが楽しそうに演じています。
観ているこちらも、楽しくなります。
観終わった後には、ほわ~とした幸福感に包まれました。


バート・マンローに魅了された1人、ロジャー・ドナルドソン監督。

バイクの事より彼自身の人格にびっくりした、と。
彼のドキュメンタリーを撮ってから、34年もかけて映画化にこぎつけているんですね。
彼もまた、夢に向かってひた走る酔狂者なのでしょうか。


バート・マンロー、1899年、ニュージーランド生まれ。

1962年、63歳でレースに初出場。
公式記録にならなかったが、この年に出した最高時速は331キロ。

1967年、68歳の時305.89キロを出し、世界最速記録を樹立(未だ破られていない)

彼はインタビューで
『何かに努力しないなら、植物にでもなればよかったんだよ。何かに努力したり、集中したりするから、人生は有意義なんだ』と答えている。


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『あるいは裏切りという名の犬』これぞフレンチ・ノワール!
2007年02月11日 (日) | 編集 |
或は裏切り164.jpg

この映画は、色で言うと、時々散らばる

ひたすら続く黒い闇の中で、蠢く陰謀と策略。その中で、どろりと流れる血。
そして夫婦の濃密な深い愛情、復讐に燃える心の赤い炎、ずっと暖かく燃え続けていた父娘の愛情。

あまり多くを語らない”行間を読め”タイプの男っぽい映画なので、これだけは先に頭に入れておいた方がいいかも。主人公レオ(ダニエル・オートゥイュ)の仲間と、レオの妻ミーユ(ヴァレリア・ゴリノ)について...だ。

最初のシーンなどは、私はボォ~と観ていて、よく分からなくて、パンフを見て『あぁ、そうだったんだ』と初めて気付いたから。

或はBRI166.jpg映画の始めに...バイクの2人乗りが”オルフェーヴル河岸36番地”の街頭標識を盗む。

それと同時期に、バーの老マダムがギャングの激しい暴行に合う。

私は、このギャング達は同じグループだと思っていたが、違っていた。

前者は、なんと警官(そのうち1人はティティ)で、退職間近の警部エディ(ダニエル・デュバル)に標識をプレゼントする(そこの所轄だったのだろう)
部下のティティ(フランシス・ルノー)は、この退職間近のエディ警部を敬愛していて、自分の詩を朗読して彼に捧げるほどだ。

後者は、最後まで関り合う事になるギャングの兄弟。

警察とギャング...この2つのグループが見分けがつかないのは、同じような服(黒い革ジャン)を着て、同じような行動(警察もギャングも紙一重。やる事は、汚く荒っぽい)を取っているから。

そして、カミーユは、かってレオとドニ(ジェラール・ドパルデュー)に愛されていて、彼女はレオを選んだ。

その時から2人の間には亀裂が入り、今は次期長官候補のライバル同士。
お互いが率いるBRI(探索出動班)とBRB(強盗鎮圧班)の部署まで、対立していた...。

主人公レオと宿敵ドニ、エディ警部と部下のティティ、カミーユの運命の歯車は、ギ、ギ、ギィと動き出す...。

これらの事を頭に入れて、後は息もつかさない緊迫感と最後まであっと驚く結末に、身を委ねて欲しい。

或は女165.jpg


私は、戦争映画も犯罪(ノワール)映画も、好きではない。
この映画も暗くて硬質で、始まってからずっと暴力と重い打撃音が続き、私には苦手と思いつつ、観ていると、だんだん惹き込まれていく...。

この映画は、はっきり言って、あまり綺麗な人は出て来ない。シワだらけで肌も体も綺麗じゃない人ばかり出て来る。なのになのに、驚いた事に、その存在も言葉もセクシー。
レオを慕う元娼婦のバーの老マダム。
レオに信頼を寄せるBRIの仲間達。
お互いを思いやり愛し合う希有な夫婦、レオとカミーユ。
大人の男と女の色気が、映画から香ってくる。
また、決まりすぎるぐらいの台詞の数々、久々に映画の中で聞いた。

この物語の決着に、残酷であっても、私は納得した。私は、時々、残酷さを愛する...。

レオの娘は美しく成長して、17歳になっていた(ダニエル・オートゥイユの実の娘!目と眉が近いところと鼻がパパに似ている~)
唯一、輝くばかりの若さのローラ。彼女の存在は、この映画の救いでもある。

この映画は『ディパーテッド』のずっと前に観ていた。
『ディパーテッド』に凄みを感じられなかったのは、『インファナル・アフェア』を観ただけでなく、この映画を観たせいでもある。
結末は『ディパーテッド』の”そして誰もいなくなった”の方が、徹底して救いが無い。
出て来る人達の浅ましい荒廃ぶり...考えたら『ディパーテッド』の誰もが、私は好感が持てなかった。ビリー(ディカプリオ)や女医さんまで、あまり好きではなかった。

ところが、この映画の圧倒的悪役のはずのドニさえも、もちろん嫌いではあるが、何て言おうか...気になるキャラクターをしているのだ。
おろおろと、自分の不始末がどうなるのか?としか、考えてない。
自分が汚い手を使ってレオを陥れたくせに、彼の妻カミーユに『困ったことがあったら、相談にのるから』と言い寄る。別れた女が、なびくとでも思っているのか...。
葬式にも、自分は悪くないと思っているから、しゃあしゃあとした態度で居る。
思慮の足りない大きな子供のようだ。しかも、自分でどうしていいか分からないような悲しげな目をした大きな子供だ...。

荒っぽくて、残酷で、美意識が感じられる贅肉の無いストーリー...犯罪サスペンス映画として逸品だと思います。




ちなみに、銀座テアトルシネマで、9:00のモーニングショーのみ、3/2までやっています。
次の時間帯は『世界最速のインディアン』です。すごく、おススメ。



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受験の君に...
2007年02月08日 (木) | 編集 |
受験162.jpg


もうとっくに、受験シーズンは始まっていますが、まだまだこれからが本番!3月まで終わらないよ~という方に、このタイトル画を贈ります。

さて、今度映画化される『神童』
キャストは、成瀬うた...成海璃子、菊名和音(わお)...松山ケンイチ。
製作発表会の松山ケンイチは、なかなか情けない感じと外見が”和音”に似ていましたよ。

このマンガ原作はさそうあきら『神童』ですが、私のとても好きな場面があります。
音大浪人の和音が、受験当日ガチガチになって『あぁ、もうダメだ』と外に出た時、うたが待っているのです。
そして、冷たくなった和音の手を、うたが一生懸命に温めてあげます。
彼女は、天才ピアニストでもあると同時に、不思議な力も持っています。

ー『神童』第3巻よりー
受験2163.jpg


もちろん、それは、和音にも伝わり、彼は、音大ピアノ科に見事!合格!するのです。

マンガ脳の私は、こういうエールしか送れませんが、どうぞ頑張ってください!


私が今食べているキットカットの袋にも、応援メッセージが印刷されていました。
ー誰より力強い味方は、キミの中にいる。by KITKATー

それぞれの受験生に、それぞれの春が来ますように!!by 気ムラ屋あん


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『幸せのちから』で元気をもらう
2007年02月06日 (火) | 編集 |
このエントリーの”題”は ”走って走って、幸せの女神をつかまえろ!”だ。

幸せのちから157.jpg


全財産21ドルのホームレスから億万長者へ...という実話を基にした映画。

きわめてシンプルなストーリーで結末も分かっているのに、クリス(ウィル・スミス)の孤軍奮闘ぶりと息子クリストファー(ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス)の健気さと可愛さで見せてくれる。

クリスは走って走って走りまくり、どんな時も押しと努力とユーモアのある喋りを忘れない。
綱渡りの毎日で見ていられない、いや、目が離せない。
彼は、運が良かったのではない。むしろ運が悪かった(しょっちゅう、骨密度スキャナーを盗まれている)
しかし、彼は手をこまねいてチャンスをもらったワケではなく、まさに”欲しいものは、自分でつかみ取れ”とばかり、凄く努力している。
証券会社の面接に酷い格好(駐車違反の罰金を払わないため、ペンキ塗りの途中で拘留)で駆けつけるわ、盗られた機器を走って取り戻し何とか完売するわ、月の明かりで研修用資料を勉強するわ...彼の頑張りが”幸せ”の運を引き寄せたと言える。

そう、最後には”幸せの女神”をつかまえるのだ。だけど、女房は、逃がしてしまうんだよね。

彼の手八丁口八丁ぶりと男の魅力(←ヒモでもイケるのに?!)で、何故、彼の女房を説得させて味方に出来なかったのか?は、不思議。
彼の5才の息子のためにも、2人で乗り切っていった方がラクなのに...。

それまで、真剣にやってこなくて、お気楽な夫だったのだろうね。奥さんに甘えてた?

”骨密度スキャナ”という医療機器を買い取りセールスしていくやり方で、録な収入も無く、女房を16時間働かせていた...。
多少、奥さんもクリスも素直じゃなくて、息子第一に考えればもう少し取るべき道はあったと思う。だって、あんな可愛い5歳の息子を、母親として置いていける?

まっ、奥さんは、ほとほと愛想が尽きたんだろうけど...。
大きな声で言えないけど...夫を嫌いになり始めたら、理屈抜きで生理的に嫌になるのよね...。


で、それからが、彼は初めて真剣に!人生に向かい合ったのかも知れない。
彼の息子が居たから!!

幸せのちから159.jpg




ウィルの実の息子であるジェイデン・C・S・スミス君は、キュートで、演技が本当にナチョラル。


お父さんと、いつも通り、お喋りしている気分なのかしら?





映画の全編に流れるBGMも、心地良かった。
”明日に架ける橋”が流れる時、クリストファー君を見ていたら、涙がじんわり涌いてくる...。

”叩けよ、さらば開かれん”は ”ガンガン叩けよ!さらば開かれん”なのである。

アメリカ映画はネタ枯れと言われているが『プラダを着た悪魔』など原作本がある作品は、いかにもアメリカ的で面白い。リメイクばかりでなく、こういう映画をもっとやればいいのにね。
単純ながら、ギュっと脚本をまとめて、俳優で見せてくれる。

やる気が出る映画であり、私は好き。ウィル・スミス親子にやられたかな。

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何となくスランプ
2007年02月03日 (土) | 編集 |
落ち葉少女987018.jpg


今週は、何となくやる気が出なくて、絵も描いてない...。

書こうと思っている映画やマンガや本のレビューは、溜まっているんだけど、な~んかね。

そんな時は、皆さん、どうしてますか?

まっ、音楽でも聴くか...。

『のだめカンタービレ』以来、クラシックをよく聴いている私です。


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