映画やマンガを中心に、好きなものだけチョイス。下手甘イラスト付きレビューです。『笑いと元気』が合い言葉。
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マリー・アントワネット
2007年01月24日 (水) | 編集 |
ーメイン・ディッシュが出て来ない?!ー

マリ-140.jpg


ソフィア・コッポラ『マリー・アントワネット』を鑑賞。
いいも悪いもソフィア・コッポラの映画。

最初のオープニングの音楽とタイトル...ポップでガーリー、う~んホントに歴史映画ではなく、青春映画なのね。
驚きと期待でワクワクしながら、観ました。
フェルゼンに出逢った時の”フォーリンラブ”の歌も、いかにもティーンズの叫びらしくてドキドキして素敵。
スモーキーピンクのドレスもスウィーツも靴も、素敵。
プチトリアノンの庭やお茶会の様子など、女性ならうっとりしてしまいます。

が、が、物足りん!!ピンクのお菓子はもういいから、メインディッシュはまだー?

カンヌでブーイングされたのも、分かる気がします。
フランス人には撮れない映画であり、撮りたくない映画。

すごく新しいアプローチと視点で『マリー・アントワネット』を撮ったのだから、最後の断頭台まで描けばいいのに...。もったいない、と思います。

もちろんソフィア・コッポラの映画に、一晩で真っ白になったマリーアントワネットの髪の色も断頭台の血の色も、似合わないのもよ~く分かっています。

だけどもう一歩、残酷な人生を生きる人間の、本質的な心情にも踏み込めたら、内容も贅を尽くした観るべきものになったのに...。

ソフィア・コッポラの映画って...あれも好きこれも好き、好みの色、好みの服、好みの音楽、なのになのに、いっつも幸せな気持ちにさせてくれません。不安な気持ちに、なってしまいます。
『ヴァージン・スーサイズ』『ロスト・イン・トランスレーション』もそう。
夕暮れの街に独りで放り出されて、なす術も無く立ち尽くしている少女になったみたい。

ソフィア・コッポラのハートは、何かに抑圧された寂しい思春期の少女と同じなんでしょうか?

今度もまた、こんなに好きな色や物に囲まれているのに、物足りなくて取り残された気分です。



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