映画やマンガを中心に、好きなものだけチョイス。下手甘イラスト付きレビューです。『笑いと元気』が合い言葉。
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それでもボクはやってない
2007年01月21日 (日) | 編集 |
ー電車の中では、結界を張るしかないねーby良守・『結界師』田辺イエロウ。

それぼく138.jpg


センター試験の日は、いつも寒っ!ですが、電車が止まる程の雪じゃなくて良かったですね。
お正月明け、やっと、観たい映画がずらり並びました。
さて『それでもボクはやってない』を観てきました。
初日、大手シネコンの中の小さな小屋掛け、客席はまばら...早く縮小されそうなので、観たい人は早目に観たほうがいいでしょう。

この間『Shall we ダンス?』のハリウッド版をTVでやっていましたが、ついつい観てしまいました。
映画でも観たのですが。この映画も大作ではないけど、愛すべき逸品として仕上がっています。リメイク作品で、これほどキャラクターやストーリーを、そっくりそのままに作られた作品ってあったでしょうか?
それだけ周防作品の完成度が高いという事ですよね。
こんな風にハリウッド映画を作らせた周防正行監督の11年目の映画!...やはりやはり気になります。

加瀬亮...彼も気になる俳優です。
映画によって、すごく感じが違う人で、しかも印象的です。
『ハチクロ』の時は”真山君”に扮装して少し挙動不審だったし、『硫黄島からの手紙』は極限状態で喋り方も表情もイってましたから。

この映画で、自然な素に近い”加瀬亮”を、初めて見た気がします。

加瀬亮の顔は、私、好きです。何ででしょうね。
眼が細くてハンサムじゃないのに、気になって何~か惹かれてしまうんです。

気になる監督と俳優が揃ったら、観たくなってしまいますよね。

映画ではよく眠れる?!ほうですが、裁判場面が多くて退屈なはずなのに、この映画は寝ませんでした。
静かにだんだん腹が立ってきて、最後には怒りの沸騰点にパーンと達してしまうんです。

取り調べから裁判の過程は、もうアンビリバボー!です。

留置場の先住民達(5人居ます)とのファースト・コンタクト。
今までお付き合いした事がない人達ばっかり。
何もかも戸惑う主人公、金子撤平(加瀬亮)テキパキと進む留置場スケジュール。
考えた事なかったけど、食後のお茶は”白湯”なんですねぇ。
『起床!』の掛け声に間髪入れず『おはようございますっ!』すごいっス。
皆さん、寝起きが良くてキビキビしてて。慣れてないのは、撤平だけ...歯磨きしながら、思わずベソをかいてしまいます。
あまりの頼りなさに...加瀬クン、結構リアルです。
普段は静かであろう加瀬亮の眼が、だんだん怒りで震え、声も裏返って、証言者や裁判官を睨みつけます。

最初の裁判官は、なかなか味のある人物でしたが、突然!途中で変わったりするから、たまりません。
いつもは、ほのぼの系の小日向文世裁判官が、非常ーに小憎らしげに演じています。
ほわ~という雰囲気は、まるで無しの、最初から”推定有罪”の結論ありき。
尾美としのり検察官とセットで、嫌らしい役をやっています。

第3回公判のあたりで、客席から『はぁ~』という男の人の深いため息が聞こえました。
まぁ、本当に、何回かの公判ごとに『はぁ~』とため息をつきたくなる映画だったし、最後のカタルシスもありません。
最初の頃は笑える所もあり、エンターティンメントと硬派の素材が、ぎりぎり溶け合って、決して退屈ではありません。

もたい139.jpg


楽しい映画とは言えないけれど、私はこの映画、好きです。


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