映画やマンガを中心に、好きなものだけチョイス。下手甘イラスト付きレビューです。『笑いと元気』が合い言葉。
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映画『大奥』
2007年01月19日 (金) | 編集 |
お正月映画興行成績は『硫黄島からの手紙』に次ぐ2 位。意外な健闘であります。
豪華絢爛の”和”が、お正月にぴったり?だったのでしょうか?
私もマンガ『大奥』を読んでいるうちに、映画のほうも気になって、つい観てしまいました。

杉田かおる137.jpg


こちらの『大奥』はお姐様方のバリバリ・バトルで、マンガの『大奥』より厳しい世界でした。

家継の生母である月光院(井川遥)が、先代の正室と側室からの嫉妬と敵意にさらされ、日に日にやつれていく様は、案外はまり役です。
恋人(何て言うのか?)の側用人間部詮房(及川光博)が危険を察知して逢瀬を断ると、我を忘れて身悶えする月光院も、ぼってりした唇の井川遥によく似合っていました。

先代の正室天英院(高島礼子)と側室蓮浄院(松下由樹)...私は白頭巾と赤頭巾と呼んでいますが、この2人はバンバン飛ばして憎まれ役を楽しそうに演じていました。

月光院の腹心の絵島(仲間由紀恵)が孤軍奮闘して、これらの敵意や中傷を撥ね除けていきます。
仲間由紀恵はいつでも仲間由紀恵でしかなくて、例の微妙~に上下するビブラートのきいた口調なので、笑ってしまいました。
でも、この『大奥』の仲間由紀恵は、きりっと賢そうでいい感じでした。
恋に落ちてしまった花火の夜の仲間由紀恵も、本当に美しかったです。

白裃がよく似合っていた及川ミッチーや、ちょっとの出番でも北村一輝は、異彩を放っていました。濃い殿方達ですねぇ。
岸谷五朗がまだ淡く見えました。
柳葉敏郎は、裃を付けていようがチョンマゲを結っていようが『踊る大捜査網』の室井さんにしか見えませんでした(笑)

この映画、豪華絢爛ではありますが、途中退屈で寝てしまいました。
わざわざ映画館で観るほどのことはない...かも。レンタル開始かTV放映を、待ちましょう。

ただ、ひとつ、瞠目すべきは ”杉田かおる”です。
火をつける時の杉田かおるさんの眼は、凄いです。

夢枕獏の『陰陽師』に鬼になっていく女の話がありますが、杉田かおるさんの額にも硬い角が生えかけているのではないか、と思うくらいです。

鬼になった部分と、まだ人間の感情が残る愛憎入り混じった、何ともいえない凄惨な表情と眼を、していました。

この杉田さんの演技は、何処かの映画館でまた観たいと思わせるものでした。


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