
ユアン描くの、難しい...乙女になりすぎて、似ている気がしない °・(ノД`)・°

リアルゲイとBLはリンクしている所もあるが、実はけっこう乖離している。
私にとっては、ゲイ事は所詮ファンタジーなんで綺麗なもんが見たい、ふふ腐。
『マスク』の時ならともかく今のジム・キャリーは、ちょっと、あの、その、見たくない(わぁ~んファンの人ごめんなさい)...と思ってスルーしてた......しかぁし!予告編のユアン君のあまりの可愛らしさに、ついふらふらと足が映画館に向いてしまっていた...アッー!あれ?今日の私のレビュー、不純度100%かしらん...それに文体が乱れてる?! ども、ごめんなさい m(_ _ )m
ジム・キャリーは見たくないと言ったけど...手八丁口八丁の詐欺師を調子良くやれるのは、胡散臭い雰囲気を漂わせた彼しかいないだろう。生臭くならぬよう笑いでまぶしてあるから、彼のコミカルな演技力が必要だったのね。これ、R-15なんだけど、出て来るのはジム・キャリーのばかりなんで、R-12くらいにしてジム・キャリーに服着せてちょうだい!と思った (;´▽`A``
で、受けるユアンも破壊的に可愛い。小首をかしげて「ん?」と物言いたげなうるうる瞳や、彼を追い続けて一生懸命走る姿や、もぉぉ~早く扉を開けてとばかりの仕草も、超~キュート。スティーブン(ジム・キャリー)に飛びつき抱きついた時には、ブンブン振ってるシッポが見えたぞ(笑)ユアン・マクレガーって俳優さんは、顔も体も四角くてゴツイし、本来こういう可愛いキャラじゃないと思うので、よく役を作り込んできたなぁ~と感心する。金髪が愛されキャラよね。ユアンの優しい目元も活きている。
ん~、私の個人的な好みで言うと...ゲイメンはどっちももう少し男っぽい方が好き。てか「おまえの好みは聞いてない」ですよね(汗)
それに完全部外者ですから~あはは (;^_^A
スティーブン(ジム・キャリー)の詐欺は、シャバにいるかぎり死ぬまで直らない気がする。IQ169もあれば他の職業に就けばいいのに、もはやビョーキというか...彼の生い立ちにも起因していると思うが、負のベクトルは「詐欺を働く」方向にひたすら向いてる。いや、過剰なまでのサービス精神もか...。ただ、この境遇でよく負の感情に押し流されずに ”誰かを愛したい” とか ”人を喜ばせたい” という気持ちは損なわれずに残っていたなんて、素敵。別れた奥さん(レスリー・マン)も彼の事を悪く思ってないどころか理解してるし、最初のカレシ(ロドリゴ・サントロ)ともとことん付き合っているから、彼自身魅力的な男なんでしょうね。

←最初のカレシ(ロドリゴ・サントロ)
まぁ、スティーブンったら面食いなのね!
あ、別れた奥さんの画像は省略ね。
『ブリズンブレイク』を全部観た私としては、このプリズン、あんまし怖くないよ~(笑)しかし、どこの刑務所も「調達屋」とか「便利屋」とかいるもんだ。ここの「便利屋」は、何があっても最後までムード音楽を鳴らしてくれる、という義理堅さである。いい刑務所じゃないか(笑)
きみのためなら何度でも脱走しようとするスティーブン。
いやいや、別の『プリズンブレイク』を見る思いだった。
これが実話というのが、びっくりだわ。交通事故で死にそうな目に遭った後 "真実の自分" になると言ったとおり、スティーブは自分のセクシャリティーにも忠実に生き、刑務所の中では詐欺を働けず自分を偽らずにすむ...一緒に住めてないけど、まぁ本望なのでは。(でもないか)(^_^;)
フィリップもここまで愛されるとは!どんだけラブリーなんだろ(笑)裁判のシーンで、実際のフィリップさんが出ていたけど、小柄で保護欲をかきたてる人だったね。
前半、ほわほわ笑えて頬が緩んで困った。
後半、笑って泣かせる?!高度なテクニックを使うじゃないかと思ったら、うまくスティーブンに騙されて...ラストの”雲”まで笑えた。新手のラブコメだった
あぁぁ、ごちそう様でした (≧▽≦)
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リアルゲイとBLはリンクしている所もあるが、実はけっこう乖離している。
私にとっては、ゲイ事は所詮ファンタジーなんで綺麗なもんが見たい、ふふ腐。
『マスク』の時ならともかく今のジム・キャリーは、ちょっと、あの、その、見たくない(わぁ~んファンの人ごめんなさい)...と思ってスルーしてた......しかぁし!予告編のユアン君のあまりの可愛らしさに、ついふらふらと足が映画館に向いてしまっていた...アッー!あれ?今日の私のレビュー、不純度100%かしらん...それに文体が乱れてる?! ども、ごめんなさい m(_ _ )m
ジム・キャリーは見たくないと言ったけど...手八丁口八丁の詐欺師を調子良くやれるのは、胡散臭い雰囲気を漂わせた彼しかいないだろう。生臭くならぬよう笑いでまぶしてあるから、彼のコミカルな演技力が必要だったのね。これ、R-15なんだけど、出て来るのはジム・キャリーのばかりなんで、R-12くらいにしてジム・キャリーに服着せてちょうだい!と思った (;´▽`A``
で、受けるユアンも破壊的に可愛い。小首をかしげて「ん?」と物言いたげなうるうる瞳や、彼を追い続けて一生懸命走る姿や、もぉぉ~早く扉を開けてとばかりの仕草も、超~キュート。スティーブン(ジム・キャリー)に飛びつき抱きついた時には、ブンブン振ってるシッポが見えたぞ(笑)ユアン・マクレガーって俳優さんは、顔も体も四角くてゴツイし、本来こういう可愛いキャラじゃないと思うので、よく役を作り込んできたなぁ~と感心する。金髪が愛されキャラよね。ユアンの優しい目元も活きている。
ん~、私の個人的な好みで言うと...ゲイメンはどっちももう少し男っぽい方が好き。てか「おまえの好みは聞いてない」ですよね(汗)
それに完全部外者ですから~あはは (;^_^A
スティーブン(ジム・キャリー)の詐欺は、シャバにいるかぎり死ぬまで直らない気がする。IQ169もあれば他の職業に就けばいいのに、もはやビョーキというか...彼の生い立ちにも起因していると思うが、負のベクトルは「詐欺を働く」方向にひたすら向いてる。いや、過剰なまでのサービス精神もか...。ただ、この境遇でよく負の感情に押し流されずに ”誰かを愛したい” とか ”人を喜ばせたい” という気持ちは損なわれずに残っていたなんて、素敵。別れた奥さん(レスリー・マン)も彼の事を悪く思ってないどころか理解してるし、最初のカレシ(ロドリゴ・サントロ)ともとことん付き合っているから、彼自身魅力的な男なんでしょうね。

←最初のカレシ(ロドリゴ・サントロ)
まぁ、スティーブンったら面食いなのね!
あ、別れた奥さんの画像は省略ね。
『ブリズンブレイク』を全部観た私としては、このプリズン、あんまし怖くないよ~(笑)しかし、どこの刑務所も「調達屋」とか「便利屋」とかいるもんだ。ここの「便利屋」は、何があっても最後までムード音楽を鳴らしてくれる、という義理堅さである。いい刑務所じゃないか(笑)
きみのためなら何度でも脱走しようとするスティーブン。
いやいや、別の『プリズンブレイク』を見る思いだった。

フィリップもここまで愛されるとは!どんだけラブリーなんだろ(笑)裁判のシーンで、実際のフィリップさんが出ていたけど、小柄で保護欲をかきたてる人だったね。
前半、ほわほわ笑えて頬が緩んで困った。
後半、笑って泣かせる?!高度なテクニックを使うじゃないかと思ったら、うまくスティーブンに騙されて...ラストの”雲”まで笑えた。新手のラブコメだった

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うむむ、イラスト描くのが、難しい映画だった。

「ハートブルー」「K-19」のキャスリン・ビグロー(58)監督。
第82回アカデミー賞では作品賞以下6部門を受賞、ビグローは女性で初めての監督賞受賞者となった。カッコよくて綺麗な人だった。
賞を争った『アバター』のジェームズ・キャメロン監督(55)の元妻。今回あまりの対照的な作品に、夫婦だったのか~、と驚くばかり。
よそ様のブログを見たら『アバター』がめちゃめちゃネタにされてて笑ってしまった。しかもナヴィ語喋っとる(笑)きっと、これからもおバカ映画のネタにされる事でしょう。うってかわって『ハート・ロッカー』は...『プラトーン』のチャーリ・シーンの天を仰ぐ場面や『フルメタル・ジャッケット』のハートマン軍曹みたいに、ネタには...しにくい映画でしょうね。
夕刊フジに......キャメロン監督と離婚後は、ビグローは殻に閉じこもって、自分を追い込み突き詰めた映画を作るようになった......と書いてあった。この映画も極限状態に追い詰められている人間を描いてますもんね。タフそうな女の人に見えたけど『The Hurt Heart』だったんですね...。受賞の言葉で「尊敬する監督と......」と言ってたのを聞いて、キャメロン監督はとても大きな存在で、乗り越えようと闘ってきた感じがしました。そう考えると、確かに因縁といえる対決だったのかも知れません。
2004年、イラク・バグダッド。
米軍のビクトリー・キャンプ、ブラボー中隊(ビクトリーとかブラボーとか、こういう遊びのある名前をつけなきゃやってられないのかも...)の爆発物処理班(EOD)の兵士3人を描いた作品。
遠隔ロボットの故障を処理している最中に、トンプソン軍曹(ガイ・ピアース)が爆死する。後任にジェームズ2等軍曹(ジェレミー・レナー)が赴任してくるが、爆弾を処理する事にかけてはクレージーで無謀な男だった。部下となったサンボーン軍曹(アンソニー・マッキー)とエルドリッジ技術兵(ブライアン・ジェラティ)はあと39日でEODの任務から外れる予定だったが、彼の出現でブラボー中隊は危険にさらされる事になる......。
このブラボー中隊の兵士達、3人3様のキャラ設定が、はっきりしていて面白い。
ジェームズは、処理した爆弾の信管をコレクションしているような男。
危険な任務にずっぽり侵り、刺激が無いと生きている実感がしない。
エルトリッジは、素直でナイーブな瞳をした若者。不安を抱えている彼の相談相手をしてくれていたケンブリッジ軍医(クリスチャン・カマルゴ)の爆死に、激しく動揺する。
黒人のサンボーン軍曹(アンソニー・マッキー)は、冷静にブラボー中隊の状況を見極め、判断するタイプ。軍の規律に従わないで仲間を危険に晒すジェームズに、怒りを感じている。このサンボーンは、実直で一番見てて安心感があり彼に感情移入してたんですが、最後には激しい感情の揺れを見せ「ええっサンボーンお前もか?!」と驚いてしまい。それだけ死と隣り合わせの危険な任務であり神経をすり減らす、という事なんでしょうね...。
冒頭の爆発に砂利がふわりと浮き上がり、重い防爆服を着てても吹っ飛ばされるシーンは、臨場感溢れ、凄いです。
爆弾処理の様子は...荒い息づかいで、信管のコードをパチンパチンと切るたび、緊張で心臓がパクパクしてしまう (((( ;°Д°)))) 時限爆弾を処理する場面の映画は今まで数々あれど、こんなに心拍数が上がり、しかも持続する映画は無かった。
ふわりと浮き上がる砂利や、ずるっと引っ張り出された沢山の爆弾!スナイパー達(←レイフ・ファインズいたっけ?)が狙い合う乾いた砂漠でのジュース、などなど...妙に目に焼き付く印象に残る場面があります。
ドキュメンタリータッチでエンタメ性を排除し、淡々と兵士の日常を丁寧に描く。
乾いた映像の中で、音楽は雄弁です。爆弾の処理をする緊迫した場面をもりたてたり、いつ襲撃されるか分からない周囲を警戒し不安をかきたてたり。突如として帰国後のゆるい日常が写し出されたか思うと、すぐに爆発的なメタル音楽。
う~ん、このラストは決まってました。
元々はイラクに大量破壊兵器があるという事で(後で違うと判明)米軍が侵攻したわけだが、駐留する理由は描かない。あまり政治的ニュアンスは読み取れない。ビグロー監督は、ギリギリの極限状態を描きたかっただけなのかも知れない。イラク戦争は泥沼化していくし「何の為の戦争か」虚しくなるだろうし、厭戦気分もあるだろうが....かといって、危険な任務の兵士を「非難」という一言では切り捨てられない。『戦争は麻薬である』と、最後にはジェームスを極限状況にしか生きられない戦争ジャンキーとして描いていますから「賞賛」もしてない。アメリカのジレンマを感じます。米軍兵士たちが危険な任務を遂行し、神経を壊されていくさまは、観ていて息が詰まる...ふうぅ~ (・・;)

わぁー、ジーザス!
作品の構成、質、を見る評論家タイプは、ぜひ観るべし。
戦争映画というジャンルが好きな人は、観るべし。
(いるんだわ、特に男性。私、つかまって、延々と聞かされた事がある)
娯楽作品が好きな人には、向かない。
気と心臓が弱い人には、もっと向かない。
私?ですか?話の種に観てみました。(いるんだよね、そういうチャラい人)
すみません、私、ブログのネタのために観ました...チャラいです(;´▽`A``
凄いけど、観るの辛かった~。私は苦手です。
なにより体が拒否ってしまい...最初のほうからだんだん気分が悪くなり......。
早く終わってと願う始末......ぐったり (´д`lll)
131分観てるだけでだんだん具合が悪くなるのに、この任務を365日やっている兵士は、そりゃあ神経が麻痺するか、または心が壊れるよね...大変な仕事だ......と本当に!実感できました。
リアルで緊迫感とか凄いし、今までのとはまた違う新感覚の戦争映画を観せてもらいました、はぁ~~ヽ(;´Д`)ノ(←プラトーンのポーズ)
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「ハートブルー」「K-19」のキャスリン・ビグロー(58)監督。
第82回アカデミー賞では作品賞以下6部門を受賞、ビグローは女性で初めての監督賞受賞者となった。カッコよくて綺麗な人だった。
賞を争った『アバター』のジェームズ・キャメロン監督(55)の元妻。今回あまりの対照的な作品に、夫婦だったのか~、と驚くばかり。
よそ様のブログを見たら『アバター』がめちゃめちゃネタにされてて笑ってしまった。しかもナヴィ語喋っとる(笑)きっと、これからもおバカ映画のネタにされる事でしょう。うってかわって『ハート・ロッカー』は...『プラトーン』のチャーリ・シーンの天を仰ぐ場面や『フルメタル・ジャッケット』のハートマン軍曹みたいに、ネタには...しにくい映画でしょうね。
夕刊フジに......キャメロン監督と離婚後は、ビグローは殻に閉じこもって、自分を追い込み突き詰めた映画を作るようになった......と書いてあった。この映画も極限状態に追い詰められている人間を描いてますもんね。タフそうな女の人に見えたけど『The Hurt Heart』だったんですね...。受賞の言葉で「尊敬する監督と......」と言ってたのを聞いて、キャメロン監督はとても大きな存在で、乗り越えようと闘ってきた感じがしました。そう考えると、確かに因縁といえる対決だったのかも知れません。
2004年、イラク・バグダッド。
米軍のビクトリー・キャンプ、ブラボー中隊(ビクトリーとかブラボーとか、こういう遊びのある名前をつけなきゃやってられないのかも...)の爆発物処理班(EOD)の兵士3人を描いた作品。
遠隔ロボットの故障を処理している最中に、トンプソン軍曹(ガイ・ピアース)が爆死する。後任にジェームズ2等軍曹(ジェレミー・レナー)が赴任してくるが、爆弾を処理する事にかけてはクレージーで無謀な男だった。部下となったサンボーン軍曹(アンソニー・マッキー)とエルドリッジ技術兵(ブライアン・ジェラティ)はあと39日でEODの任務から外れる予定だったが、彼の出現でブラボー中隊は危険にさらされる事になる......。
このブラボー中隊の兵士達、3人3様のキャラ設定が、はっきりしていて面白い。
ジェームズは、処理した爆弾の信管をコレクションしているような男。
危険な任務にずっぽり侵り、刺激が無いと生きている実感がしない。
エルトリッジは、素直でナイーブな瞳をした若者。不安を抱えている彼の相談相手をしてくれていたケンブリッジ軍医(クリスチャン・カマルゴ)の爆死に、激しく動揺する。
黒人のサンボーン軍曹(アンソニー・マッキー)は、冷静にブラボー中隊の状況を見極め、判断するタイプ。軍の規律に従わないで仲間を危険に晒すジェームズに、怒りを感じている。このサンボーンは、実直で一番見てて安心感があり彼に感情移入してたんですが、最後には激しい感情の揺れを見せ「ええっサンボーンお前もか?!」と驚いてしまい。それだけ死と隣り合わせの危険な任務であり神経をすり減らす、という事なんでしょうね...。
冒頭の爆発に砂利がふわりと浮き上がり、重い防爆服を着てても吹っ飛ばされるシーンは、臨場感溢れ、凄いです。
爆弾処理の様子は...荒い息づかいで、信管のコードをパチンパチンと切るたび、緊張で心臓がパクパクしてしまう (((( ;°Д°)))) 時限爆弾を処理する場面の映画は今まで数々あれど、こんなに心拍数が上がり、しかも持続する映画は無かった。
ふわりと浮き上がる砂利や、ずるっと引っ張り出された沢山の爆弾!スナイパー達(←レイフ・ファインズいたっけ?)が狙い合う乾いた砂漠でのジュース、などなど...妙に目に焼き付く印象に残る場面があります。
ドキュメンタリータッチでエンタメ性を排除し、淡々と兵士の日常を丁寧に描く。
乾いた映像の中で、音楽は雄弁です。爆弾の処理をする緊迫した場面をもりたてたり、いつ襲撃されるか分からない周囲を警戒し不安をかきたてたり。突如として帰国後のゆるい日常が写し出されたか思うと、すぐに爆発的なメタル音楽。
う~ん、このラストは決まってました。
元々はイラクに大量破壊兵器があるという事で(後で違うと判明)米軍が侵攻したわけだが、駐留する理由は描かない。あまり政治的ニュアンスは読み取れない。ビグロー監督は、ギリギリの極限状態を描きたかっただけなのかも知れない。イラク戦争は泥沼化していくし「何の為の戦争か」虚しくなるだろうし、厭戦気分もあるだろうが....かといって、危険な任務の兵士を「非難」という一言では切り捨てられない。『戦争は麻薬である』と、最後にはジェームスを極限状況にしか生きられない戦争ジャンキーとして描いていますから「賞賛」もしてない。アメリカのジレンマを感じます。米軍兵士たちが危険な任務を遂行し、神経を壊されていくさまは、観ていて息が詰まる...ふうぅ~ (・・;)

わぁー、ジーザス!
作品の構成、質、を見る評論家タイプは、ぜひ観るべし。
戦争映画というジャンルが好きな人は、観るべし。
(いるんだわ、特に男性。私、つかまって、延々と聞かされた事がある)
娯楽作品が好きな人には、向かない。
気と心臓が弱い人には、もっと向かない。
私?ですか?話の種に観てみました。(いるんだよね、そういうチャラい人)
すみません、私、ブログのネタのために観ました...チャラいです(;´▽`A``
凄いけど、観るの辛かった~。私は苦手です。
なにより体が拒否ってしまい...最初のほうからだんだん気分が悪くなり......。
早く終わってと願う始末......ぐったり (´д`lll)
131分観てるだけでだんだん具合が悪くなるのに、この任務を365日やっている兵士は、そりゃあ神経が麻痺するか、または心が壊れるよね...大変な仕事だ......と本当に!実感できました。
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呪いをかけられて魔法のキスで呪いが解ける、というお伽話は、好きだなぁ~。

いや~、予告からGフォースとかプリキュア(17人もいるんだ~w)とかコナンとかとか、バンバン見せられ、すっかり心は ”春休みの子供” になってしまった管理人です。
グリム童話「かえるの王子さま」を換骨奪胎したE・D・ベイカーによる児童小説「カエルになったお姫様」を、「リトル・マーメイド」「アラジン」のジョン・マスカー&ロン・クレメンツが映画化した長編アニメ。1920年代の米ニューオーリンズを舞台に、魔女の策略でカエルの姿に変えられてしまったナビーン王子と彼にキスしたことでカエルになってしまったウェイトレスの少女ティアナが、自らの身体を取り戻すために大冒険を繰り広げる。声の出演にアニカ・ノニ・ローズ、オプラ・ウィンフリー、ジョン・グッドマン、テレンス・ハワード。まんま eiga.comより
ニューオリンズが舞台だけあってジャズやゴスペル流れるミュージカルアニメ...えぇ!ミュージカルだったの?!なら字幕だったら良かったぁ...と、相変わらずのうっかり管理人です...ちと残念。大人の方は字幕版をお勧めします。
蛙たちが逃げ込む螢飛び交う川辺の情景は、TDLのアトラクション『カリブの海賊』の川落ち前の導入部分を彷彿とさせ、マークトウェイン号のような蒸気船も出てきて、まさしくディズニー物ですよね。

←このドレス、スゴい好き
蛙の王子様にキスしたばっかりに、自分も蛙になってしまった女の子。
”魔法のキスで呪いを解く”という法則は、最近ひねってあり『ペネロピ』などは「えぇ!呪いの解き方は、コレだったの?!」と見事!高難度の納得ひねり技で、しかも呪いをかけた魔女が屋敷から退散...というオチまでつけて、なかなかのお伽話でした。
このお話も『ペネロピ』まではいかないけど、キスから始まりキスで終わる...ちょいとひねってます。この手のお伽話は、いつ見てもいい。
分かりきっても、こうであってほしいラブストーリーです。
絵的にいうと......
人物キャラの場合、3Dはちょっと不気味になるから、手描きはほっとしますよね。
今回は、ディズニー初の黒人プリンセス。ヒロインのお父さんは黒人らしさを出しつつ、いい感じの存在感だったし、群舞シーンの燕尾服の黒人男性も...そうそう頭の形もこんな風で小さくて、よく特徴をとらえて、魅力的にデフォルメされてます。新たな素材のせいか、とてもよくデザインされているので、観てて楽しかったです。
動物はちょっと可愛くなかったかなー。「蛇」のデザインが一番好きだなぁ。「螢」はもう可愛く無さすぎで毛虫みたいで、かえって笑えたけど。「ワニ」にいたってはピーターパンの時から同じキャラクターデザイン(使い回し?!)で古臭く感じた。「蛙」は足が長くてカッコいいんだけど、愛らしくはない。日本人が感じる萌えが『蛙』になくてあんまり魅力的なキャラに見えなかった。ハッピーエンドのラブストーリーは十分大人にもイケるのだけれど「蛙」や「ワニ」の動物部分は、目新しくない上、割合長くて~テンポが緩やか。この辺は日本の小さいお友だちにはいいけど、大きなお友だちにはどうかなぁ~。まっ、日本の大きなお友だちは、ケロロやコナンやハルヒやプリキュアを観るから、いいか (^▽^;)
人間が出て来る場面の方が、面白かったです。怪しい魔術師やママオーディや表情豊かなティアナの女友達......それぞれ個性的なキャラでした。そして、音楽の部分も楽しめました。しっかりと地に足を着けた堅実なヒロインのティアナと、放蕩息子で勘当された享楽的なナビーン王子。全く違う2人がだんだん惹かれ合っていき、自分を見つめ直す。ママ・オーディの「本当に自分にとって必要なものは何か」という言葉。
ウェイトレスの少女ティアナの夢は、亡き父の願いを胸に、自分のレストランを持つ事。でもでも、夢がかなう時、愛する人と一緒の方が幸せ...と気づく。
最後にキスしてパァー*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆と魔法が解けるところは、やっぱ感動しますよん:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
母娘で観てもいいファミリーアニメであり、ガールズムービーでもいい。まぁデートムービーの場合は、途中で多少ダレても何観ても楽しいんだから......これもいいですよね。あ、DVDでもイイかな......あらら、なんていい加減なレビューなんでしょ(;^_^A
人間のキャラクターデザインとミュジカルシーンのトコは好き。
うん、安心して観られる王道ロマンティックディズニーアニメです。
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いや~、予告からGフォースとかプリキュア(17人もいるんだ~w)とかコナンとかとか、バンバン見せられ、すっかり心は ”春休みの子供” になってしまった管理人です。
グリム童話「かえるの王子さま」を換骨奪胎したE・D・ベイカーによる児童小説「カエルになったお姫様」を、「リトル・マーメイド」「アラジン」のジョン・マスカー&ロン・クレメンツが映画化した長編アニメ。1920年代の米ニューオーリンズを舞台に、魔女の策略でカエルの姿に変えられてしまったナビーン王子と彼にキスしたことでカエルになってしまったウェイトレスの少女ティアナが、自らの身体を取り戻すために大冒険を繰り広げる。声の出演にアニカ・ノニ・ローズ、オプラ・ウィンフリー、ジョン・グッドマン、テレンス・ハワード。まんま eiga.comより
ニューオリンズが舞台だけあってジャズやゴスペル流れるミュージカルアニメ...えぇ!ミュージカルだったの?!なら字幕だったら良かったぁ...と、相変わらずのうっかり管理人です...ちと残念。大人の方は字幕版をお勧めします。
蛙たちが逃げ込む螢飛び交う川辺の情景は、TDLのアトラクション『カリブの海賊』の川落ち前の導入部分を彷彿とさせ、マークトウェイン号のような蒸気船も出てきて、まさしくディズニー物ですよね。

←このドレス、スゴい好き

蛙の王子様にキスしたばっかりに、自分も蛙になってしまった女の子。
”魔法のキスで呪いを解く”という法則は、最近ひねってあり『ペネロピ』などは「えぇ!呪いの解き方は、コレだったの?!」と見事!高難度の納得ひねり技で、しかも呪いをかけた魔女が屋敷から退散...というオチまでつけて、なかなかのお伽話でした。
このお話も『ペネロピ』まではいかないけど、キスから始まりキスで終わる...ちょいとひねってます。この手のお伽話は、いつ見てもいい。
分かりきっても、こうであってほしいラブストーリーです。
絵的にいうと......
人物キャラの場合、3Dはちょっと不気味になるから、手描きはほっとしますよね。
今回は、ディズニー初の黒人プリンセス。ヒロインのお父さんは黒人らしさを出しつつ、いい感じの存在感だったし、群舞シーンの燕尾服の黒人男性も...そうそう頭の形もこんな風で小さくて、よく特徴をとらえて、魅力的にデフォルメされてます。新たな素材のせいか、とてもよくデザインされているので、観てて楽しかったです。
動物はちょっと可愛くなかったかなー。「蛇」のデザインが一番好きだなぁ。「螢」はもう可愛く無さすぎで毛虫みたいで、かえって笑えたけど。「ワニ」にいたってはピーターパンの時から同じキャラクターデザイン(使い回し?!)で古臭く感じた。「蛙」は足が長くてカッコいいんだけど、愛らしくはない。日本人が感じる萌えが『蛙』になくてあんまり魅力的なキャラに見えなかった。ハッピーエンドのラブストーリーは十分大人にもイケるのだけれど「蛙」や「ワニ」の動物部分は、目新しくない上、割合長くて~テンポが緩やか。この辺は日本の小さいお友だちにはいいけど、大きなお友だちにはどうかなぁ~。まっ、日本の大きなお友だちは、ケロロやコナンやハルヒやプリキュアを観るから、いいか (^▽^;)
人間が出て来る場面の方が、面白かったです。怪しい魔術師やママオーディや表情豊かなティアナの女友達......それぞれ個性的なキャラでした。そして、音楽の部分も楽しめました。しっかりと地に足を着けた堅実なヒロインのティアナと、放蕩息子で勘当された享楽的なナビーン王子。全く違う2人がだんだん惹かれ合っていき、自分を見つめ直す。ママ・オーディの「本当に自分にとって必要なものは何か」という言葉。
ウェイトレスの少女ティアナの夢は、亡き父の願いを胸に、自分のレストランを持つ事。でもでも、夢がかなう時、愛する人と一緒の方が幸せ...と気づく。
最後にキスしてパァー*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆と魔法が解けるところは、やっぱ感動しますよん:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
母娘で観てもいいファミリーアニメであり、ガールズムービーでもいい。まぁデートムービーの場合は、途中で多少ダレても何観ても楽しいんだから......これもいいですよね。あ、DVDでもイイかな......あらら、なんていい加減なレビューなんでしょ(;^_^A
人間のキャラクターデザインとミュジカルシーンのトコは好き。
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わんこ祭りだ~!第2弾!

イラスト描いてて言うのもナンですが、パーカー教授はHACHIが跳びついて泥だらけになろうとも「ハッチィ~
」 と目尻を下げてニコニコしてると思います 
毎度おなじみ、忠犬ハチ公の話です。
以前、TVかレンタルで仲代達矢の『ハチ公物語』(1987)を観たのですが、ひたすら犬を見ていたので、作品の質とかよく覚えていません。日米、比較してどうなんでしょうね。この映画は、ちゃんとアメリカの物語になってました。
私は、秋田犬や柴犬などの日本犬は大好きです。なんつ~か、形が萌え~
デッカイ秋田犬を見れて嬉しいのですが...こうやって映画の中でしみじみ見るに、日本犬は表情が乏しいですね、たはは。『ボルト』の撮影所の現場監督が「犬が虚構の世界を信じてるからこそ、主人を思う切実さにリアリティーが出るのだ」と言っておりましたが、このHACHI はパーカー・ウィルソン教授を切なく慕ってる感じはそれほど無いように、私には見え(笑)共演者の人間をものともせず、いかにも秋田犬の悠々とした風格がよく出てました(それ、褒めてるんかいっ)それはそれで、私から見れば、秋田犬のぶっきらぼうな可愛さがあるんですが。
洋画に出ている洋犬って、ほらっ、表情豊かで芸達者なのが多いでしょう。
だから、秋田犬のHACHIちゃんは、ちと大味な俳優に思えました(ごめんねハチ)
一番最後に、よろよろ俯き加減に歩いてた姿が、一番演技が上手かったデス
でも、HACHIに会えて良かったです。
『マーリー世界一オバカな犬が教えてくれたこと』でも感じたのですが、いい犬です!
お腹がキュっとシェイプされ、毛艶もぴかぴかふわふわ!
こりゃあ~よくお手入れされたとても綺麗な秋田犬です
HACHIをがしがし撫でて可愛がるパーカー教授(ギア)も、演技を超えて嬉しそう~でした。
リチャード・ギアも、ロマンスグレーで相変わらず素敵!
夏休みのファミリー向けに吹替版しかなかったので、ガックリ!アニメなら、まだ納得できるけど...こういう洋画は字幕版もう少し増やしてほしかった...。ギアの甘い声じゃなく、ソフトバンクのお父さん犬の北大路欣也だったので、最初は違和感ありまくり
だんだん慣れたけど、そのせいか、あんまり入り込めなかったような...。
落ち着いて安心して観れるよく知ってるストーリーのせいか、お年寄りも多かった気がします。教授が亡くなった後、HACHI が待ってる姿にあちこちで鼻をすする音が......。私は泣かなかったです。へっ?『ボルト』も...。えっ?号泣した人もいる?あれっ?どうしましょう!?あたし、人でなしかも~~?!
まぁ、秋田犬を愛でる他は...趣味のいい妻、綺麗な娘、可愛い孫ボーイ(←ブックマークしましょw)や素敵な広い家、雰囲気のある街並みを、一緒に楽しみましょう...と、いったところですねぇ。私の好きな『ショコラ』や『ギルバート・グレイプ』のラッセ・ハルストレム監督なんですね。そういえば、どこか、ほわっとしてます
実際のハチ公は、教授が亡くなった後も9年も駅で待っていて......それには色んな諸説ありますが、今回のHACHI目線の映像を見ていると、きっと幸せな記憶が刻まれていて待っていたかったのでしょうね。そんな雰囲気がよく出てて、映像の色彩も絵本みたいで "犬をめぐる寓話" という感じでした。

う~ん、サービスデーでもDVDでもいいけど、フジTV開局50周年記念映画なのですぐTVでやってくれそうなんで、それを待ってもよろしいかと(おい、こらっw)
わ~ん、ギア様、お許しを!
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このレビュー、やや辛口だったので、ちょっぴりクスっと笑ってもらおうと↓オマケデス。
女より犬のほうがいい30の理由
ホント!犬って、ご主人に忠実ですね。
ウチも夫が帰宅すると、一番喜んでいるのは「わんこ」です

イラスト描いてて言うのもナンですが、パーカー教授はHACHIが跳びついて泥だらけになろうとも「ハッチィ~


毎度おなじみ、忠犬ハチ公の話です。
以前、TVかレンタルで仲代達矢の『ハチ公物語』(1987)を観たのですが、ひたすら犬を見ていたので、作品の質とかよく覚えていません。日米、比較してどうなんでしょうね。この映画は、ちゃんとアメリカの物語になってました。
私は、秋田犬や柴犬などの日本犬は大好きです。なんつ~か、形が萌え~

デッカイ秋田犬を見れて嬉しいのですが...こうやって映画の中でしみじみ見るに、日本犬は表情が乏しいですね、たはは。『ボルト』の撮影所の現場監督が「犬が虚構の世界を信じてるからこそ、主人を思う切実さにリアリティーが出るのだ」と言っておりましたが、このHACHI はパーカー・ウィルソン教授を切なく慕ってる感じはそれほど無いように、私には見え(笑)共演者の人間をものともせず、いかにも秋田犬の悠々とした風格がよく出てました(それ、褒めてるんかいっ)それはそれで、私から見れば、秋田犬のぶっきらぼうな可愛さがあるんですが。
洋画に出ている洋犬って、ほらっ、表情豊かで芸達者なのが多いでしょう。
だから、秋田犬のHACHIちゃんは、ちと大味な俳優に思えました(ごめんねハチ)
一番最後に、よろよろ俯き加減に歩いてた姿が、一番演技が上手かったデス

でも、HACHIに会えて良かったです。
『マーリー世界一オバカな犬が教えてくれたこと』でも感じたのですが、いい犬です!
お腹がキュっとシェイプされ、毛艶もぴかぴかふわふわ!
こりゃあ~よくお手入れされたとても綺麗な秋田犬です

リチャード・ギアも、ロマンスグレーで相変わらず素敵!

夏休みのファミリー向けに吹替版しかなかったので、ガックリ!アニメなら、まだ納得できるけど...こういう洋画は字幕版もう少し増やしてほしかった...。ギアの甘い声じゃなく、ソフトバンクのお父さん犬の北大路欣也だったので、最初は違和感ありまくり

落ち着いて安心して観れるよく知ってるストーリーのせいか、お年寄りも多かった気がします。教授が亡くなった後、HACHI が待ってる姿にあちこちで鼻をすする音が......。私は泣かなかったです。へっ?『ボルト』も...。えっ?号泣した人もいる?あれっ?どうしましょう!?あたし、人でなしかも~~?!

まぁ、秋田犬を愛でる他は...趣味のいい妻、綺麗な娘、可愛い孫ボーイ(←ブックマークしましょw)や素敵な広い家、雰囲気のある街並みを、一緒に楽しみましょう...と、いったところですねぇ。私の好きな『ショコラ』や『ギルバート・グレイプ』のラッセ・ハルストレム監督なんですね。そういえば、どこか、ほわっとしてます

実際のハチ公は、教授が亡くなった後も9年も駅で待っていて......それには色んな諸説ありますが、今回のHACHI目線の映像を見ていると、きっと幸せな記憶が刻まれていて待っていたかったのでしょうね。そんな雰囲気がよく出てて、映像の色彩も絵本みたいで "犬をめぐる寓話" という感じでした。

う~ん、サービスデーでもDVDでもいいけど、フジTV開局50周年記念映画なのですぐTVでやってくれそうなんで、それを待ってもよろしいかと(おい、こらっw)
わ~ん、ギア様、お許しを!

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このレビュー、やや辛口だったので、ちょっぴりクスっと笑ってもらおうと↓オマケデス。
女より犬のほうがいい30の理由
ホント!犬って、ご主人に忠実ですね。
ウチも夫が帰宅すると、一番喜んでいるのは「わんこ」です


わんこ祭りだ~!第 1 弾!

昨日upしようと思ってたのに、管理ページにログイン出来なかったのよ、fc2さん(涙)
おー、まず『メーターの東京レース』が!!おまけ付きって、嬉しい
これ、全世界なのか?!日本向けサービスなのか?!
東京の街がこうなるのか、と面白かったデス。
最初のアクションシーン!いろいろヒネりも小ネタも入れてありスピーディで観応えがありました!後半途中のロードムービーの所は、ちょいとゆったりペース。
最後には「ペニーが好き!ペニーを助けたい!」という愛を信じて疑うことを知らないポジティブなボルトの姿に、心が温かくなりました。
犬や鳩の動きや仕草をよ~く観察して、ディティールも細かく練り上げられたキャラは、凄いわ~。楽しいわ~。鳩なんか短い場面なんで、特にカンペキ!
ガリガリで可愛くない牝猫ミトンズは、ガサツな蓮っ葉な声で『ショムニ』の江角マキコ姐さんだとすぐ分かったけど(笑)ボルト(声・佐々木蔵之介)と、豚とまりもの血が入ってる(←多分w)ハムスターのライノ(声・天野ひろゆき)は、エンド・クレジットを見るまで分かりませんでした。ん、割と合ってたかな。
惜しむらくは、私が観たのは、字幕版じゃなく3Dでもなかった事。ジョン・トラボルタの声、聴きたかったぁ。3Dも違うでしょうね~。上映館、少ないですよね...。

まぁ、それにしても、2006年、ピクサーもディズニーに完全子会社化されるとは。
アメリカのアニメ興行も大変なのでしょうか。
日本では...例えば、この夏のアニメは単体の男性で鑑賞という姿をよく見かけたし、その層へのマーケットの需要もあるけど、アメリカではアニメはまだまだ子供やファミリー向けというコンセプトなんでしょうね。
今作は、ピクサーが完成まで携った最初のアニメ。従来のちょっとマンネリ化したディズニーアニメに、キャラを綿密に作り込んでいき愛も感じるピクサーらしさが上手く溶け合ってました。
なんといっても夏休みですから、劇場アニメは充実してますね。
自分の好みは『サマーウォーズ』ですが、『ボルト』はそれはそれで、子供も付き添いの親も十分満足できる作品でありました。
なにより、主人公ボルト(←白いシェパードだそうです)の「犬」キャラが、ストーリとよく合っていて魅力的。飼い主への忠誠心や「犬」の持つ健気さが、ボルトの一生懸命に走る姿に集約されていて、胸がきゅ~んとなってしまいました。
ほんと、わんこのボルト、けなげ~!で可愛い。
映画を観た後、私も白いシェパード(←大嘘)のウチのわんこを "いいコいいコ" しましたデス
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昨日upしようと思ってたのに、管理ページにログイン出来なかったのよ、fc2さん(涙)
おー、まず『メーターの東京レース』が!!おまけ付きって、嬉しい

これ、全世界なのか?!日本向けサービスなのか?!
東京の街がこうなるのか、と面白かったデス。
最初のアクションシーン!いろいろヒネりも小ネタも入れてありスピーディで観応えがありました!後半途中のロードムービーの所は、ちょいとゆったりペース。
最後には「ペニーが好き!ペニーを助けたい!」という愛を信じて疑うことを知らないポジティブなボルトの姿に、心が温かくなりました。
犬や鳩の動きや仕草をよ~く観察して、ディティールも細かく練り上げられたキャラは、凄いわ~。楽しいわ~。鳩なんか短い場面なんで、特にカンペキ!
ガリガリで可愛くない牝猫ミトンズは、ガサツな蓮っ葉な声で『ショムニ』の江角マキコ姐さんだとすぐ分かったけど(笑)ボルト(声・佐々木蔵之介)と、豚とまりもの血が入ってる(←多分w)ハムスターのライノ(声・天野ひろゆき)は、エンド・クレジットを見るまで分かりませんでした。ん、割と合ってたかな。
惜しむらくは、私が観たのは、字幕版じゃなく3Dでもなかった事。ジョン・トラボルタの声、聴きたかったぁ。3Dも違うでしょうね~。上映館、少ないですよね...。

まぁ、それにしても、2006年、ピクサーもディズニーに完全子会社化されるとは。
アメリカのアニメ興行も大変なのでしょうか。
日本では...例えば、この夏のアニメは単体の男性で鑑賞という姿をよく見かけたし、その層へのマーケットの需要もあるけど、アメリカではアニメはまだまだ子供やファミリー向けというコンセプトなんでしょうね。
今作は、ピクサーが完成まで携った最初のアニメ。従来のちょっとマンネリ化したディズニーアニメに、キャラを綿密に作り込んでいき愛も感じるピクサーらしさが上手く溶け合ってました。
なんといっても夏休みですから、劇場アニメは充実してますね。
自分の好みは『サマーウォーズ』ですが、『ボルト』はそれはそれで、子供も付き添いの親も十分満足できる作品でありました。
なにより、主人公ボルト(←白いシェパードだそうです)の「犬」キャラが、ストーリとよく合っていて魅力的。飼い主への忠誠心や「犬」の持つ健気さが、ボルトの一生懸命に走る姿に集約されていて、胸がきゅ~んとなってしまいました。
ほんと、わんこのボルト、けなげ~!で可愛い。
映画を観た後、私も白いシェパード(←大嘘)のウチのわんこを "いいコいいコ" しましたデス

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どうも。周回遅れのupです。いつもながら、私はアップアップです(汗)

私のブログ年齢7才というのは、あながちウソではない(苦笑)
以前、流行った『ブログ通信簿』なるもの、私のトコは放置ブログゆえ評価は『1』ばっか!?で、年末に自分でも珍しく更新頻度が上がったので、リベンジとばかり判定してもらったら『2』メインに『3』が1コ。でも『ブログ年齢10才、性別男』ときた。なぁに~~!?
こんなに女っぽくって色気のある文なのに(反論は受け付けませんw)何故に『男』?
10才つ~のも『ティンカーベル』と『メジャー』のアニメを、立て続けにエントリーしたせいかしら...(涙目)"体はとっくに大人、頭脳はいつまで子供かよっ"の管理人です...。
さて、馬鹿話はこのくらいで、ここからは真顔(きりっ)
80歳の老人として生まれ、逆に若返っていく、数奇な人生を歩んだ男の話。
1818年、駅の大時計を依頼された時計職人ガトーは、戦争で息子を失った悲しみのため "息子が戻って来るように"と逆回りの大時計を作った。息子は戻って来ず、ガトーの念は残った...。
1919年、ニューオリンズ、第1次世界大戦が終わった夜、バトン家に老人のような赤ん坊が生まれた。母は難産のあげく死に、混乱した父トーマス(ジェースン・フレミング)は、その赤ん坊を老人養護施設に捨てる...。
その施設の介護婦クィニー(タラジ・P・ヘンスン)は赤ん坊をベンジャミンと名付け、育てる...。

監督は『セブン』『ファイトクラブ』のデーヴィッド・フィンチャー。
映像が美しい。バレエのシーンもロケーションも、落ち着いた暗めの色調で、雰囲気があり、絵画のようだった。
デーヴィッド・フィンチャー監督だし、予告でも数奇で不思議な感じだったので、かなりそっち方面を期待したけど...『セブン』『ファイトクラブ』のように猟奇的でもセンセーショナルでもエキサイティングでもなく、思ったより静かで淡々と長い映画だった。
これは『フォレスト・ガンプ』を書いた脚本家のエリック・ロスの持つテイストに近い。
あまり湿り気を感じさせず感傷的になりすぎずに距離を取りつつも、眼差しはほんのり温かい。主人公のベンジャミン(ブラッド・ピッド)にも、過度の同情を寄せずに描いている。
それでもさすがに、年取ったデイジーがかって恋人だった赤ん坊を愛おしそうに抱いて、彼の死を看取る場面は涙が滲んだ...。
デイジーの少女時代を演じたエル・ファニングも、何ともロマンチックで可愛かった!
途中、ベンジャミンが惹かれたエリザベス(ティルダ・スウィントン)は、妙にリアリティーを感じた。こういう状況、こうゆ~女性、あり!だなと。彼女って、ホント、存在感があるのね。CGでの若いブラピとケイト、美しい!う~む、ケイトはいつでもどこでも上手いよね。
逆回りに年を取るという過酷な運命をベンジャミンは静かに受け止め、デイジーと養母クイニーを無心に愛した。美しい一生だったと思う。
それでも、だから『人生は素晴らしい』
これは、一種の切ないラブストーリーなのですね。
ベンジャミンの生まれ落ちてから死ぬまでの一生、一つのゆったりとした川(沼じゃない)の流れを見つめているような映画でした。DVDだとどうしても途切れて観てしまうので、この空気感を味わうのには映画館で観た方が、いいと思います。
スゴい感動的というより、自分に残された時間が大切に思えて、じんわり心にくる作品でした。
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今日はダニエル・クレーグの映画を観ました。そ~の~う~ち~upします...。
安売りしてるかも~と "自分チョコ"を買いに行ったのですが、スーパーやコンビニはさっさっと片付けられていて、デパ地下は『遅れてごめんね(←なんじゃあコレw)バレンタインデー』と、まだ正規値段!でした...ん、ヒドいなぁ~デパ地下商法(笑)

私のブログ年齢7才というのは、あながちウソではない(苦笑)
以前、流行った『ブログ通信簿』なるもの、私のトコは放置ブログゆえ評価は『1』ばっか!?で、年末に自分でも珍しく更新頻度が上がったので、リベンジとばかり判定してもらったら『2』メインに『3』が1コ。でも『ブログ年齢10才、性別男』ときた。なぁに~~!?
こんなに女っぽくって色気のある文なのに(反論は受け付けませんw)何故に『男』?
10才つ~のも『ティンカーベル』と『メジャー』のアニメを、立て続けにエントリーしたせいかしら...(涙目)"体はとっくに大人、頭脳はいつまで子供かよっ"の管理人です...。
さて、馬鹿話はこのくらいで、ここからは真顔(きりっ)
80歳の老人として生まれ、逆に若返っていく、数奇な人生を歩んだ男の話。
1818年、駅の大時計を依頼された時計職人ガトーは、戦争で息子を失った悲しみのため "息子が戻って来るように"と逆回りの大時計を作った。息子は戻って来ず、ガトーの念は残った...。
1919年、ニューオリンズ、第1次世界大戦が終わった夜、バトン家に老人のような赤ん坊が生まれた。母は難産のあげく死に、混乱した父トーマス(ジェースン・フレミング)は、その赤ん坊を老人養護施設に捨てる...。
その施設の介護婦クィニー(タラジ・P・ヘンスン)は赤ん坊をベンジャミンと名付け、育てる...。

監督は『セブン』『ファイトクラブ』のデーヴィッド・フィンチャー。
映像が美しい。バレエのシーンもロケーションも、落ち着いた暗めの色調で、雰囲気があり、絵画のようだった。
デーヴィッド・フィンチャー監督だし、予告でも数奇で不思議な感じだったので、かなりそっち方面を期待したけど...『セブン』『ファイトクラブ』のように猟奇的でもセンセーショナルでもエキサイティングでもなく、思ったより静かで淡々と長い映画だった。
これは『フォレスト・ガンプ』を書いた脚本家のエリック・ロスの持つテイストに近い。
あまり湿り気を感じさせず感傷的になりすぎずに距離を取りつつも、眼差しはほんのり温かい。主人公のベンジャミン(ブラッド・ピッド)にも、過度の同情を寄せずに描いている。
それでもさすがに、年取ったデイジーがかって恋人だった赤ん坊を愛おしそうに抱いて、彼の死を看取る場面は涙が滲んだ...。
デイジーの少女時代を演じたエル・ファニングも、何ともロマンチックで可愛かった!
途中、ベンジャミンが惹かれたエリザベス(ティルダ・スウィントン)は、妙にリアリティーを感じた。こういう状況、こうゆ~女性、あり!だなと。彼女って、ホント、存在感があるのね。CGでの若いブラピとケイト、美しい!う~む、ケイトはいつでもどこでも上手いよね。
逆回りに年を取るという過酷な運命をベンジャミンは静かに受け止め、デイジーと養母クイニーを無心に愛した。美しい一生だったと思う。
それでも、だから『人生は素晴らしい』
これは、一種の切ないラブストーリーなのですね。
ベンジャミンの生まれ落ちてから死ぬまでの一生、一つのゆったりとした川(沼じゃない)の流れを見つめているような映画でした。DVDだとどうしても途切れて観てしまうので、この空気感を味わうのには映画館で観た方が、いいと思います。
スゴい感動的というより、自分に残された時間が大切に思えて、じんわり心にくる作品でした。
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今日はダニエル・クレーグの映画を観ました。そ~の~う~ち~upします...。
安売りしてるかも~と "自分チョコ"を買いに行ったのですが、スーパーやコンビニはさっさっと片付けられていて、デパ地下は『遅れてごめんね(←なんじゃあコレw)バレンタインデー』と、まだ正規値段!でした...ん、ヒドいなぁ~デパ地下商法(笑)

前エントリーの『マンマ・ミーア!』のメリル・ストリープの似顔絵は『オカマ?』とか『似てね~~(笑)こわ~~い(T^T) 』とか『メデューサ』とか『おでこから上が似てる』とか言われてしまったが...ん~、それは私の中の萌えパワーが作動しなかった上に、ピアース・ブロスナンの歌声を聴いて腰が抜け(悪い意味でw)体だからエクトプラズムがすぅ~と抜けて脱力しちまったせいかな~(´▽`*)アハハ
で、ほら、どうだ!今度はこんなにきゃわいい~~(笑)

全米のティーンをメロメロにしたケーブルTV(ディズニーチャンネル)から生まれた『ハイスクール・ミュージカル』の劇場版。『ヘアスプレー』にも出ていたザック・エフロンが、可愛い~!!
バスケ部のエースでキャプテンのトロイ(ザック・エフロン)と、数学の天才にして天使の歌声を持つ転校生ガブリエル(ヴァネッサ・ハジェンズ)イースト高校一の素敵なカップルの青春ストーリー。『ザ・ムービー』は、卒業の季節を迎えたトロイ達の恋と友情、それぞれの進路に迷う姿を描いている。
2人のちょっとしたすれ違いや、学校の勘違いセレブ、シャーペイ(アシュレイ・ディスデイル)が巻き起こす悪巧みに振り回されるトロイとガブリエルが、周りの仲間や友達に励まされて、お互いの愛を確認し合う。最後には何もかも上手くいって皆で歌って踊って、大団円~!というのが、このシリーズのお決まりストーリー。
劇場版『ザ・ムービー』は、ストーリーやキャラ達をじっくり描いているわけでなく(つまりストーリーはさておきw)歌やダンスのほうにウエイトを置いて、華やかだ。
なので、もちろんこの映画だけでも楽しめるが『ハイスクール・ミュージカル1』と『2』のDVDを観たほうが、ストーリやキャラクター達に愛着が湧くと思う。
アフロもキュートな幼稚園からの親友チャド(コービン・ブルー)も実にナイスガイ。
ガブリエルの友人、科学部のしっかり者のテイラー(モニーク・コールマン)
『2』から味方に廻るシャーペイの双子の弟ライアン(ルーカス・グラビール)
ピアノ弾きのケルシー(オリシア・ルーリン)やおデブのチアガール、お菓子作りが得意なバスケ部の仲間、み~んな好人物である。
『1』を観て彼等が好きになり『2』では皆が衣装も可愛くパワーupして再登場!
私は『2』と『ザ・ムービー』の冒頭のダンスシーンが、大好き!
(『1』は歌で言うとイントロ部分みたいなもんで、最初の群舞シーンが無い)
バスケ部のボールを扱うダンスとチアガールの掛け合いは、若々しく楽しい~!
歌は『ツゲザ~♪ツゲザ~♪』とか何曲かは分かるけど、結構どれも同じに聴こえる、たはは。これを思うと、あのABBAやビートルズとか往年の大ヒット曲を使ったミュージカルって、確かに強いパワーがあるよね~。
まっ、これはティーン向けだし、彼等の瑞々しさと若さ溢れるダンスはハッピーで元気をもらえる。とりわけ"卒業”というシークエンスは、ちりりと胸が切ない。
それぞれの道を選択し、友や仲間たちとの別れ、未来の希望と不安。
そして、演じる同世代の俳優達もこの若さを留めているのは今だけなのだと思うと、より切ない。ザック達の『ハイスクール・ミュージック』は、これで終わり(『4』は別のキャストでやるそうで)2度とは戻らない時期の彼等を、楽しみたい。
劇場の観客層は思ったより低年齢で(苦笑)小中高の女子がグループで観に来ていた感じである。
中には、小学生(中学生には見えなかった)男子グループもいて『ディズニー映画ってハマるね』『あのバスケのシーンは良かった』『もう一回観ようっと』とか喋っているのが、なんとも微笑ましかった(笑)
そういえば、ディズニー映画だものね。
さすがディズニー、毒もシニカルさもない。
明るくポジティブ。
あの~、全然話は変わるけど、今、私は茂木健一郎の脳に関する本を読んでいるんだけど、それによると...脳の抑制が外れて、プラスの『無我』の状態になるか、マイナスの『切れる』状態になるかは、その人がいいクオリア(心の中で感じるさまざまな質感)を過去にどれだけ感じていたかという履歴にかなり関係する...と書いてあって、それらを読んでいたら、なおさらこの時期の子供たちにはいい作品かも知れない、と思った。
アメリカの高校生だって、まさかこんな高校がデフォだと思ってないだろうし。
他にダークな物は世の中にいっぱい溢れてるわけだから、これはこれでいいと思う。
ティーンが素直に楽しむミュージカル映画とでも言っておこう。
こんなの物足りない、深くない、2人にキョーミない...なんて思ったオトナの貴方は正しい。えっ、私ですか?私は、死ぬまで少女マンガ的なものから足を洗わない!と決めた人間なのであ~る。この手の物は好きですっ(笑)
大体、このディズニーチャンネルから出たティーンアイドルは...ブリトニー・スピアーズ、リンジー・ローハン、ジャスティン・ティンバーレイク等と、最近はゴシップ欄を賑わすセレブ達である。ザック・エフロンだって、将来、どうなるか分からない(それに雰囲気からいって、大人になったザック・エフロンは結構フツーだと思う...)
一番輝いているだろう...この時期のピュアでスウィートなザック・エフロンは、二度とは戻って来ない。ゆえに、ヨコシマな大人の鑑賞方法としては『ハイスクールミュージカル・1』と『2』と『ザ・ムービー』のザック・エフロンを、こよなく愛でたいものである。
↓おまけ...ザックとヴァネッサ......ん...ん...熱々デス(笑)



今度生まれて来る時には、美男美女(どっちでも可)になって"プロム"ちゅう~ものを経験してみたい...管理人です。
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で、ほら、どうだ!今度はこんなにきゃわいい~~(笑)

全米のティーンをメロメロにしたケーブルTV(ディズニーチャンネル)から生まれた『ハイスクール・ミュージカル』の劇場版。『ヘアスプレー』にも出ていたザック・エフロンが、可愛い~!!
バスケ部のエースでキャプテンのトロイ(ザック・エフロン)と、数学の天才にして天使の歌声を持つ転校生ガブリエル(ヴァネッサ・ハジェンズ)イースト高校一の素敵なカップルの青春ストーリー。『ザ・ムービー』は、卒業の季節を迎えたトロイ達の恋と友情、それぞれの進路に迷う姿を描いている。
2人のちょっとしたすれ違いや、学校の勘違いセレブ、シャーペイ(アシュレイ・ディスデイル)が巻き起こす悪巧みに振り回されるトロイとガブリエルが、周りの仲間や友達に励まされて、お互いの愛を確認し合う。最後には何もかも上手くいって皆で歌って踊って、大団円~!というのが、このシリーズのお決まりストーリー。
劇場版『ザ・ムービー』は、ストーリーやキャラ達をじっくり描いているわけでなく(つまりストーリーはさておきw)歌やダンスのほうにウエイトを置いて、華やかだ。
なので、もちろんこの映画だけでも楽しめるが『ハイスクール・ミュージカル1』と『2』のDVDを観たほうが、ストーリやキャラクター達に愛着が湧くと思う。
アフロもキュートな幼稚園からの親友チャド(コービン・ブルー)も実にナイスガイ。
ガブリエルの友人、科学部のしっかり者のテイラー(モニーク・コールマン)
『2』から味方に廻るシャーペイの双子の弟ライアン(ルーカス・グラビール)
ピアノ弾きのケルシー(オリシア・ルーリン)やおデブのチアガール、お菓子作りが得意なバスケ部の仲間、み~んな好人物である。
『1』を観て彼等が好きになり『2』では皆が衣装も可愛くパワーupして再登場!
私は『2』と『ザ・ムービー』の冒頭のダンスシーンが、大好き!
(『1』は歌で言うとイントロ部分みたいなもんで、最初の群舞シーンが無い)
バスケ部のボールを扱うダンスとチアガールの掛け合いは、若々しく楽しい~!
歌は『ツゲザ~♪ツゲザ~♪』とか何曲かは分かるけど、結構どれも同じに聴こえる、たはは。これを思うと、あのABBAやビートルズとか往年の大ヒット曲を使ったミュージカルって、確かに強いパワーがあるよね~。
まっ、これはティーン向けだし、彼等の瑞々しさと若さ溢れるダンスはハッピーで元気をもらえる。とりわけ"卒業”というシークエンスは、ちりりと胸が切ない。
それぞれの道を選択し、友や仲間たちとの別れ、未来の希望と不安。
そして、演じる同世代の俳優達もこの若さを留めているのは今だけなのだと思うと、より切ない。ザック達の『ハイスクール・ミュージック』は、これで終わり(『4』は別のキャストでやるそうで)2度とは戻らない時期の彼等を、楽しみたい。

中には、小学生(中学生には見えなかった)男子グループもいて『ディズニー映画ってハマるね』『あのバスケのシーンは良かった』『もう一回観ようっと』とか喋っているのが、なんとも微笑ましかった(笑)
そういえば、ディズニー映画だものね。
さすがディズニー、毒もシニカルさもない。
明るくポジティブ。
あの~、全然話は変わるけど、今、私は茂木健一郎の脳に関する本を読んでいるんだけど、それによると...脳の抑制が外れて、プラスの『無我』の状態になるか、マイナスの『切れる』状態になるかは、その人がいいクオリア(心の中で感じるさまざまな質感)を過去にどれだけ感じていたかという履歴にかなり関係する...と書いてあって、それらを読んでいたら、なおさらこの時期の子供たちにはいい作品かも知れない、と思った。
アメリカの高校生だって、まさかこんな高校がデフォだと思ってないだろうし。
他にダークな物は世の中にいっぱい溢れてるわけだから、これはこれでいいと思う。
ティーンが素直に楽しむミュージカル映画とでも言っておこう。
こんなの物足りない、深くない、2人にキョーミない...なんて思ったオトナの貴方は正しい。えっ、私ですか?私は、死ぬまで少女マンガ的なものから足を洗わない!と決めた人間なのであ~る。この手の物は好きですっ(笑)
大体、このディズニーチャンネルから出たティーンアイドルは...ブリトニー・スピアーズ、リンジー・ローハン、ジャスティン・ティンバーレイク等と、最近はゴシップ欄を賑わすセレブ達である。ザック・エフロンだって、将来、どうなるか分からない(それに雰囲気からいって、大人になったザック・エフロンは結構フツーだと思う...)
一番輝いているだろう...この時期のピュアでスウィートなザック・エフロンは、二度とは戻って来ない。ゆえに、ヨコシマな大人の鑑賞方法としては『ハイスクールミュージカル・1』と『2』と『ザ・ムービー』のザック・エフロンを、こよなく愛でたいものである。
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ヘルボーイ、ジャケ買いはありえない~!と、ずっと思っていた。

あたし面喰いなんで、DVD買うどころか借りるのも、ず~~とパスしてました。
ごめんなさい!ヘルボーイ
『パンズ・ラビリンス』の迷宮に落っこちて以来、私はギレルモ・デル・トロ監督の虜である。お正月に『永遠の子どもたち』(製作)を観た後、前作の『ヘルボーイ』をレンタル。私の中では"ギレルモ・デル・トロ祭り"なのであ~る。
いや~、一言で言うと面白かった!!(簡単ですまん)
前作『ヘルボーイ』から、ナチスのオカルト結社が開けてしまった冥界の扉から入り込んでしまった地獄から来た赤ん坊、ヘルボーイ。
超常現象研究家、トレバー・ブルーム教授(ジョン・ハート)に愛情深く育てられることになる。ヘルボーイ(ロン・パールマン)は再び冥界の扉を開け、世界を破滅させる...という宿命を背負っている。何十年経とうとも、成長が遅いから、ヘルボーイは20代!(笑)
現在は、FBIの極秘機関"超常現象捜査防衛局"の捜査官であり、日夜、魔物退治に励んでいる。仲間は、前頭葉が発達し"透視"が出来る水棲人のエイブ・サピエン(ダグ・ジョーンズ)と...発火能力をコントロール出来ずに病的だった前作からすっかり男前になった!念動発火能力者のリズことエリザベス・シャーマン(セルマ・ブレア)である。ある日、古美術のオークション会場を魔物たちが襲う...。

前作『ヘルボーイ』のほうが "人間の人格や個性が形づける要因とは生まれ育った環境なのか?あるいはもっと説明し難いものなのか?"という問いに始まり"自分が何を選択するかで決まるのだ"と答えを出し、ラストの燃えるキスシーンが美しくキマり、作品としては完結している。
しかしだ...今度の『ゴールデン・アーミー』のほうが、ギレルモ・デル・トロ色が強くて、断然楽しい!
なんでも原作のキャラクターは"ユハン・クラウス"だけだそうである。
ん~『パンズ・ラビリンス』の成功は大きい。
トロール市場の沢山のフリーチャー達にはわくわくするし、歯の妖精の可愛らしさにはうっかり飼ってみたくなるほど(笑)緑の豆のエレメンタルも死の天使も、いかにもギレルモ風。エルフのヌアダ王子も、フツー、こういうキャラは安易に美形に作ってしまいそうだが、顔は不気味ながら体のシルエットや動きで、なんとも美しく見えてしまうから不思議!水棲人のエイブも、最初はグロテスクに思えるもの、音楽と本を愛する優美な生物(素晴らしく細身でスタイルがいい)に見えてしまう。恋するエイブがバリー・マニロウの『涙色の微笑み』をヘルボーイと歌ってるシーンは、なんともレトロでロマンチックな場面でほわ~と癒される...。
ところで、最近、観た洋画は...軒並み、人間以外のものに、環境汚染を責められている気がするのね...。
このエルフ王子も、美しかった世界を汚す人間に怒りを向ける。
ヘルボーイと闘う緑豆のエレメンタルの断末魔の叫び。
すかさず、エルフ王子はヘルボーイへ問いかける。『お前は、私達の側の仲間ではないのか?そのエレメンタルは最後の種だ』一瞬、倒す事を躊躇うヘルボーイ。
倒したところで、人間から受けるのは賞賛でなく同じ魔物としての非難。
エルフ王子の言葉は、異世界の者同士としてヘルボーイには甘い毒となり、苦悩を呼び込む。
それでも、彼が思いとどまって魔物退治専門のFBI捜査官でいるのは、ひとえに愛情深く育ててくれたブルーム教授への敬愛とリズへの愛だろう。
いつか世界を破滅させる宿命を背負っていながら、教授やリズたち人間のほうを選択する情愛が濃いヘルボーイとして描かれている。
ラストは、ギレルモ・デル・トロ監督作品としては割合あっけなく終わるのである。
今までのギレルモ監督作品を思うと、少々物足りない。これは『ヘルボーイ』のアメコミ原作ありきのせいだろう(おまけに続きもありそうな気配)
『パンズ・ラビリンス』は、ダークファンタジーだけではない。『永遠の子どもたち』は、超常現象モノのホラーとだけとは言えない繊細で切ないストーリーを魅せてくれた。今回の『ヘルボーイ/ゴールデンアーミー』は、雰囲気を盛り上げクリーチャーの数々で楽しませてくれるが、観客を苦悩させてやまない結末の解釈は今回は無い。
つまり、ギレルモ・デル・トロ監督独自の作品が、いかに独特の個性を放ち、最後に深い余韻を残すのかよく解るのである。
とはいえ『ヘルボーイ/ゴールデンアーミー』は、楽しい出来になっている。
クリーチャー好きな人には垂涎のエンタメ作品に仕上がっているし、ヘルボーイのキャラクターも誠にナイスガイである。なにより、未だ受け入れ難いキャラデザインのヘルボーイなのに、彼の人柄に私は愛着を感じてしまう。
ヘルボーイがぶっきらぼうにボソっと言う言葉も面白いし、なかなか味わいがある。
今度の『ゴールデンアーミー』から...
『女が怒っている時に、その理由を尋ねたらもっと怒られる』(ふふ、言えてる)
『金魚鉢』とか『ガス野郎』とか言ってるヨハン・クラウスとの会話のやり取りも笑える。
前作の『ヘルボーイ』から...
怪物が自分の腕に『5秒位の間に卵を3 つ産みつけた』とエイブに言われて...
『手が早い野郎だ』(くっくっ)
地下鉄で子猫を助けてあげて、女性に『ありがとう』と言われて...
『仕事さ』(My job)と事も無げに返す(カッコいい!)
やっぱり自分の異形ぶりも気にしてて、好きで好きでたまらないリズに...
『君に2つ約束する』
『1つ、今より醜くならない』『2つ、君を愛し続ける』(も、ぐっときたぜ)
ヘルボーイ、ブサイクだが愛すべき漢(おとこ)である
↓クリックしてもらえると嬉しい^^


あたし面喰いなんで、DVD買うどころか借りるのも、ず~~とパスしてました。
ごめんなさい!ヘルボーイ

『パンズ・ラビリンス』の迷宮に落っこちて以来、私はギレルモ・デル・トロ監督の虜である。お正月に『永遠の子どもたち』(製作)を観た後、前作の『ヘルボーイ』をレンタル。私の中では"ギレルモ・デル・トロ祭り"なのであ~る。
いや~、一言で言うと面白かった!!(簡単ですまん)
前作『ヘルボーイ』から、ナチスのオカルト結社が開けてしまった冥界の扉から入り込んでしまった地獄から来た赤ん坊、ヘルボーイ。
超常現象研究家、トレバー・ブルーム教授(ジョン・ハート)に愛情深く育てられることになる。ヘルボーイ(ロン・パールマン)は再び冥界の扉を開け、世界を破滅させる...という宿命を背負っている。何十年経とうとも、成長が遅いから、ヘルボーイは20代!(笑)
現在は、FBIの極秘機関"超常現象捜査防衛局"の捜査官であり、日夜、魔物退治に励んでいる。仲間は、前頭葉が発達し"透視"が出来る水棲人のエイブ・サピエン(ダグ・ジョーンズ)と...発火能力をコントロール出来ずに病的だった前作からすっかり男前になった!念動発火能力者のリズことエリザベス・シャーマン(セルマ・ブレア)である。ある日、古美術のオークション会場を魔物たちが襲う...。

前作『ヘルボーイ』のほうが "人間の人格や個性が形づける要因とは生まれ育った環境なのか?あるいはもっと説明し難いものなのか?"という問いに始まり"自分が何を選択するかで決まるのだ"と答えを出し、ラストの燃えるキスシーンが美しくキマり、作品としては完結している。
しかしだ...今度の『ゴールデン・アーミー』のほうが、ギレルモ・デル・トロ色が強くて、断然楽しい!
なんでも原作のキャラクターは"ユハン・クラウス"だけだそうである。
ん~『パンズ・ラビリンス』の成功は大きい。
トロール市場の沢山のフリーチャー達にはわくわくするし、歯の妖精の可愛らしさにはうっかり飼ってみたくなるほど(笑)緑の豆のエレメンタルも死の天使も、いかにもギレルモ風。エルフのヌアダ王子も、フツー、こういうキャラは安易に美形に作ってしまいそうだが、顔は不気味ながら体のシルエットや動きで、なんとも美しく見えてしまうから不思議!水棲人のエイブも、最初はグロテスクに思えるもの、音楽と本を愛する優美な生物(素晴らしく細身でスタイルがいい)に見えてしまう。恋するエイブがバリー・マニロウの『涙色の微笑み』をヘルボーイと歌ってるシーンは、なんともレトロでロマンチックな場面でほわ~と癒される...。
ところで、最近、観た洋画は...軒並み、人間以外のものに、環境汚染を責められている気がするのね...。
このエルフ王子も、美しかった世界を汚す人間に怒りを向ける。
ヘルボーイと闘う緑豆のエレメンタルの断末魔の叫び。
すかさず、エルフ王子はヘルボーイへ問いかける。『お前は、私達の側の仲間ではないのか?そのエレメンタルは最後の種だ』一瞬、倒す事を躊躇うヘルボーイ。
倒したところで、人間から受けるのは賞賛でなく同じ魔物としての非難。
エルフ王子の言葉は、異世界の者同士としてヘルボーイには甘い毒となり、苦悩を呼び込む。
それでも、彼が思いとどまって魔物退治専門のFBI捜査官でいるのは、ひとえに愛情深く育ててくれたブルーム教授への敬愛とリズへの愛だろう。
いつか世界を破滅させる宿命を背負っていながら、教授やリズたち人間のほうを選択する情愛が濃いヘルボーイとして描かれている。
ラストは、ギレルモ・デル・トロ監督作品としては割合あっけなく終わるのである。
今までのギレルモ監督作品を思うと、少々物足りない。これは『ヘルボーイ』のアメコミ原作ありきのせいだろう(おまけに続きもありそうな気配)
『パンズ・ラビリンス』は、ダークファンタジーだけではない。『永遠の子どもたち』は、超常現象モノのホラーとだけとは言えない繊細で切ないストーリーを魅せてくれた。今回の『ヘルボーイ/ゴールデンアーミー』は、雰囲気を盛り上げクリーチャーの数々で楽しませてくれるが、観客を苦悩させてやまない結末の解釈は今回は無い。
つまり、ギレルモ・デル・トロ監督独自の作品が、いかに独特の個性を放ち、最後に深い余韻を残すのかよく解るのである。
とはいえ『ヘルボーイ/ゴールデンアーミー』は、楽しい出来になっている。
クリーチャー好きな人には垂涎のエンタメ作品に仕上がっているし、ヘルボーイのキャラクターも誠にナイスガイである。なにより、未だ受け入れ難いキャラデザインのヘルボーイなのに、彼の人柄に私は愛着を感じてしまう。
ヘルボーイがぶっきらぼうにボソっと言う言葉も面白いし、なかなか味わいがある。
今度の『ゴールデンアーミー』から...
『女が怒っている時に、その理由を尋ねたらもっと怒られる』(ふふ、言えてる)
『金魚鉢』とか『ガス野郎』とか言ってるヨハン・クラウスとの会話のやり取りも笑える。
前作の『ヘルボーイ』から...
怪物が自分の腕に『5秒位の間に卵を3 つ産みつけた』とエイブに言われて...
『手が早い野郎だ』(くっくっ)
地下鉄で子猫を助けてあげて、女性に『ありがとう』と言われて...
『仕事さ』(My job)と事も無げに返す(カッコいい!)
やっぱり自分の異形ぶりも気にしてて、好きで好きでたまらないリズに...
『君に2つ約束する』
『1つ、今より醜くならない』『2つ、君を愛し続ける』(も、ぐっときたぜ)
ヘルボーイ、ブサイクだが愛すべき漢(おとこ)である

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どよ~ん。見えないって辛いのね。で、観てても辛かった(汗)

よく、わからなかった、映画の内容...。あんまり面白いとも、興味深いとも思えなくて...だんだん、何故、私が観ているのかもわからなくなってきました...ん?あっそうそう、伊勢谷さんと木村佳乃さん2人の日本人俳優を、洋画の中でどんな風なのか?観たかったんです!あら~、結構、重要な役どころなんですよ。英語で頑張ってました!
このフェルナンド・メイレレス監督、ずっとカメラを回しているそうで気が抜けないかわりにアドリブOKで、2人の時は日本語で喋っても良かったらしいデス。"お炊き上げ"もそんなトコから出た言葉なんでしょうか。
伊勢谷さんなどは、日本語のほうが棒読みに聞こえましたぜ(笑)顔も小さくて、南米人の中に居てもカッコよかったです。
ただ、何故、ここに日本人が居るの?という唐突感は否めなかったかな。
HPを見ると『原作には、各キャラクターの民族性は書かれてない。アジア系の俳優を使おうと思った』とあり。う~ん、だからか。
日常生活の会話やただ一人眼が見える医師の妻(ジュリアン・ムーア)が受け身で決してヒーローにならないで小さい世界で格闘してゆく様もリアルなのに、取り囲む状況はリアルじゃない。どうしてこうなったのか?サスペンスともSFともつかぬ世界観で、こちらも混乱しつつ観ることに...。
突然、視界が真っ白になり失明した日本人男性(伊勢谷友介)
彼を皮切りに、失明する伝染病が蔓延する。感染した患者は隔離され、そこの劣悪な環境に人間の理性が崩れ始め、本性がむき出しになっていく。そして第三病棟の王(ガエル・ガルシア・ベルナル)という独裁者も現れ、隔離病棟は無秩序状態になっていく...。
目が見えないコトの不自由さと恐怖を、実感。それから降りかかってくる不条理なまでの状況と人間模様。
教会の聖像が目隠しされているのは、何かの暗喩なのか?
人々の目が失明したのは、驕れる人間に対しての天罰なのか?
よくわからない。何故こうなったのか?詳しい説明は無しの世界。
観客も、否応無しに真白い悪夢の世界を延々と見せられる事になる。
コレが精神的にいらつく辛さがあり、観てても堪えがたくなっていく...。
それゆえに、ふっとラジオから流れる音楽や街角から流れてくるピアノに、ひどくほっとするものを感じます。
あれだけキツそうな性格だった日本人妻(木村佳乃)が、雨の中で汚れを落とす場面で歓びを感じていたり、夫(伊勢谷友介)と素直に会話をかわしていたりする。
目が見えなくなるかわりに、ささいな事に歓びを感じ、お互い助け合い、絆さえ湧いてくる。長~い絶望のあとの、希望が生まれてくるラスト。絶望だけだと思っていたら...ん~、不思議な映画だったわ。
ガエル・ガルシア・ベルナールも雑誌のインタビューに答えていたけど、原作はラテンアメリカにおいて有名でかなり読まれていて、彼も高校卒業直後に読んだそうである。なんでも『抽象的で色んな視点を提示する優れた本だ』と言っているので、原作自体そうならば、未読の日本人には解り難いのは、しょうがないのかも知れません。
抽象的寓話を元に、エンタメ要素を抜きにして真面目に作られた作品なのだ...。
あ、でもでも正直言うと面白くはなかった...かな...観ているのが辛くなってきて...。
私の頭ン中は、深淵なテーマを理解するほど高尚に出来てないのね、ぐすん...エンタメ、エンタメとがちゃがちゃしてるからな...。
伊勢谷友介さんと木村佳乃さんは良かったので、また別な洋画で観たい!ですね^^
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ラテンアメリカのノーベル賞作家の映画化といえば...その昔、ガルシア・マルケスの短編を2、3つ集めた『エレンディラ』を思い出します。これは、隠れた名作!私が好きな映画のひとつなので『映画バトン』(←ず~と前にもらった
)のエントリーの時に語りたい!と思います。ふふ、コレのイラストも描きたいから。多分、正月ぐらいにやりたいデス。では

よく、わからなかった、映画の内容...。あんまり面白いとも、興味深いとも思えなくて...だんだん、何故、私が観ているのかもわからなくなってきました...ん?あっそうそう、伊勢谷さんと木村佳乃さん2人の日本人俳優を、洋画の中でどんな風なのか?観たかったんです!あら~、結構、重要な役どころなんですよ。英語で頑張ってました!
このフェルナンド・メイレレス監督、ずっとカメラを回しているそうで気が抜けないかわりにアドリブOKで、2人の時は日本語で喋っても良かったらしいデス。"お炊き上げ"もそんなトコから出た言葉なんでしょうか。
伊勢谷さんなどは、日本語のほうが棒読みに聞こえましたぜ(笑)顔も小さくて、南米人の中に居てもカッコよかったです。
ただ、何故、ここに日本人が居るの?という唐突感は否めなかったかな。
HPを見ると『原作には、各キャラクターの民族性は書かれてない。アジア系の俳優を使おうと思った』とあり。う~ん、だからか。
日常生活の会話やただ一人眼が見える医師の妻(ジュリアン・ムーア)が受け身で決してヒーローにならないで小さい世界で格闘してゆく様もリアルなのに、取り囲む状況はリアルじゃない。どうしてこうなったのか?サスペンスともSFともつかぬ世界観で、こちらも混乱しつつ観ることに...。
突然、視界が真っ白になり失明した日本人男性(伊勢谷友介)
彼を皮切りに、失明する伝染病が蔓延する。感染した患者は隔離され、そこの劣悪な環境に人間の理性が崩れ始め、本性がむき出しになっていく。そして第三病棟の王(ガエル・ガルシア・ベルナル)という独裁者も現れ、隔離病棟は無秩序状態になっていく...。

教会の聖像が目隠しされているのは、何かの暗喩なのか?
人々の目が失明したのは、驕れる人間に対しての天罰なのか?
よくわからない。何故こうなったのか?詳しい説明は無しの世界。
観客も、否応無しに真白い悪夢の世界を延々と見せられる事になる。
コレが精神的にいらつく辛さがあり、観てても堪えがたくなっていく...。
それゆえに、ふっとラジオから流れる音楽や街角から流れてくるピアノに、ひどくほっとするものを感じます。
あれだけキツそうな性格だった日本人妻(木村佳乃)が、雨の中で汚れを落とす場面で歓びを感じていたり、夫(伊勢谷友介)と素直に会話をかわしていたりする。
目が見えなくなるかわりに、ささいな事に歓びを感じ、お互い助け合い、絆さえ湧いてくる。長~い絶望のあとの、希望が生まれてくるラスト。絶望だけだと思っていたら...ん~、不思議な映画だったわ。
ガエル・ガルシア・ベルナールも雑誌のインタビューに答えていたけど、原作はラテンアメリカにおいて有名でかなり読まれていて、彼も高校卒業直後に読んだそうである。なんでも『抽象的で色んな視点を提示する優れた本だ』と言っているので、原作自体そうならば、未読の日本人には解り難いのは、しょうがないのかも知れません。
抽象的寓話を元に、エンタメ要素を抜きにして真面目に作られた作品なのだ...。
あ、でもでも正直言うと面白くはなかった...かな...観ているのが辛くなってきて...。
私の頭ン中は、深淵なテーマを理解するほど高尚に出来てないのね、ぐすん...エンタメ、エンタメとがちゃがちゃしてるからな...。
伊勢谷友介さんと木村佳乃さんは良かったので、また別な洋画で観たい!ですね^^
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ラテンアメリカのノーベル賞作家の映画化といえば...その昔、ガルシア・マルケスの短編を2、3つ集めた『エレンディラ』を思い出します。これは、隠れた名作!私が好きな映画のひとつなので『映画バトン』(←ず~と前にもらった



イラストを描いていると、涙が出てきました...。

ネタバレしてますので、これから観る方は読まないほうがよろしいかと。
"証人保護システム"というのがあるのを知ったのは(25歳で逝った)ブラッド・レンフローの『依頼人』でした。イギリスでは、未熟な年代に犯した罪なら、加害者側にも同じような保護システムがあるのだ、と知りました。
主人公ジャックを演じるのは、『大いなる陰謀』で"成績優秀なのに意義を見出せず、学業を怠りがちだったアロハの学生"をやっていたアンドリュー・ガーフィールド。
眉毛が濃くて少しアクの強い顔ですが、この作品の彼は良いです!
ジャック少年の頃の回想シーンで知ったのは、彼の寂しい家庭環境と教室にも馴染めず、サボったらサボったで先輩たちに虐められる日々。そんな彼の前にふっと表れた少年『Boy B』は、彼の唯一の友達となる。この少年Bは彼を虐めていた先輩の弟。
彼は彼で、兄に性的虐待を受けていて、その傷を埋めるかのように粗暴。一緒にサボったり、万引きしたり。そして、ジャックが『悪魔の少年』と言われる事件が起きる...。
主人公ジャック(アンドリュー・ガーフィールド)のセンシティブな表情に、引き込まれます。
傷つく気持ちや、正体がバレるんじゃないかと怯える気持ち。
仲間から『友情』をもらえる気持ち。
人に『愛してる』と言って『愛してる』と言ってもらえる気持ち。
今までの彼の人生で、初めての気持ちが、たくさん詰まった情景が出てきます。
出所後、新しい人生を歩き始めたジャックをサポートする保護司テリー役のピーター・ミュランも、慈愛溢れるいい顔をしています。
それを破ったのは、まさか『コイツ』?誰がバラしたのか?すぐ分かりますが、その感情の揺れ具合もよく分かるように描かれています。

コレを観た後、キツいです、辛いです。
楽しい映画が観たい人にはススめません。
どうしたらいいんだろう...。
正直、どうしていいか分からない...。
何故って...私は、日本で起きた少年Aたちの事件にゾっとしてましたから。
ただ、この映画の彼は...事件に関して、止めずに見ていて、多分言われて手を貸した状況かな...という意味での罪はあるが、主犯ではないし巻き込まれ型の犯罪の犯し方だし...。
この場合だと、刑期を終えた彼は赦されてもいいんじゃないか...などと思ったり。
ただ、そういう甘い感傷を許さないかのように、映画の中では詳しく事件を見せてくれないんです。事件も彼の友達である『Boy B』も、リアルに描かれているわけでなく、時々過去の事件として挿入されていて、とにかく出所した彼の事をさぁどうする?と私たちに問題提起してるワケなんですから。
この重い題材を退屈するかしないかの所で引きつけて、淡々と見せてくれた脚本にも驚き、アンドリュー・ガーフィールドの繊細な演技にも胸が締め付けられました。
ジャックの恥ずかしそうな表情、うつむき加減の顔を思い出すと、切なくて悲しくなってしまいます。つかぬ間の短い青春でしたね...。
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ネタバレしてますので、これから観る方は読まないほうがよろしいかと。
"証人保護システム"というのがあるのを知ったのは(25歳で逝った)ブラッド・レンフローの『依頼人』でした。イギリスでは、未熟な年代に犯した罪なら、加害者側にも同じような保護システムがあるのだ、と知りました。
主人公ジャックを演じるのは、『大いなる陰謀』で"成績優秀なのに意義を見出せず、学業を怠りがちだったアロハの学生"をやっていたアンドリュー・ガーフィールド。
眉毛が濃くて少しアクの強い顔ですが、この作品の彼は良いです!
ジャック少年の頃の回想シーンで知ったのは、彼の寂しい家庭環境と教室にも馴染めず、サボったらサボったで先輩たちに虐められる日々。そんな彼の前にふっと表れた少年『Boy B』は、彼の唯一の友達となる。この少年Bは彼を虐めていた先輩の弟。
彼は彼で、兄に性的虐待を受けていて、その傷を埋めるかのように粗暴。一緒にサボったり、万引きしたり。そして、ジャックが『悪魔の少年』と言われる事件が起きる...。
主人公ジャック(アンドリュー・ガーフィールド)のセンシティブな表情に、引き込まれます。
傷つく気持ちや、正体がバレるんじゃないかと怯える気持ち。
仲間から『友情』をもらえる気持ち。
人に『愛してる』と言って『愛してる』と言ってもらえる気持ち。
今までの彼の人生で、初めての気持ちが、たくさん詰まった情景が出てきます。
出所後、新しい人生を歩き始めたジャックをサポートする保護司テリー役のピーター・ミュランも、慈愛溢れるいい顔をしています。
それを破ったのは、まさか『コイツ』?誰がバラしたのか?すぐ分かりますが、その感情の揺れ具合もよく分かるように描かれています。

コレを観た後、キツいです、辛いです。
楽しい映画が観たい人にはススめません。
どうしたらいいんだろう...。
正直、どうしていいか分からない...。
何故って...私は、日本で起きた少年Aたちの事件にゾっとしてましたから。
ただ、この映画の彼は...事件に関して、止めずに見ていて、多分言われて手を貸した状況かな...という意味での罪はあるが、主犯ではないし巻き込まれ型の犯罪の犯し方だし...。
この場合だと、刑期を終えた彼は赦されてもいいんじゃないか...などと思ったり。
ただ、そういう甘い感傷を許さないかのように、映画の中では詳しく事件を見せてくれないんです。事件も彼の友達である『Boy B』も、リアルに描かれているわけでなく、時々過去の事件として挿入されていて、とにかく出所した彼の事をさぁどうする?と私たちに問題提起してるワケなんですから。
この重い題材を退屈するかしないかの所で引きつけて、淡々と見せてくれた脚本にも驚き、アンドリュー・ガーフィールドの繊細な演技にも胸が締め付けられました。
ジャックの恥ずかしそうな表情、うつむき加減の顔を思い出すと、切なくて悲しくなってしまいます。つかぬ間の短い青春でしたね...。
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今日は、語学や芸術にも造詣が深く、体格も立派ならスポーツ万能、歴代英国王きってのすっごいハンサム......というヘンリー8世を描いてみました。

資料、探したのですが、こんな感じの肖像画しかありませんでした...。最初の結婚をした頃(18歳)のヘンリー8世は、まさに白馬の王子様だったようですが...。
16世紀、英国王ヘンリー8世の寵愛を巡るブーリン家の姉妹のドラマティックな愛憎劇。男子の世継ぎに恵まれない王に、一族の繁栄の為、娘アンを差し出そうと目論むブーリン家の父と叔父のノーフォーク公。しかし、絶対王政の我が儘な王が惹かれたのは、気だての優しい絶対可憐の妹メアリーだった。自尊心の強いアンは、メアリーに嫉妬し復讐するかのように、王の歓心を得ようと策略をめぐらす。
ご存知"ヘンリー8世と6人の妻"の中から、一番英国を変えた2番目の妻アン・ブーリンを焦点にした物語。"ヘンリー8世"は、シェークスピアはじめ、あまたの小説、戯曲、映画になっているので結末は分かってるものとして、今回はネタバレ(ん、いつもネタバレ同然か...)
ベストセラー小説『The Other Boleyn』の映画化。
アンと愛人だったメアリーというブーリン姉妹からの視点で描いてあるのが、新鮮。
ナタリー・ポートマンが、野心があり勝気なアンによく似合ってます。
実際のアンは、黒に近い暗褐色の髪と眼の地味な女性だったそうで、華やかな外見(ブロンド、碧眼)のメアリーにコンプレックスもあったのではないでしょうか。
王の寵愛を妹のメアリーに奪われ、仲の良かった姉妹だったのに、嫉妬し反目していく気位の高いアン。フランスから戻って以来、思わせぶりの会話や行動で自分の魅力を最大限に見せ、王をじらしにじらし、そして大胆にも王妃の座さえも得ようと策を労する。
抜け目がなく頭が良いけど結果愚かな女を『宮廷画家ゴヤは見た』に続く演技力で、ナタリーが見せてくれ、驚きです。ここんとこ、注目の女優さんです。
ナタリー・ポートマンも単体で見ると硬質な美しさ!なのですが、スカーレット・ヨハンソンが登場すると、露出が少ないラブシーンでも官能的な匂いを帯び、さすがに女らしい美しさであります。
ヘンリー8世も肖像画で見る限り "ポール・ジアマッティ"でもいいんじゃあるまいか?!と思うのですが、エリック・バナが演じていて、そこはかとなくセクシー(ちょっとズルい。もっと酷い男でしょ)
弟ジョージ(『ラスベガスをぶっつぶせ』のジム・スタージェスが無難に演じている)に、一時的に錯乱したアンから迫る...そしてそれを彼の妻が目撃という形も、ストーリー上の流れから"なるほどな"とすんなり受け入れられる脚本でした。
映画などで知る...今も微妙に残るイングランドの階級制度、昔はもっとであっただろう。地位や経済力を持っている相手との政略結婚は、娘も息子でさえも一族の出世のために使われ、今よりもっと切実なものだったろう。
メアリーのような平凡な愛のほうを選ぶ気持ちのあり方は、この時代にあっては珍しいことだと言えるかも知れません。
アンの失脚後、軒並み、一族が粛正されたのに、平民と結婚したメアリーが難を逃れたのは、不幸中の幸いでほっとするものでした。
最後、メアリーの静かな怒りが伝わってきます。
史実では、メアリーは姉?ジョージは兄では?となっています。
そして、アンの"反逆罪"も、ありもしない姦通や暗殺など王が謀った、と言われ、しかも最初の妻のキャサリンと違って人望がなく、アンは周囲の貴族にも民衆にも支持されてなく、迷わず『有罪』を宣告され、処刑。結婚してから1000日目...。
ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン、エリック・バナ、この3人とも、時代物が似合うキャスティング。現代劇より魅力的に見えます。
2人の女優の激しいせりふのやり取りと美しさを、堪能しました。
歴史的に政治的に大きく捉えた、というより、ブーリン姉妹の愛の行方と女として人としての生き方をミクロに描いた作品でした。
華麗で残酷な愛が渦巻く宮廷劇でも、ありました。
ちなみに、役に立たない暮らしの一分メモですが...
ヘンリー8世没後は...
↓
エドワード6世...3番目の妻ジェーン・シーモアが生んだが、12日後に産褥死("アンのたたり"と言われた)跡を継ぐも、父の荒淫による先天性梅毒のため15歳で死去。
年若く体が弱かったため、傀儡政権だった。当然、次の後継者で揉めたのち...
↓
メアリー1世...最初の妻、キャサリン・オブ・アラゴンの娘。スペインから嫁いだ母にならい、熱心なカトリック信者だった。プロテスタントを厳しく弾圧し処刑したため『Bloody Mary』"血なまぐさいメアリー"と言われた。ウオッカをトマトジュースで割ったブラッディーマリーはここから由来している。
終生、エリザベス親子を憎んだ。
↓
エリザベス1世...2番目の妻、アン・ブーリンの娘。イギリス国教会の立場を守りながらも、カトリックを弾圧せず、どちらの立場からも支持された。外交手腕にも優れ、国内は安定し繁栄した。
ケイト・ブランシェットの『エリザベス』『エリザベス・ゴールデンエイジ』が参考に。
先のエドワード6世とメアリー1世の頃、イングランド国内は荒れに荒れ暗黒の時代であった事を思うと、このエリザベス1世の治世は稀有な事だと思います!
"バージン・クィーン"と言われ、生涯独身であったのは、姻戚関係が政治的に絡むのを嫌ったのかもしれませんが『青髭王』と言われた父の所業が影響したのでは?ないでしょうか...。
アン・ブーリンとの結婚で、カトリックからイギリス国教会に変わり、アン・ブーリンの娘のエリザベス1世が英国の繁栄をもたらした...まさに、イングランドの歴史を変えた出来事だったといえます。
ロンドン塔にあるヘンリー8世の鎧のプロテクターを見ると、その大きさゆえに絶倫だったとか。残虐で色を好む王であったようですが、女を口説き落とすまでは夢中、寝ると醒める。体は愛しても、心は愛さない。どう考えても、情をかわした女を殺して、次...というヘンリ-8世にはぞっとしてしまいます。56歳でリューマチか梅毒で(梅毒でしょ)病死。(エリザベス1世は70歳まで生きた)
映画チラシの裏にあったコピーは...
『2人が愛したのは"1人の男" 愛は分けられない』
ヘンリー8世のキャッチコピーとしては...
『6人とその他大勢が愛したのは"1人の男" でも、この男、愛を分けるつもりはない』
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おまけ......
ヘンリー8世は、側近も容赦なく殺した。
彼の離婚とカトリックからの離脱に、
あくまで反対する大法官トマス・モア。
トマス・モアの最期の言葉が泣かせる...。
無実の姦通をやり玉に、
最後は反逆罪で処刑されるアン。
王の愛を受け、結婚してから1000日。
エリザベス1世を生んだその母の悲劇的な物語。
『ブーリン家の姉妹』と少しテイストが違うので、
見較べるのも面白い。
高っ(苦笑)ビデオのみ。(DVDは出てない?)


資料、探したのですが、こんな感じの肖像画しかありませんでした...。最初の結婚をした頃(18歳)のヘンリー8世は、まさに白馬の王子様だったようですが...。
16世紀、英国王ヘンリー8世の寵愛を巡るブーリン家の姉妹のドラマティックな愛憎劇。男子の世継ぎに恵まれない王に、一族の繁栄の為、娘アンを差し出そうと目論むブーリン家の父と叔父のノーフォーク公。しかし、絶対王政の我が儘な王が惹かれたのは、気だての優しい絶対可憐の妹メアリーだった。自尊心の強いアンは、メアリーに嫉妬し復讐するかのように、王の歓心を得ようと策略をめぐらす。
ご存知"ヘンリー8世と6人の妻"の中から、一番英国を変えた2番目の妻アン・ブーリンを焦点にした物語。"ヘンリー8世"は、シェークスピアはじめ、あまたの小説、戯曲、映画になっているので結末は分かってるものとして、今回はネタバレ(ん、いつもネタバレ同然か...)
ベストセラー小説『The Other Boleyn』の映画化。
アンと愛人だったメアリーというブーリン姉妹からの視点で描いてあるのが、新鮮。
ナタリー・ポートマンが、野心があり勝気なアンによく似合ってます。
実際のアンは、黒に近い暗褐色の髪と眼の地味な女性だったそうで、華やかな外見(ブロンド、碧眼)のメアリーにコンプレックスもあったのではないでしょうか。
王の寵愛を妹のメアリーに奪われ、仲の良かった姉妹だったのに、嫉妬し反目していく気位の高いアン。フランスから戻って以来、思わせぶりの会話や行動で自分の魅力を最大限に見せ、王をじらしにじらし、そして大胆にも王妃の座さえも得ようと策を労する。
抜け目がなく頭が良いけど結果愚かな女を『宮廷画家ゴヤは見た』に続く演技力で、ナタリーが見せてくれ、驚きです。ここんとこ、注目の女優さんです。
ナタリー・ポートマンも単体で見ると硬質な美しさ!なのですが、スカーレット・ヨハンソンが登場すると、露出が少ないラブシーンでも官能的な匂いを帯び、さすがに女らしい美しさであります。
ヘンリー8世も肖像画で見る限り "ポール・ジアマッティ"でもいいんじゃあるまいか?!と思うのですが、エリック・バナが演じていて、そこはかとなくセクシー(ちょっとズルい。もっと酷い男でしょ)
弟ジョージ(『ラスベガスをぶっつぶせ』のジム・スタージェスが無難に演じている)に、一時的に錯乱したアンから迫る...そしてそれを彼の妻が目撃という形も、ストーリー上の流れから"なるほどな"とすんなり受け入れられる脚本でした。

メアリーのような平凡な愛のほうを選ぶ気持ちのあり方は、この時代にあっては珍しいことだと言えるかも知れません。
アンの失脚後、軒並み、一族が粛正されたのに、平民と結婚したメアリーが難を逃れたのは、不幸中の幸いでほっとするものでした。
最後、メアリーの静かな怒りが伝わってきます。
史実では、メアリーは姉?ジョージは兄では?となっています。
そして、アンの"反逆罪"も、ありもしない姦通や暗殺など王が謀った、と言われ、しかも最初の妻のキャサリンと違って人望がなく、アンは周囲の貴族にも民衆にも支持されてなく、迷わず『有罪』を宣告され、処刑。結婚してから1000日目...。
ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン、エリック・バナ、この3人とも、時代物が似合うキャスティング。現代劇より魅力的に見えます。
2人の女優の激しいせりふのやり取りと美しさを、堪能しました。
歴史的に政治的に大きく捉えた、というより、ブーリン姉妹の愛の行方と女として人としての生き方をミクロに描いた作品でした。
華麗で残酷な愛が渦巻く宮廷劇でも、ありました。
ちなみに、役に立たない暮らしの一分メモですが...
ヘンリー8世没後は...
↓
エドワード6世...3番目の妻ジェーン・シーモアが生んだが、12日後に産褥死("アンのたたり"と言われた)跡を継ぐも、父の荒淫による先天性梅毒のため15歳で死去。
年若く体が弱かったため、傀儡政権だった。当然、次の後継者で揉めたのち...
↓
メアリー1世...最初の妻、キャサリン・オブ・アラゴンの娘。スペインから嫁いだ母にならい、熱心なカトリック信者だった。プロテスタントを厳しく弾圧し処刑したため『Bloody Mary』"血なまぐさいメアリー"と言われた。ウオッカをトマトジュースで割ったブラッディーマリーはここから由来している。
終生、エリザベス親子を憎んだ。
↓
エリザベス1世...2番目の妻、アン・ブーリンの娘。イギリス国教会の立場を守りながらも、カトリックを弾圧せず、どちらの立場からも支持された。外交手腕にも優れ、国内は安定し繁栄した。
ケイト・ブランシェットの『エリザベス』『エリザベス・ゴールデンエイジ』が参考に。
先のエドワード6世とメアリー1世の頃、イングランド国内は荒れに荒れ暗黒の時代であった事を思うと、このエリザベス1世の治世は稀有な事だと思います!
"バージン・クィーン"と言われ、生涯独身であったのは、姻戚関係が政治的に絡むのを嫌ったのかもしれませんが『青髭王』と言われた父の所業が影響したのでは?ないでしょうか...。
アン・ブーリンとの結婚で、カトリックからイギリス国教会に変わり、アン・ブーリンの娘のエリザベス1世が英国の繁栄をもたらした...まさに、イングランドの歴史を変えた出来事だったといえます。
ロンドン塔にあるヘンリー8世の鎧のプロテクターを見ると、その大きさゆえに絶倫だったとか。残虐で色を好む王であったようですが、女を口説き落とすまでは夢中、寝ると醒める。体は愛しても、心は愛さない。どう考えても、情をかわした女を殺して、次...というヘンリ-8世にはぞっとしてしまいます。56歳でリューマチか梅毒で(梅毒でしょ)病死。(エリザベス1世は70歳まで生きた)
映画チラシの裏にあったコピーは...
『2人が愛したのは"1人の男" 愛は分けられない』
ヘンリー8世のキャッチコピーとしては...
『6人とその他大勢が愛したのは"1人の男" でも、この男、愛を分けるつもりはない』
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おまけ......
ヘンリー8世は、側近も容赦なく殺した。
彼の離婚とカトリックからの離脱に、
あくまで反対する大法官トマス・モア。
トマス・モアの最期の言葉が泣かせる...。
無実の姦通をやり玉に、
最後は反逆罪で処刑されるアン。
王の愛を受け、結婚してから1000日。
エリザベス1世を生んだその母の悲劇的な物語。
『ブーリン家の姉妹』と少しテイストが違うので、
見較べるのも面白い。
高っ(苦笑)ビデオのみ。(DVDは出てない?)


『おバカ映画・オブ・ザ・イヤー』だぁー!
ニコラス・エンジェル巡査(サイモン・ペッグ)は、ロンドンのスーパー警官。検挙率は400%!?ペーパーワークも超高速で処理。あまりのぶっちぎりの優秀さ故に、署内の反感と嫉妬を呼び、左遷のはめに...。
飛ばされた配置先は『ビレッジ・オブ・ザ・イヤー』を受賞している全然っ!安全な!のどかな田舎の村、サンドフォード。
しかも組まされた相棒は、ケーキやアイスが手離せないメタボ男ダニー・バターマン(ニック・フロスト)しかも、署長の可愛い息子ときた...おいおい。
前半、笑えます!後半は、がらりとスプラッタもどきに!ぎゃあー!
横っ飛び2丁拳銃のアクションも出て、カッコイイというか可笑しいというか。
相棒物というと『おぉ麗しきバディ映画
』と、密かに私は萌えるんですが、さすがにこれは...(汗)
主人公のエンジェル巡査が、鑑識課のカノジョ(←ケイト・ブランシェットだって!よそ様のブログで判明)にフラれるのがよく分かるくらい生真面目で色気オーラ無し男だし、相棒のバターマンはまんまるおなかのメタボ男だし。
あ、でも、2人ともイイ奴なのよ。
監督のエドガー・ライトが、一番若くて可愛いかも(笑)
(あたしのレビューって、どおしてコッチに脱線しちゃうんでしょ)
なんか、男の子が警官物とゾンビ物が好きで好きで、愛を込めて作りました!って感じの映画です。
そのエドガー監督がインスピレーションを得た映画......
・ショーン・オブ・ザ・デッド(←本人の。後で観た)・ランド・オブ・ザ・デッド(←本人がカメオ出演) ・ハートブルー ・バッドボーイ2バッド ・ダーティハリー ・ポリスストーリー ・スーパーコップス ・ヒート ・デスベラード ・わらの犬 ・リーサル・ウェポン ・ドミノ ・オーメン
などなどだそうです。私は4つぐらいしか(赤でマーク)観てませんが、笑えました。ま、上記の映画をことごとくクリアしている人なら、もっと面白がれるでしょう。
あんまり、感想を書いてないのは、だいぶ前に観て忘れちまったから(汗)許してください。
映画館を出ると即!忘れ去る映画つ~のがありますが、これは、席を立ったとたん忘れてしまい(笑)いや、まっ、その、笑えたんですがね。
冒頭『おバカ映画・オブ・イヤー』だぁー!と書いたんですが、実は予告がこりゃまたオバカ映画ばかりで、甲乙つけ難かったですぞ!ふひゃっふひゃっ。
今年のオバカ映画のベストを選ぶのは、難しそうです(笑)
『俺たちダンクシューター』(8/9~)...『俺たちフィギュアスケーター』に続くバスケ物に挑戦するウィル・フェレル。きっと下ネタだらけの珍プレーなんでしょうねぇ~。
『テネイシャスD~運命のピックをさがせ!』(7/26~)...予告でも、出て来るだけで可笑しかったジャック・ブラック。ロックバンドを組んだ相方も、デブなんですよ。
ウィル・フェレルの映画といい、真夏に暑苦しいおバカ映画になりそうです(笑)
『ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発』(7/26~)...『映画愛』の水野晴郎さんの最後の映画出演となった作品。
ん~、ファンタジー?(笑)いや、特撮スペクタクルらしい。
洞爺湖サミットには『ザ・ニュースペーパー』の安倍さん(役名は伊部首相)やら、何故か小泉さんもいるし(笑)宇宙怪獣ギララは、ダンボールで出来たようなビル模型をボコンと壊していて...CGは使ってないんでしょうかね。ある意味、レア?!脱力しました、あはは。これ、ぜひDVDで、家族で観たいです。
劇場で正規料金で観るには、ちょいと躊躇ってしまいます、あはは(汗)
真夏の脳みそ溶けそうなおバカ映画特集でした
↓クリックしてもらうと嬉しい!
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・後日談
『ショーン・オブ・ザ・デッド』レンタルして観たら...あははは。
主役の2人はまんま仲良し友達役だし、ビル・ナイも出てるし、映画の組み立てはほぼ同じです。洗練されて笑いが多くなったのが、今回の映画なんでしょうね。
途中、内臓取り出して見せてくれっちゃたり(どーしてもスプラッタしたいらしいw)してますが、ラストは何故か少しだけハッピー?になってほのぼのしてます。
ゲームおたく?ニート?のおデブちゃんの日常なんて、拘束されようがされるまいが、変わらないからでしょうね(笑)
一番笑えたのが『ショーン・オブ・ザ・ッデッド』のDVDが "ホラーコーナー"に無くて"コメディコーナー"にあったコトです。"ホラー"で捜しても、無いわけだ(笑)

飛ばされた配置先は『ビレッジ・オブ・ザ・イヤー』を受賞している全然っ!安全な!のどかな田舎の村、サンドフォード。
しかも組まされた相棒は、ケーキやアイスが手離せないメタボ男ダニー・バターマン(ニック・フロスト)しかも、署長の可愛い息子ときた...おいおい。
前半、笑えます!後半は、がらりとスプラッタもどきに!ぎゃあー!
横っ飛び2丁拳銃のアクションも出て、カッコイイというか可笑しいというか。


主人公のエンジェル巡査が、鑑識課のカノジョ(←ケイト・ブランシェットだって!よそ様のブログで判明)にフラれるのがよく分かるくらい生真面目で色気オーラ無し男だし、相棒のバターマンはまんまるおなかのメタボ男だし。
あ、でも、2人ともイイ奴なのよ。
監督のエドガー・ライトが、一番若くて可愛いかも(笑)
(あたしのレビューって、どおしてコッチに脱線しちゃうんでしょ)
なんか、男の子が警官物とゾンビ物が好きで好きで、愛を込めて作りました!って感じの映画です。
そのエドガー監督がインスピレーションを得た映画......
・ショーン・オブ・ザ・デッド(←本人の。後で観た)・ランド・オブ・ザ・デッド(←本人がカメオ出演) ・ハートブルー ・バッドボーイ2バッド ・ダーティハリー ・ポリスストーリー ・スーパーコップス ・ヒート ・デスベラード ・わらの犬 ・リーサル・ウェポン ・ドミノ ・オーメン
などなどだそうです。私は4つぐらいしか(赤でマーク)観てませんが、笑えました。ま、上記の映画をことごとくクリアしている人なら、もっと面白がれるでしょう。
あんまり、感想を書いてないのは、だいぶ前に観て忘れちまったから(汗)許してください。
映画館を出ると即!忘れ去る映画つ~のがありますが、これは、席を立ったとたん忘れてしまい(笑)いや、まっ、その、笑えたんですがね。
冒頭『おバカ映画・オブ・イヤー』だぁー!と書いたんですが、実は予告がこりゃまたオバカ映画ばかりで、甲乙つけ難かったですぞ!ふひゃっふひゃっ。
今年のオバカ映画のベストを選ぶのは、難しそうです(笑)
『俺たちダンクシューター』(8/9~)...『俺たちフィギュアスケーター』に続くバスケ物に挑戦するウィル・フェレル。きっと下ネタだらけの珍プレーなんでしょうねぇ~。
『テネイシャスD~運命のピックをさがせ!』(7/26~)...予告でも、出て来るだけで可笑しかったジャック・ブラック。ロックバンドを組んだ相方も、デブなんですよ。
ウィル・フェレルの映画といい、真夏に暑苦しいおバカ映画になりそうです(笑)
『ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発』(7/26~)...『映画愛』の水野晴郎さんの最後の映画出演となった作品。
ん~、ファンタジー?(笑)いや、特撮スペクタクルらしい。
洞爺湖サミットには『ザ・ニュースペーパー』の安倍さん(役名は伊部首相)やら、何故か小泉さんもいるし(笑)宇宙怪獣ギララは、ダンボールで出来たようなビル模型をボコンと壊していて...CGは使ってないんでしょうかね。ある意味、レア?!脱力しました、あはは。これ、ぜひDVDで、家族で観たいです。
劇場で正規料金で観るには、ちょいと躊躇ってしまいます、あはは(汗)
真夏の脳みそ溶けそうなおバカ映画特集でした

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・後日談
『ショーン・オブ・ザ・デッド』レンタルして観たら...あははは。
主役の2人はまんま仲良し友達役だし、ビル・ナイも出てるし、映画の組み立てはほぼ同じです。洗練されて笑いが多くなったのが、今回の映画なんでしょうね。
途中、内臓取り出して見せてくれっちゃたり(どーしてもスプラッタしたいらしいw)してますが、ラストは何故か少しだけハッピー?になってほのぼのしてます。
ゲームおたく?ニート?のおデブちゃんの日常なんて、拘束されようがされるまいが、変わらないからでしょうね(笑)
一番笑えたのが『ショーン・オブ・ザ・ッデッド』のDVDが "ホラーコーナー"に無くて"コメディコーナー"にあったコトです。"ホラー"で捜しても、無いわけだ(笑)

金髪boy、shuffleすると、わからない。

こんだけ金髪boyが集まると、誰が誰だか分からなくて。
最初、ロナウド似の獰猛な異母兄ちゃんと日替わりメッシュのパンキッシュな双子の弟クンの2人しか、見分けがつかなかったです(笑)
これじゃ、向こうからしたら"日本人の顔の見分けがつかない"つーのも、なるほど!と思いました。
オーストラリアのゴールドコーストとシドニーの間のビーチラインにあるニューカッスルは、サーフィンのメッカ。この町に住むジェシー(ラクラン・ブキャナン)は、プロサーファーを目指している17才の少年。父は沖の石炭船の労働者。プロになれなければ、一生自分も石炭を積んで暮らす...という夢と現実。しかし、まさかの予選落ち。落ち込むジェシーを励ますために、サーフィン仲間が週末の海辺のキャンプを計画...。
『リトルダンサー』のような家庭事情だったりする。ただ、ジェシーは男っぽい肉体派のグループだし、本当に落ちこぼれてると感じるのは、オタクな双子の弟ファーガス(ハビエル・サミュエル)かも知れない。しかも、ファーガスは、ジェシーのサーフィン仲間のアンディ(カーク・ジェンキンス)が好き...。 う~む、そっか...。
とにかく、何かの特殊才能で這い上がらないと、一生、労働者クラス。
『8Mile』では、その町はヒップホップだらけだったし『スタンプヤード』はダンスに熱狂している。"半径3km、1競技"の世界と思ってくれ。で『ブルークラッシュ』や、この『ブルーブルーブルー』の世界は、サーフィンだけ(笑)
シンプルなストーリーだし、途中でぷつっと終わるので、えっ!えっ!エンドクレジットで何かあるに違いないと思ったけれど、それで終わった...。ちょっと、びっくり。良く言えば、ご都合主義じゃないわけね。悪く言うと、ちゃんとストーリーにしてね
それでも、豪快なサーフィンシーンと彼等の若い引き締まった体は、ごっつう素敵(笑)
しかし、なんつーオトナな青春!
『ダイブ!!』と比べると、小6と高3の夏休みくらい違う(涙)
こういう環境にある女の子って、しっかり忘れずにピル飲んでないと『Juno』より、うんと妊娠率が高そう...はは。ジュノがブリーカー相手にソノ気になるなんてファニーだけど、こっちは男の子もカッコイイし。
17才のジェシー兄弟のくたびれた父と母を見るにつけ、欧米系の生命体サイクルは老化が早い、と思う。それゆえに人生の四季はメリハリがあり、ジェシー達も、今、輝く夏の時期なのでしょう。一番、美しい時期です。
海パン履かずに、よく海で泳いでたけど、伸びやかな肢体に締まったお尻が綺麗。
まるで、ダビデ像の後ろ姿。『ダビデ像の後ろ姿なんて、見た事あんのかよ~』とツッコまれるお方もおられるかも知れませんが、フィレンツェで本物見ました(後ろも、しげしげとw)
皆、いいカラダやわ~
若き肉食獣ってな感じですやん
音楽がとてもイイです。毎日のルーティンワークをバリバリこなせそうだし、くたびれた心と体を起動させてくれそう。捜したけど、サントラ盤CDは無いみたいで...。
普段は、私、DVDはあまり買わないほうなんですが、コレは買ってもいいかな~と。
青い空、青い海、豪快なサーフィンシーンと爽快感溢れる音楽、ダビデ像の後ろ姿(笑)
環境ビデオというか、キモチよ~い環境DVDですな。
あのー、後から思うにアンディ役のカーク・ジェンキンスは、すごいすごい素敵
眼が素直でジェントルな態度で、オージーっぽくない品の良さがあり(オージーに喧嘩をうっているワケではないw)もっと、よく見とけば良かったワ...。この人は、プロサーファーなんで、映画シーンに出て来る事は少ないでしょうね...。
今年はマカヴォイに続く...2度目のフォーリンラブ(笑)
映画の良し悪しにかかわらず(笑)観て良かったわ
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こんだけ金髪boyが集まると、誰が誰だか分からなくて。
最初、ロナウド似の獰猛な異母兄ちゃんと日替わりメッシュのパンキッシュな双子の弟クンの2人しか、見分けがつかなかったです(笑)
これじゃ、向こうからしたら"日本人の顔の見分けがつかない"つーのも、なるほど!と思いました。
オーストラリアのゴールドコーストとシドニーの間のビーチラインにあるニューカッスルは、サーフィンのメッカ。この町に住むジェシー(ラクラン・ブキャナン)は、プロサーファーを目指している17才の少年。父は沖の石炭船の労働者。プロになれなければ、一生自分も石炭を積んで暮らす...という夢と現実。しかし、まさかの予選落ち。落ち込むジェシーを励ますために、サーフィン仲間が週末の海辺のキャンプを計画...。
『リトルダンサー』のような家庭事情だったりする。ただ、ジェシーは男っぽい肉体派のグループだし、本当に落ちこぼれてると感じるのは、オタクな双子の弟ファーガス(ハビエル・サミュエル)かも知れない。しかも、ファーガスは、ジェシーのサーフィン仲間のアンディ(カーク・ジェンキンス)が好き...。 う~む、そっか...。
とにかく、何かの特殊才能で這い上がらないと、一生、労働者クラス。
『8Mile』では、その町はヒップホップだらけだったし『スタンプヤード』はダンスに熱狂している。"半径3km、1競技"の世界と思ってくれ。で『ブルークラッシュ』や、この『ブルーブルーブルー』の世界は、サーフィンだけ(笑)
シンプルなストーリーだし、途中でぷつっと終わるので、えっ!えっ!エンドクレジットで何かあるに違いないと思ったけれど、それで終わった...。ちょっと、びっくり。良く言えば、ご都合主義じゃないわけね。悪く言うと、ちゃんとストーリーにしてね

それでも、豪快なサーフィンシーンと彼等の若い引き締まった体は、ごっつう素敵(笑)
しかし、なんつーオトナな青春!
『ダイブ!!』と比べると、小6と高3の夏休みくらい違う(涙)
こういう環境にある女の子って、しっかり忘れずにピル飲んでないと『Juno』より、うんと妊娠率が高そう...はは。ジュノがブリーカー相手にソノ気になるなんてファニーだけど、こっちは男の子もカッコイイし。
17才のジェシー兄弟のくたびれた父と母を見るにつけ、欧米系の生命体サイクルは老化が早い、と思う。それゆえに人生の四季はメリハリがあり、ジェシー達も、今、輝く夏の時期なのでしょう。一番、美しい時期です。
海パン履かずに、よく海で泳いでたけど、伸びやかな肢体に締まったお尻が綺麗。
まるで、ダビデ像の後ろ姿。『ダビデ像の後ろ姿なんて、見た事あんのかよ~』とツッコまれるお方もおられるかも知れませんが、フィレンツェで本物見ました(後ろも、しげしげとw)
皆、いいカラダやわ~



普段は、私、DVDはあまり買わないほうなんですが、コレは買ってもいいかな~と。
青い空、青い海、豪快なサーフィンシーンと爽快感溢れる音楽、ダビデ像の後ろ姿(笑)
環境ビデオというか、キモチよ~い環境DVDですな。
あのー、後から思うにアンディ役のカーク・ジェンキンスは、すごいすごい素敵

眼が素直でジェントルな態度で、オージーっぽくない品の良さがあり(オージーに喧嘩をうっているワケではないw)もっと、よく見とけば良かったワ...。この人は、プロサーファーなんで、映画シーンに出て来る事は少ないでしょうね...。
今年はマカヴォイに続く...2度目のフォーリンラブ(笑)
映画の良し悪しにかかわらず(笑)観て良かったわ

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先週観たんですが、とろとろと周回遅れです...あぁ!あたしに元気玉を!
かっては修羅場をくぐり抜けたベテランの戦場ジャーナリスト。
伝説のイカレたレポーター、サイモン(リチャード・ギア)と、サイモンにノせられキレのある映像を撮っていたカメラマン、ダック(テレンス・ハワード)
今や落ちぶれたレポーターと出世したカメマラマン、そしてコネ入社の処女、いや新人君、この3人の下ネタまじりの掛け合いが面白く、堅苦しくない料理法で紛争地域の問題を見せてくれます。
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争は、私はよく知りません。以前、オリンピックがあった所とは思えない壁に銃弾の痕でした...。
3人が何の装備もせず、戦争犯罪人フォックスを捕まえる為に、無防備に山の中を入って行くのを見た時、げっ!あまりにもプロフェッショナルじゃなく、最近の息もつかせぬ映画を観ている人間にとって『嘘ぉ~?』としか思えない。でも、こんなにゆるゆるなのに、実話を基にしてる!つーのが驚きでした。
賞金を捨て現場にフォックスを放置したあの最後も、本当なんでしょうか?
私刑(リンチ)になってしまうので、気になるところです。でも、下手に裁判して...という手続きを踏むと、また裏取引で放免されてしまうから?でしょうかね...。
戦争犯罪人フォックスもそれほど重装備で防御してるワケでもないのに、捕まらないのは裏交渉もあるわけで、裏には裏があり、またTVの映像やニュースをナイーブに信じるなと、この辺だけちょっぴりリアルでしたね。
今やネットでも情報は速く手に入るし、現地在住の消息筋のブログだってあるし...まぁ、情報を自分なりに取捨選択する"メディア・リテラシー"は大切ですね。
テレンス・ハワードは、眼が優しくて肌が綺麗で、なかなか素敵でした。
リチャード・ギア、こういう役は、はじけてないように感じました。
素材は重いはずなのに内容は重くなく、軽いノリで楽しめる作品。
緊張感あふれない社会派ドラマで、ありました。
劇場で観なくとも、いいかな...退屈な作品をDVDで観るのは、かえって辛いんですが、これは適度に面白い部分もあるのでDVDでOK!だと思います。
凄い面白いってわけでも、面白くないコトもない...そこそこ作品って、何か、こお~書く気がしなくって。そこで趣味に走るしかない...ってわけで、リチャード・ギアについて...。

一番最初の『ミスターグッドバーを探して』は印象に無いけど、バーに居たヘラっとした端役だったと思う。いやヒロインを殺した男だっけ?その位、印象に無い。彼を認識したのは『アメリカン・ジゴロ』いや~、ニヤケタ可愛い子ちゃんでしたね。
海軍士官学校だったけ?制服が素敵だった『愛と青春の旅立ち』や『プリティウーマン』...この辺りは"ハーレークインロマンスの君"かな。
『運命の女』『Shall We Dance』は"ロマンスグレー期"ってトコで。『運命の女』なんかは、一緒に観た友人達が口々に『リチャード・ギアが夫ならアタシだったら浮気しないわっ!』なんて言うとりましたが、まっ、皆、妻役のダイアン・レインとは似ても似つかぬ異次元の生物で...勝手に言ってろ!状態でありましたが、この時期のリチャード・ギアが、あたしも一番好きでした。
で、この作品とこの前の『消えた天使』なんか観ていると、この辺が彼の分岐点かなと。
『消えた天使』では、性犯罪登録者の監視をする監察官、それも組織からはみ出しやり過ぎて偏執的な役(色気抜き)...今回の『ハンティング・パーティ』のようにイカレた破天荒な役...う~ん、イマイチはまってないというかパンチに欠けるんですね(作品自体もそうなんで、仕様がないかぁ?!)...。周囲をうんざりさせる程の演技力を持つ俳優ってわけでもなく、かといって今までのようにもう色男の役をやるのは厳しい。うわ~ん、ギアさん、頑張って下さい!
似顔絵を描こうと、彼のグレーがかった白髪とシワシワを見ていたらガンダルフのような長老の魔法使いみたいでした、ぐすん。
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伝説のイカレたレポーター、サイモン(リチャード・ギア)と、サイモンにノせられキレのある映像を撮っていたカメラマン、ダック(テレンス・ハワード)
今や落ちぶれたレポーターと出世したカメマラマン、そしてコネ入社の処女、いや新人君、この3人の下ネタまじりの掛け合いが面白く、堅苦しくない料理法で紛争地域の問題を見せてくれます。
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争は、私はよく知りません。以前、オリンピックがあった所とは思えない壁に銃弾の痕でした...。
3人が何の装備もせず、戦争犯罪人フォックスを捕まえる為に、無防備に山の中を入って行くのを見た時、げっ!あまりにもプロフェッショナルじゃなく、最近の息もつかせぬ映画を観ている人間にとって『嘘ぉ~?』としか思えない。でも、こんなにゆるゆるなのに、実話を基にしてる!つーのが驚きでした。
賞金を捨て現場にフォックスを放置したあの最後も、本当なんでしょうか?
私刑(リンチ)になってしまうので、気になるところです。でも、下手に裁判して...という手続きを踏むと、また裏取引で放免されてしまうから?でしょうかね...。
戦争犯罪人フォックスもそれほど重装備で防御してるワケでもないのに、捕まらないのは裏交渉もあるわけで、裏には裏があり、またTVの映像やニュースをナイーブに信じるなと、この辺だけちょっぴりリアルでしたね。
今やネットでも情報は速く手に入るし、現地在住の消息筋のブログだってあるし...まぁ、情報を自分なりに取捨選択する"メディア・リテラシー"は大切ですね。
テレンス・ハワードは、眼が優しくて肌が綺麗で、なかなか素敵でした。
リチャード・ギア、こういう役は、はじけてないように感じました。
素材は重いはずなのに内容は重くなく、軽いノリで楽しめる作品。
緊張感あふれない社会派ドラマで、ありました。
劇場で観なくとも、いいかな...退屈な作品をDVDで観るのは、かえって辛いんですが、これは適度に面白い部分もあるのでDVDでOK!だと思います。
凄い面白いってわけでも、面白くないコトもない...そこそこ作品って、何か、こお~書く気がしなくって。そこで趣味に走るしかない...ってわけで、リチャード・ギアについて...。

一番最初の『ミスターグッドバーを探して』は印象に無いけど、バーに居たヘラっとした端役だったと思う。いやヒロインを殺した男だっけ?その位、印象に無い。彼を認識したのは『アメリカン・ジゴロ』いや~、ニヤケタ可愛い子ちゃんでしたね。
海軍士官学校だったけ?制服が素敵だった『愛と青春の旅立ち』や『プリティウーマン』...この辺りは"ハーレークインロマンスの君"かな。
『運命の女』『Shall We Dance』は"ロマンスグレー期"ってトコで。『運命の女』なんかは、一緒に観た友人達が口々に『リチャード・ギアが夫ならアタシだったら浮気しないわっ!』なんて言うとりましたが、まっ、皆、妻役のダイアン・レインとは似ても似つかぬ異次元の生物で...勝手に言ってろ!状態でありましたが、この時期のリチャード・ギアが、あたしも一番好きでした。
で、この作品とこの前の『消えた天使』なんか観ていると、この辺が彼の分岐点かなと。
『消えた天使』では、性犯罪登録者の監視をする監察官、それも組織からはみ出しやり過ぎて偏執的な役(色気抜き)...今回の『ハンティング・パーティ』のようにイカレた破天荒な役...う~ん、イマイチはまってないというかパンチに欠けるんですね(作品自体もそうなんで、仕様がないかぁ?!)...。周囲をうんざりさせる程の演技力を持つ俳優ってわけでもなく、かといって今までのようにもう色男の役をやるのは厳しい。うわ~ん、ギアさん、頑張って下さい!
似顔絵を描こうと、彼のグレーがかった白髪とシワシワを見ていたらガンダルフのような長老の魔法使いみたいでした、ぐすん。
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最近、女同士モノって多くありませんか?"男同士"は日夜追求している腐った管理人ですが(笑)"女同士"は、何故か、動揺してしまいます...。

カトリーヌ・フロって、顔も体もフォルムが面白い!また、似顔絵に挑戦したいと思います。
人気ピアニストのアリアーヌ(カトリーヌ・フロ)に、近づく美しいメラニー(デボラ・フランソワ)彼女は、少女の頃に無神経なアリアーヌの為にピアニストの夢を諦め、アリアーヌに復讐するため、家庭に入り込む...。最初は息子の子守りから...そのうち"譜めくり"の才能を見出され、アリアーヌの側に居て大事な演奏会に挑む。
『あるスキャンダルの覚え書き』も、寂しいオールドミスが美しい同僚に横恋慕する話でした。あれは英国らしい皮肉の効いた会話とジュディ・デンチとケイト・ブランシェットの演技のバトルでした。私としては『あるスキャンダルーー』のほうがエグくて好みです(笑)
あれほどではないのですが、こちらは分別もあり家庭も才能もあるピアニストが、若い女性に心を奪われてしまう...正確に言うと、メラニーは復讐心のために誘惑するのですから"女同士の愛"とは少し違うかも知れません。まっ、音楽もひっくるめて観ると、小さな佳品と言えるでしょう。
アリアーヌ演じるカトリーヌ・フロも、なかなか魅力的な中年女性です。
交通事故に合って以来の心の不安定さ、演奏前のぴりぴりとした緊張感を "譜めくりの女"メラニーに、丸ごと精神的依存していきます...。
メラニー役のデボラ・フランソワは、顔はう~ん美しいというか...体のほうが魅力的。普段は、野暮な格好をしているのですが、部屋でくつろぐプライベートタイムの露出姿やプールでちらっと見せるビキニにはドキっとしてしまいます。スラリとしているのに、ぷりぷりして美味しそうな躯です。目の前の若く美しい生き物(女にしろ男にしろ)に眼を奪われてしまうのは、人間の常。そして、メラニーに惹かれていくアリアーヌの心の動きは、はらはらしてスリリングでした。

メラニーは、演技力でというより冷たい青い眼とホラーちっくな佇まいで、存在感を出しています。サイコパスがかってる行動であわや最後は!?と思うのですが、あっさりと上品に仕上がっています。
薄味のフランス料理といったところか?!
アリアーヌ(カトリーヌ・フロ)の感情を揺れに揺れさせ、とりこにし、息子にも夫にも打撃を与えて、メラニーは去っていきます。
一番、哀しい女は、メラニーですね...。
心に冷たいナイフを隠し持つメラニー。
あんなに優しい両親だったのに、少女の頃から情の強いコだった...。
この女(ひと)この先、誰かを愛する事ができるんでしょうか?
意外とあっけないラストです。
喰い足らない恨みもちょっとはあるのですが、音楽も合わせて鑑賞すべき映画なのでしょう。上品にまとめられた一つのピアノ曲を味わっている感じでしたから
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カトリーヌ・フロって、顔も体もフォルムが面白い!また、似顔絵に挑戦したいと思います。
人気ピアニストのアリアーヌ(カトリーヌ・フロ)に、近づく美しいメラニー(デボラ・フランソワ)彼女は、少女の頃に無神経なアリアーヌの為にピアニストの夢を諦め、アリアーヌに復讐するため、家庭に入り込む...。最初は息子の子守りから...そのうち"譜めくり"の才能を見出され、アリアーヌの側に居て大事な演奏会に挑む。
『あるスキャンダルの覚え書き』も、寂しいオールドミスが美しい同僚に横恋慕する話でした。あれは英国らしい皮肉の効いた会話とジュディ・デンチとケイト・ブランシェットの演技のバトルでした。私としては『あるスキャンダルーー』のほうがエグくて好みです(笑)
あれほどではないのですが、こちらは分別もあり家庭も才能もあるピアニストが、若い女性に心を奪われてしまう...正確に言うと、メラニーは復讐心のために誘惑するのですから"女同士の愛"とは少し違うかも知れません。まっ、音楽もひっくるめて観ると、小さな佳品と言えるでしょう。
アリアーヌ演じるカトリーヌ・フロも、なかなか魅力的な中年女性です。
交通事故に合って以来の心の不安定さ、演奏前のぴりぴりとした緊張感を "譜めくりの女"メラニーに、丸ごと精神的依存していきます...。
メラニー役のデボラ・フランソワは、顔はう~ん美しいというか...体のほうが魅力的。普段は、野暮な格好をしているのですが、部屋でくつろぐプライベートタイムの露出姿やプールでちらっと見せるビキニにはドキっとしてしまいます。スラリとしているのに、ぷりぷりして美味しそうな躯です。目の前の若く美しい生き物(女にしろ男にしろ)に眼を奪われてしまうのは、人間の常。そして、メラニーに惹かれていくアリアーヌの心の動きは、はらはらしてスリリングでした。

メラニーは、演技力でというより冷たい青い眼とホラーちっくな佇まいで、存在感を出しています。サイコパスがかってる行動であわや最後は!?と思うのですが、あっさりと上品に仕上がっています。
薄味のフランス料理といったところか?!
アリアーヌ(カトリーヌ・フロ)の感情を揺れに揺れさせ、とりこにし、息子にも夫にも打撃を与えて、メラニーは去っていきます。
一番、哀しい女は、メラニーですね...。
心に冷たいナイフを隠し持つメラニー。
あんなに優しい両親だったのに、少女の頃から情の強いコだった...。
この女(ひと)この先、誰かを愛する事ができるんでしょうか?
意外とあっけないラストです。
喰い足らない恨みもちょっとはあるのですが、音楽も合わせて鑑賞すべき映画なのでしょう。上品にまとめられた一つのピアノ曲を味わっている感じでしたから

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今年のアカデミー賞7部門、最多ノミネート!の『フィクサー』観てきました。『ボーン・アイデンティティー』のシリーズ3作を手がけた脚本家トニー・ギルロイ監督のデビュー作だから、次に期待...。

ジョージ・クルーニー、何回か描き直しましたが、あらためて立派な顔立ちをしているなぁと。形の良い頭も耳も、ゲジゲジなのに手入れしなくともOKの眉、堂々とした体躯...年取ろうとも、男前です。
今回は『オーシャンズ』シリーズの時のようなオトナの余裕や遊びは影をひそめ、ダンディーなジョ-ジ・クルーニーではなく、くたびれたよれよれ弁護士の役を、ひたすら真面目に演じています。
かっては新進気鋭の法廷弁護士だったマイケル・クレイトン(ジョージ・クルーニー)今はフィクサー(もみ消し屋)に甘んじている。
家庭はない(離婚して息子との面会もままならない)けど、借金あり(従弟との事業に失敗+ギャンブル狂)
ある巨額薬害訴訟を担当する同僚弁護士のトラブル処理をまかされる。
そして、否応無しに巨大農薬会社との陰謀に巻き込まれていく...。

いつもは、人間じゃない役のイメージが強い中性的なティルダ。
この映画のティルダは、顔は贅肉の無い削げた顔ですが、いやビックリ!体はたぷたぷ中年女性。それをトレーニングマシンでシェイプして、会議でのスピーチの反復練習、姿勢や衣装のチェック...涙ぐましい努力して掴んだ今の地位を逃すまい!と必死な巨大農薬会社の管理職を演じています。その為には手段を選ばない冷徹な女性。これで助演女優賞を受賞したのね、おぉー!
最初の車の爆発から数日前に戻る、という時間軸をずらしたストーリー運びで、後半ストーリーの全体像がつかめ、途中で居眠りしなくて良かったと思いました(汗)
ラストは、タクシーの運転手に『行けるとこまで行ってくれ』と苦渋を滲ませたジョージ・クルーニーの顔...渋いです。かなり年齢高めのオトナの味わい...。
ジョージ・クルーニー本人も『映画会社が作りたがらないタイプの作品だね。商業的ではない、巨額の利益を生めるわけじゃない』と雑誌のインタビューに答えていましたが、確かに、う~ん、まことに地味です。もう少しエンタティメント性があれば、有難かったです。
事も無げに殺されてしまう同僚弁護士も、次々と暴かれていく農薬会社の秘密も、意外と淡々と描かれているし、キャスティングも一様に渋く重厚な面々なので、メリハリがないように思えました。
しかし『大いなる陰謀』より面白かったかな...。
『大いなる陰謀』は、トム・クルーズ、メリル・ストリープ、ロバート・レッドフォードという3大俳優と、近所のシネコンにかかっていなければ観なかったです。
何を映画に求めるか?で評価は違いますが、GWに1800円出して観るには、少々辛い映画でした。
それにしても、明日からの『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』といい、この『フィクサー』『ノーカントリー』アカデミー賞3兄弟は、えらく玄人好みで暗く重いなぁ~と思いました。
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ヒットマン ミーツ ガール。

原作は全米で大ヒットしたゲームだという事で、それほど期待せず観に行きました。あ、さくさくっと楽しめましたよ。テンポのよい音楽に合わせて、繰り広げられるアクションの数々。クールな暗殺者とコケティッシュなヒロインのキャラ2人のビジュアルも、好き。
監督はザビエ・ジャンという人...でも、製作に名を連ねているリュック・ベッソン色が強い。ヒロインの外見は、髪を切っている時も衣装合わせも、ベッソンが立ち会って決めたそうで。
彼が手掛けた一連の『ニキータ』や『レオン』や『キス・オブ・ザ・ドラゴン』等々の変型みたい。重いか軽いかの違いで。これは、かなり軽いほうで、深刻にならずに楽しんだほうが勝ちかな。殺戮に明け暮れる寡黙でストイックな主人公が、ヒロインと出会い、感情が揺れ、目覚め、初めて"愛"を知る...このストーリーが、ベッソン好みなのか、何度も何度も観た覚えがある。いや、私も好きですけど(笑)『レオン』はもちろん!『キス・オブ・ザ・ドラゴン』のジェット・リーも好きだったな。
主演のティモシー・オリファントは『ダイハード4.0』で出てた時は、PCの前で坐りっぱなしであんまり存在感を感じなかったけど、スキンヘッドにして動いている時のほうが魅力的ですね。も、ずっと、スキンヘッドでいいくらい(笑)案外、ガタイ、いいです。元水泳選手らしい肉体美であります。肉体美といえば、ヒロインのオルガ・キュリレンコ!!Tバック一枚のトップレス姿が美しい!と思いました。でも、濡れ場無し(笑)名前が無い暗殺者『47』は、ストイックに拒む...あらら、プラトニック・ラヴ?!『47』と『ニカ』は、ある意味似た者同士。何かに欠けていて、傷つけられていて、恋愛未満の共感を感じ始める...。
ティモシー・オリファントの『47』もカッコよくて、オルガ・キュリレンコの『ニカ』もセクシーなのに可憐でした。

ラストに『47』のうっすらとした笑顔が見られます...あ、似合わない...(笑)
ハードボイルドなのに、後味、えらい甘いじゃないか。
作りが甘い?読後感が甘い?どちらも(笑)
最近、主役が死んだり、それこそ皆死んでしまって誰もいなくなった的虚しくて悲しい死にネタ映画が多かったのですが、この映画は死ぬべき人は何の背景も無く(感情移入せずに済む)ばんばん死に、生き残ってほしい人は脇役だろうと生きています(笑)
しばらくすると、煙のように頭の中から消えてしまい後に残らなかったですけど...安心して、アクションとヒロインのお色気を楽しめました。
まぁもちろん『レオン』なんかより切なくもなく深くもないですが、ゲームが原作ですから、こんなもんだと思います。
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原作は全米で大ヒットしたゲームだという事で、それほど期待せず観に行きました。あ、さくさくっと楽しめましたよ。テンポのよい音楽に合わせて、繰り広げられるアクションの数々。クールな暗殺者とコケティッシュなヒロインのキャラ2人のビジュアルも、好き。
監督はザビエ・ジャンという人...でも、製作に名を連ねているリュック・ベッソン色が強い。ヒロインの外見は、髪を切っている時も衣装合わせも、ベッソンが立ち会って決めたそうで。
彼が手掛けた一連の『ニキータ』や『レオン』や『キス・オブ・ザ・ドラゴン』等々の変型みたい。重いか軽いかの違いで。これは、かなり軽いほうで、深刻にならずに楽しんだほうが勝ちかな。殺戮に明け暮れる寡黙でストイックな主人公が、ヒロインと出会い、感情が揺れ、目覚め、初めて"愛"を知る...このストーリーが、ベッソン好みなのか、何度も何度も観た覚えがある。いや、私も好きですけど(笑)『レオン』はもちろん!『キス・オブ・ザ・ドラゴン』のジェット・リーも好きだったな。
主演のティモシー・オリファントは『ダイハード4.0』で出てた時は、PCの前で坐りっぱなしであんまり存在感を感じなかったけど、スキンヘッドにして動いている時のほうが魅力的ですね。も、ずっと、スキンヘッドでいいくらい(笑)案外、ガタイ、いいです。元水泳選手らしい肉体美であります。肉体美といえば、ヒロインのオルガ・キュリレンコ!!Tバック一枚のトップレス姿が美しい!と思いました。でも、濡れ場無し(笑)名前が無い暗殺者『47』は、ストイックに拒む...あらら、プラトニック・ラヴ?!『47』と『ニカ』は、ある意味似た者同士。何かに欠けていて、傷つけられていて、恋愛未満の共感を感じ始める...。
ティモシー・オリファントの『47』もカッコよくて、オルガ・キュリレンコの『ニカ』もセクシーなのに可憐でした。

ラストに『47』のうっすらとした笑顔が見られます...あ、似合わない...(笑)
ハードボイルドなのに、後味、えらい甘いじゃないか。
作りが甘い?読後感が甘い?どちらも(笑)
最近、主役が死んだり、それこそ皆死んでしまって誰もいなくなった的虚しくて悲しい死にネタ映画が多かったのですが、この映画は死ぬべき人は何の背景も無く(感情移入せずに済む)ばんばん死に、生き残ってほしい人は脇役だろうと生きています(笑)
しばらくすると、煙のように頭の中から消えてしまい後に残らなかったですけど...安心して、アクションとヒロインのお色気を楽しめました。
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可・愛・い・お話。恋とそれだけでなく自分のためのおとぎ話。

これを観た女の子(心だけ女の子でも大丈夫w)は、心の宝石箱にしまいましょう。
先祖に魔女がかけた呪いで、豚の鼻を持って生まれてきた女の子。
呪いを解くには『真実の愛』が必要。同じ名家の男性に愛されること...。
ペネロペ(クリスティーナ・リッチー)は、豚の鼻のせいで25年間家に閉じ込められ生きて来た。外の世界を見たい、自分の力で生きていきたい、と思った彼女は、ある日、家を出る...。初めて見た夜の街。ペネロペと一緒に追体験する色んな初めてのこと、見ていてこちらもどきどきする。外は美しい!
ラブリーでキュート、なおかつ前向きになれる抱きしめたい映画でした!
『君に届け』を読んで、思わず涙の粒を落とした時のようなピュアな気持ちに似ています...。
クリスティーナ・リッチーは『アダムスファミリー』の子役のイメージが強くて、この間『ブラック・スネイク・モーン』を見た時には、体当たりの演技にびっくりしてしまいました。
子役の成長は難しいですが、崩壊してゆく子役たちの中で、彼女は童顔と幼児体型そのままながらよく健闘していると思います。
あと、なぜか...ペネロピは豚の鼻をつけている時のほうが、特別な感じがして、かわゆかった...不思議だ(笑)
ポーカーで身を持ち崩しているギャンブラー、マックス役のジェームズ・マカヴォイ。→
よれよれのシャツで汚い...が、よく見ると、案外ハンサムでいい感じ。
汚れ具合がちょうど、オダギリ・ジョーに似ている(笑)

←この人、なんと!『ナルニア国物語』に出ていた
下半身がヤギで、裸に赤いマフラー巻いていた
おどどどしたフォーンのタムナスさんですよ!
なお『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』は、5/24公開予定。

『つぐない』では→
キーラ・ナイトレーと共演。
彼女の運命の恋人役をやっています。
GWに公開の予定。
ジェームズ・マカヴォイ、今28歳。出る映画で全然感じが違います。
カメレオン俳優なのかしら。感じがかわいい、ブックマークしました(^^)
『ペネロピ』は、永遠の女の子におススメの映画です!
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これを観た女の子(心だけ女の子でも大丈夫w)は、心の宝石箱にしまいましょう。
先祖に魔女がかけた呪いで、豚の鼻を持って生まれてきた女の子。
呪いを解くには『真実の愛』が必要。同じ名家の男性に愛されること...。
ペネロペ(クリスティーナ・リッチー)は、豚の鼻のせいで25年間家に閉じ込められ生きて来た。外の世界を見たい、自分の力で生きていきたい、と思った彼女は、ある日、家を出る...。初めて見た夜の街。ペネロペと一緒に追体験する色んな初めてのこと、見ていてこちらもどきどきする。外は美しい!
ラブリーでキュート、なおかつ前向きになれる抱きしめたい映画でした!
『君に届け』を読んで、思わず涙の粒を落とした時のようなピュアな気持ちに似ています...。
クリスティーナ・リッチーは『アダムスファミリー』の子役のイメージが強くて、この間『ブラック・スネイク・モーン』を見た時には、体当たりの演技にびっくりしてしまいました。
子役の成長は難しいですが、崩壊してゆく子役たちの中で、彼女は童顔と幼児体型そのままながらよく健闘していると思います。
あと、なぜか...ペネロピは豚の鼻をつけている時のほうが、特別な感じがして、かわゆかった...不思議だ(笑)

よれよれのシャツで汚い...が、よく見ると、案外ハンサムでいい感じ。
汚れ具合がちょうど、オダギリ・ジョーに似ている(笑)

←この人、なんと!『ナルニア国物語』に出ていた
下半身がヤギで、裸に赤いマフラー巻いていた
おどどどしたフォーンのタムナスさんですよ!
なお『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』は、5/24公開予定。

『つぐない』では→
キーラ・ナイトレーと共演。
彼女の運命の恋人役をやっています。
GWに公開の予定。
ジェームズ・マカヴォイ、今28歳。出る映画で全然感じが違います。
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『Who?』自分のアイデンティティーを探すジェイソン・ボーンの明日は、どっちだー!!

ボーン・シリーズで、最高にカッコよく見えるマット・デイモンでした!!

今までのマット・デイモンの資料写真を見ると、輪郭線が変わっており、かなり絞ったんでしょうね。
硬派のボーン・シリーズで精進して、寡黙に敵を倒していくクールさがそう見えるんでしょうか。
この映画のマット・デイモン、男前でした。
前作2作はTV放映。公開日直前の9日金曜には『ボーン・スプレマシー』が。もうばっちり、おさらいしておきましたぜ。
なんと前作のラストから始まり、パメラとの電話などカットバックされている部分も多く、すんなり入り込めました。
ただ、この3作目からいきなり観る人には取っ付きにくいかも知れませんね。完全に続編ですから。
『ダイハード』のジョン・マクレーン刑事がぼやきながら事にあたっていく人間臭さや『M:i』シリーズのトム・クルーズの白い歯キラリや、組んでいる仲間達の活躍、変装や工作など無く、これらの映画と違って、ただただ黙々と敵を倒していくマット・デイモンの”究極の暗殺者マシーン”としての謀略系サスペンス・アクション映画であります。
ボーンシリーズのソフト面は、かなり無機質です。
単発で観る人とボーンシリーズ・ファンとでは、温度差があることでしょう。
一緒に行った夫が『スパイ映画なのに美人が1人も出てこないし、ベッドシーンが無いなんて!』と騒いでました。あ~やだやだ、007と違うし。
ニッキーとの関係を匂わせるところもありましたが、かといって、セクシーさは皆無(笑)
でもソレが何も入ってなくとも、格闘シーンやカーチェイスのカメラワークはスゴいし、ボーン・シリーズを観てきた者には、待ちに待ったエンターテイメント作品であり ”完結”に相応しい出来だと思います。

記憶喪失の元CIA諜報員が『自分』を取り戻すため、たった一人でCIAと闘っていく。
都合良く彼を消そうとするCIAの組織と、パメラという最後のささやかなCIAの良心も描いて、目が離せないアクションの数々。
鈍い灰色の光を放つスパイ映画であり、結構、気が休まることなく、緊張して観てました。ふぅ。
それゆえ、ニッキーがひそかに『にやり』としたところは、硬質なストーリーの温度をぐっと上げた気がします。
よしっ!!ってね。
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ボーン・シリーズで、最高にカッコよく見えるマット・デイモンでした!!

今までのマット・デイモンの資料写真を見ると、輪郭線が変わっており、かなり絞ったんでしょうね。
硬派のボーン・シリーズで精進して、寡黙に敵を倒していくクールさがそう見えるんでしょうか。
この映画のマット・デイモン、男前でした。
前作2作はTV放映。公開日直前の9日金曜には『ボーン・スプレマシー』が。もうばっちり、おさらいしておきましたぜ。
なんと前作のラストから始まり、パメラとの電話などカットバックされている部分も多く、すんなり入り込めました。
ただ、この3作目からいきなり観る人には取っ付きにくいかも知れませんね。完全に続編ですから。
『ダイハード』のジョン・マクレーン刑事がぼやきながら事にあたっていく人間臭さや『M:i』シリーズのトム・クルーズの白い歯キラリや、組んでいる仲間達の活躍、変装や工作など無く、これらの映画と違って、ただただ黙々と敵を倒していくマット・デイモンの”究極の暗殺者マシーン”としての謀略系サスペンス・アクション映画であります。
ボーンシリーズのソフト面は、かなり無機質です。
単発で観る人とボーンシリーズ・ファンとでは、温度差があることでしょう。
一緒に行った夫が『スパイ映画なのに美人が1人も出てこないし、ベッドシーンが無いなんて!』と騒いでました。あ~やだやだ、007と違うし。
ニッキーとの関係を匂わせるところもありましたが、かといって、セクシーさは皆無(笑)
でもソレが何も入ってなくとも、格闘シーンやカーチェイスのカメラワークはスゴいし、ボーン・シリーズを観てきた者には、待ちに待ったエンターテイメント作品であり ”完結”に相応しい出来だと思います。

記憶喪失の元CIA諜報員が『自分』を取り戻すため、たった一人でCIAと闘っていく。
都合良く彼を消そうとするCIAの組織と、パメラという最後のささやかなCIAの良心も描いて、目が離せないアクションの数々。
鈍い灰色の光を放つスパイ映画であり、結構、気が休まることなく、緊張して観てました。ふぅ。
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ぶるんぶるんのクィーンサイズのミュージカル!

すっごい元気で前向きになれるミュージカル映画です!
トレーシー(ニッキー・ブロンスキー)のぷるぷる子豚のような体で、キレよく踊るのを、も、驚きの眼で観ておりました。
トレーシのお友達も可愛いし、あのデコラティブな髪型もすんごいですね~。
チケット買う時にヘアスプレーを貰ったから、つい外巻きにくるんくるんにしてシュ~としたい気分です。
ブロードウェーの舞台ではもっとシニカルで、トレーシーが刑務所から脱出する場面もあるようですが、映画版はよりパワフルに楽しませてくれます。
人種差別の問題なども出てきますが、ミュージカル部分や俳優たちに釘付けになっちゃうので、重いテーマとしては迫ってきません。観た後あまり残らないし、ここはぱぁっ!と楽しむが良し。
ミシェル・ファイファーも49才なのに、お美しい~!
でも、何故か、お肉が足りなくて、物足りない(笑)
トレーシーのパパ(クリストファー・ウォーケン)もリンク(ザック・エフロン)も、デブ専だったとは?!『おまえのサイズじゃなきゃイヤだ』とか『君が好きだ!体重いくらあってもいい♪』とか言われたいもんです。
最後の大団円で、トレーシーの母エドナ演じるジョン・トラヴォルタが体のキレを見せつつ踊るダンスは、観てるだけで楽しい!!
なんか、トレーシーとこの母エドナ...一種のクリーチャーです。
トレーシーなんか、ほんまもんの体でしょう。すごいわぁ~すごいわぁ~。
この映画は映画レビューを読むより、映画館で観たほうが早いです!!
(まっ、ほとんど中身の無いレビューでした...たはは...)
10月4日(木)のめざましテレビに、ザック・エフロン(19才。1987年10/18生まれなんで現在20才)とニッキー・ブロンスキー(18才)が出ていました。
ザックは、小さい頃から日本が好きで来たかったそうで(おぉリップサーブスも満点)
ラーメンや寿司を、お腹いっぱい食べたとか。渋谷やアキバ(カメラを購入)に行ったとか。
ザック・エフロンは歌って踊れる若手スター。
『ハイスクール・ミュージカル』にも出演。
こちらは、共演のヴァネッサとプライベートでもラブラブだそうで、どおりでザックの眼差しも優しく、恋する瞳です。く~~。
だもんで、恋に落ちる時のドキドキした気分を、より味わえます。
出演者も(顔だけじゃなく)可愛くて、脳天気だけど元気で明るいミュージカルです。
バスケット部のキャプテンには見えないけど(笑)
ザックは、こっちの『ハイスクール・ミュージカル』のほうが断然かわゆい。
バービーやリカちゃんのボーイフレンド人形のような顔立ちです。
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すっごい元気で前向きになれるミュージカル映画です!
トレーシー(ニッキー・ブロンスキー)のぷるぷる子豚のような体で、キレよく踊るのを、も、驚きの眼で観ておりました。
トレーシのお友達も可愛いし、あのデコラティブな髪型もすんごいですね~。
チケット買う時にヘアスプレーを貰ったから、つい外巻きにくるんくるんにしてシュ~としたい気分です。
ブロードウェーの舞台ではもっとシニカルで、トレーシーが刑務所から脱出する場面もあるようですが、映画版はよりパワフルに楽しませてくれます。
人種差別の問題なども出てきますが、ミュージカル部分や俳優たちに釘付けになっちゃうので、重いテーマとしては迫ってきません。観た後あまり残らないし、ここはぱぁっ!と楽しむが良し。
ミシェル・ファイファーも49才なのに、お美しい~!
でも、何故か、お肉が足りなくて、物足りない(笑)
トレーシーのパパ(クリストファー・ウォーケン)もリンク(ザック・エフロン)も、デブ専だったとは?!『おまえのサイズじゃなきゃイヤだ』とか『君が好きだ!体重いくらあってもいい♪』とか言われたいもんです。
最後の大団円で、トレーシーの母エドナ演じるジョン・トラヴォルタが体のキレを見せつつ踊るダンスは、観てるだけで楽しい!!
なんか、トレーシーとこの母エドナ...一種のクリーチャーです。
トレーシーなんか、ほんまもんの体でしょう。すごいわぁ~すごいわぁ~。
この映画は映画レビューを読むより、映画館で観たほうが早いです!!
(まっ、ほとんど中身の無いレビューでした...たはは...)

ザックは、小さい頃から日本が好きで来たかったそうで(おぉリップサーブスも満点)
ラーメンや寿司を、お腹いっぱい食べたとか。渋谷やアキバ(カメラを購入)に行ったとか。
ザック・エフロンは歌って踊れる若手スター。
『ハイスクール・ミュージカル』にも出演。
こちらは、共演のヴァネッサとプライベートでもラブラブだそうで、どおりでザックの眼差しも優しく、恋する瞳です。く~~。
だもんで、恋に落ちる時のドキドキした気分を、より味わえます。
出演者も(顔だけじゃなく)可愛くて、脳天気だけど元気で明るいミュージカルです。
バスケット部のキャプテンには見えないけど(笑)
ザックは、こっちの『ハイスクール・ミュージカル』のほうが断然かわゆい。
バービーやリカちゃんのボーイフレンド人形のような顔立ちです。
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いい歳をして、まだそんな本を読んでいるオトナや、トラウマになろうとも、やっぱりコドモにも観てほしいエグいファンタジー。

少女オフェリアは、めったに笑顔を見せてくれない。
それ故、彼女の笑った顔は、心に残る...。
まず...『あなたは妖精さん?』とオフェリアが尋ねると、昆虫のナナフシがパっと妖精に変わった時の笑顔。
どこか暗い予感がする新しい生活の中で、気持ちがふさぎがちな少女の心を慰めてくれる不思議なサプライズ。
次に...肩に、魔法の王国の姫であるという”三日月”の印を見つけた時。
私はこの辛い現実の人間じゃなく、本当は魔法の国の姫なのだ、という救いを見つけた密やかな微笑み。
最後に...魔法の国のお姫様になった時の晴れやかな笑顔。
私は心にチクっと痛ましさを覚えつつ、この笑顔の少女を見守る...。
この3つ位しか、少女の笑顔を見た記憶が無い...。
オフェリアを演じるイナバ・バケロちゃんは、かなり地味な作りの少女であるが、その健気さに涙。
過酷な現実と恐ろしげでキモチ悪いファンタジー世界で、一生懸命、試練を乗り越えようとする哀しげで黒目がちな濡れた瞳を持つオフェリアに、だんだん惹かれてしまってゆく。
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↓ふっふっふ、まだまだ、粘着質に続くわよ。読んでね。
[READ MORE...]

少女オフェリアは、めったに笑顔を見せてくれない。
それ故、彼女の笑った顔は、心に残る...。
まず...『あなたは妖精さん?』とオフェリアが尋ねると、昆虫のナナフシがパっと妖精に変わった時の笑顔。
どこか暗い予感がする新しい生活の中で、気持ちがふさぎがちな少女の心を慰めてくれる不思議なサプライズ。
次に...肩に、魔法の王国の姫であるという”三日月”の印を見つけた時。
私はこの辛い現実の人間じゃなく、本当は魔法の国の姫なのだ、という救いを見つけた密やかな微笑み。
最後に...魔法の国のお姫様になった時の晴れやかな笑顔。
私は心にチクっと痛ましさを覚えつつ、この笑顔の少女を見守る...。
この3つ位しか、少女の笑顔を見た記憶が無い...。
オフェリアを演じるイナバ・バケロちゃんは、かなり地味な作りの少女であるが、その健気さに涙。
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爆発の中から飛び出してくる片脚マシンガン美女、チェリー・ダーリン!一番っカッコいい!!

このシーンが、一番テンション上がりまくり!
このチェリーをやってるローズ・マッゴーワンって『デス・プルーフ』で、ナンパされて助手席に座ってエラい目に合う金髪美女より、こっちのほうが随分と女っぷりがいい。
このメリハリのある痩せ過ぎないボディ、可愛い色気、いいわぁ~。私の好み。
女医さんも頑張っていたし(直角に注射を打つのはやめてほしいけどw)女性が強くて魅力的な映画だった。
あの~、ところで、映画の冒頭で気付いた事がある...。
私は、どうもスプラッター・ホラーは苦手みたいで...。我ながら、今頃、気付くのもどうかと思うけど。
最初の沢山のタマが散らばり、ゾンビ達がぐにゃぐにゃ人の身体を食べて...。
あ~、駄目だ!ゲボしそう~(泣く)
予告では『SAW4』をやっていた。ジグゾー先生、まだ生きてるんだ。結構、長生きだね。
ジグゾー先生にも会いたいけど...人には好みじゃないジャンルがあるんですね...げぼげぼ。

キャラは色々楽しめたし、ストーリもこちらが断然楽しめるんですが、なんつーかスプラッター場面が気持ち悪かったので...。
私は、タラちゃんの『デス・プルーフ』のほうが好きかなぁ。
長~いガールズ・トークは、端折るか、もう少し会話が面白いといいんだけど。
これを2本立てで観るなんて、タフじゃないと出来る技じゃありませんっ。
ロドリゲスもタランティーノも”好き者、くせ者”でありますね。
画面のザーザー、楽しみました。
せっかくのラブシーンが『リール紛失』で笑えましたが、泣きました(笑)
もうね、いつものように長々とダラダラレビューを書こうと思ったんですが...
.....『リール紛失』.....(笑)
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このシーンが、一番テンション上がりまくり!
このチェリーをやってるローズ・マッゴーワンって『デス・プルーフ』で、ナンパされて助手席に座ってエラい目に合う金髪美女より、こっちのほうが随分と女っぷりがいい。
このメリハリのある痩せ過ぎないボディ、可愛い色気、いいわぁ~。私の好み。
女医さんも頑張っていたし(直角に注射を打つのはやめてほしいけどw)女性が強くて魅力的な映画だった。
あの~、ところで、映画の冒頭で気付いた事がある...。
私は、どうもスプラッター・ホラーは苦手みたいで...。我ながら、今頃、気付くのもどうかと思うけど。
最初の沢山のタマが散らばり、ゾンビ達がぐにゃぐにゃ人の身体を食べて...。
あ~、駄目だ!ゲボしそう~(泣く)
予告では『SAW4』をやっていた。ジグゾー先生、まだ生きてるんだ。結構、長生きだね。
ジグゾー先生にも会いたいけど...人には好みじゃないジャンルがあるんですね...げぼげぼ。

キャラは色々楽しめたし、ストーリもこちらが断然楽しめるんですが、なんつーかスプラッター場面が気持ち悪かったので...。
私は、タラちゃんの『デス・プルーフ』のほうが好きかなぁ。
長~いガールズ・トークは、端折るか、もう少し会話が面白いといいんだけど。
これを2本立てで観るなんて、タフじゃないと出来る技じゃありませんっ。
ロドリゲスもタランティーノも”好き者、くせ者”でありますね。
画面のザーザー、楽しみました。
せっかくのラブシーンが『リール紛失』で笑えましたが、泣きました(笑)
もうね、いつものように長々とダラダラレビューを書こうと思ったんですが...
.....『リール紛失』.....(笑)
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ブルースで、優しくハグして

この絵は、単なる管理人の趣味です(笑)最初はハードなシーンがあるのですが、それほどHな映画ではありません。あしからず。
まぁ『アダムスファミリー』のクリスティーナ・リッチーちゃんも、オトナになったもんです。
『耳に残るは君の歌声』も充分オトナでしたが、ジョニー・デップしか見ていなかったので(笑)
子供の頃に受けた虐待で”セックス依存症”になった女の子という役を、クリスティーナ・リッチーが体当たりで演じています。眼の下にあざを作り、鎖で擦り傷作りながらの熱演です。
案外、地味めの進行で、スゴく面白いってワケでは無いので、私としては”音楽”の部分を多くして欲しかったですね。
サミュエルが演奏するシーンだけでなく、BGMでもがんがん使ってくれれば、もう少しノレたかな...。
それでも、レイ(クリスティーナ・リッチー)がか細い声で歌う所や、ラザラス(サミュエル・L・ジャクソン)が弾くギターはボンボボンと重低音で心に響きました!
レイの恋人ロニー(ジャスティン・ティンバーレイク)も歌ってくれると思ったんですが、ジャンルが違う?!のか、歌わず...残念(笑)
見た目、全くGIに見えるニイちゃんなんですが、神経過敏で不安症に悩む若者を繊細に演じていました。この人、よいなぁ~。ジャスティン・ティンバーレイクの好感度up!です。
レイの過去を聞いても、愛してるんですね。レイは母親とは最後まで判り合えなかったけれど、彼と助け合ってやっていける、いや、やっていって欲しい、と思いました。
ラザラス(サミュエル・L・ジャクソン)は、レイを癒してあげることで自分も救われるんです。
そして、彼にだって、ロマンスは訪れるんです。
『トランス・アメリカ』や『世界最速のインディアン』でも感じたけど、どんな年齢でもどんな人でも、心をオープンにしてればロマンスが生まれるんですね。
いつまでも男と女である事を忘れない、っていう姿勢も大事なんでしょうかねぇ。
そう、肯定的で包容力のある描き方でした。
地味で渋いが、じわ~~と温かいものを感じる映画です。
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この絵は、単なる管理人の趣味です(笑)最初はハードなシーンがあるのですが、それほどHな映画ではありません。あしからず。
まぁ『アダムスファミリー』のクリスティーナ・リッチーちゃんも、オトナになったもんです。
『耳に残るは君の歌声』も充分オトナでしたが、ジョニー・デップしか見ていなかったので(笑)
子供の頃に受けた虐待で”セックス依存症”になった女の子という役を、クリスティーナ・リッチーが体当たりで演じています。眼の下にあざを作り、鎖で擦り傷作りながらの熱演です。

サミュエルが演奏するシーンだけでなく、BGMでもがんがん使ってくれれば、もう少しノレたかな...。
それでも、レイ(クリスティーナ・リッチー)がか細い声で歌う所や、ラザラス(サミュエル・L・ジャクソン)が弾くギターはボンボボンと重低音で心に響きました!
レイの恋人ロニー(ジャスティン・ティンバーレイク)も歌ってくれると思ったんですが、ジャンルが違う?!のか、歌わず...残念(笑)
見た目、全くGIに見えるニイちゃんなんですが、神経過敏で不安症に悩む若者を繊細に演じていました。この人、よいなぁ~。ジャスティン・ティンバーレイクの好感度up!です。
レイの過去を聞いても、愛してるんですね。レイは母親とは最後まで判り合えなかったけれど、彼と助け合ってやっていける、いや、やっていって欲しい、と思いました。
ラザラス(サミュエル・L・ジャクソン)は、レイを癒してあげることで自分も救われるんです。
そして、彼にだって、ロマンスは訪れるんです。
『トランス・アメリカ』や『世界最速のインディアン』でも感じたけど、どんな年齢でもどんな人でも、心をオープンにしてればロマンスが生まれるんですね。
いつまでも男と女である事を忘れない、っていう姿勢も大事なんでしょうかねぇ。
そう、肯定的で包容力のある描き方でした。
地味で渋いが、じわ~~と温かいものを感じる映画です。
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見よ!ヒュー・ジャックマンの世紀のイリュージョン!!

ヒュー・ジャックマンって、ヒゲが無いと、すっきりしたノーブルな顔立ちなんですね。
この映画だといつもタキシードだし、いい男っぷりです。
が、私は『X-MAN』のウルヴァリンのヒゲもじゃ顔のほうが、好きなんですね~。
巨人の小笠原だって、以前のヒゲ面のほうが好きです。
似顔絵も、ヒゲのほうが描きやすいし(笑)
さて、この映画、ネタバレ無しで語るのは、難しいです(汗)
最後まで ”仕掛けが命”の映画です。
その、思ったより、映画全部のセリフにも意味があったんですね。
全体にトリックが張り巡らされているとは思わなくて、例のごとくボォ~と観ていたので、もうちょっと注意深く観れば良かったかなぁ~、と。
映画の終わり頃に、一応タネ明かしがあるんですが、それでも腑に落ちなくて...。
私は観終わった後 ”ネタバレ・サイト”を読んで、やっと補足でき、ふぅ~。
もう少し深く知りたい場合は、これはもう原作を読むしかないんでしょうね。
映画を観た後も、あの装置はどうよ?あの時は、誰だったんだ?とか、誰かと話したくなるし、色々考えちゃうので、クロスワード・パズルを解いてるような、DSで脳トレしてるような、知的好奇心がくすぐられ、楽しめました。
ただ、心を揺さぶられるとか、そういったものは無かったですね。
この映画、案外、人が死んでゆくのですが、多分この人は死ぬんだろうなという予想と共に、あまり衝撃は感じませんでした。
私は、最初、ヒュー・ジャックマンに肩入れしていたのですが、最後にはもう共感できなくて。
幼い娘を残して死ななければならないという情念を宿した暗い眼のボーデン(クリスチャン・ベール)のほうへ、シフト・チェンジしようかと思いました。
しかし、元はといえばボーデンが原因。
マジックショーの事故でアンジャーの妻ジュリアが死んだ時に、ボーデンはアンジャーに対し説明義務と心からの謝罪と慰めが、必要だったはずなのに...。
それをせず、ボーデンはアンジャーに対抗心を持ち続け、相手の舞台の邪魔をし、やられたらやり返す。
新しいトリックを考え出し、相手を出し抜き、復讐する事に取り憑かれた男たち。
アンジャーもボーデンも、周囲の者に秘密を見せずに、マジックのために、私生活をも犠牲にする冷徹さがありました。どっちもどっち。
結局、どちらの人間にも感情移入できなかったので、物足りなかったかな...。
まぁ、あくまで ”トリック”が主人公の映画でした。
ミステリー小説を読む時って、それほど”感動”を求めていず、伏線がパズルのように上手くはまり、トリックやプロットを楽しめれば、それで良し!とするので、そういう意味でいうと、この『プレステージ』はよく出来ていると思います。
最後の最後の仕掛けは、私には解りませんでしたから。
願わくば、あの幼い娘が、幸せになりますように!
最近、エンド・クレジットを最後まで観るトラウマになっている私は、もう最後まで座っていました。
エンディングの曲は、ほわわ~んと脱力系で、何だか、煙に巻かれた気がしましたよ。
アダブダカダブラ!
つい、映画の後に、買ってしまいました。
私って、つくづくミーハー。まだ未読。
今の表紙は、映画仕様。
この本、ミステリー小説と思いきや ”世界幻想文学大賞”を受賞しているんですね。”幻想”ですと?!
それに、あのニコラ・テスラ博士...。
♪エジソンは偉い人、インチキおじさん、ほわっと♪の、いかにも胡散臭い博士は、なんと歴史上の人物だったそうで。
面変わりして、デビット・ボウイとわからなかったですね。
ちょっと哀しい...。
ちなみに、解説によると、配役はジュード・ロウとガイ・ピアーズ(メメントやトウーブラザーズの)だったそうです。雰囲気は一緒ね、うん。
分厚いので、ぼちぼち読みます。
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ヒュー・ジャックマンって、ヒゲが無いと、すっきりしたノーブルな顔立ちなんですね。
この映画だといつもタキシードだし、いい男っぷりです。
が、私は『X-MAN』のウルヴァリンのヒゲもじゃ顔のほうが、好きなんですね~。
巨人の小笠原だって、以前のヒゲ面のほうが好きです。
似顔絵も、ヒゲのほうが描きやすいし(笑)

最後まで ”仕掛けが命”の映画です。
その、思ったより、映画全部のセリフにも意味があったんですね。
全体にトリックが張り巡らされているとは思わなくて、例のごとくボォ~と観ていたので、もうちょっと注意深く観れば良かったかなぁ~、と。
映画の終わり頃に、一応タネ明かしがあるんですが、それでも腑に落ちなくて...。
私は観終わった後 ”ネタバレ・サイト”を読んで、やっと補足でき、ふぅ~。
もう少し深く知りたい場合は、これはもう原作を読むしかないんでしょうね。
映画を観た後も、あの装置はどうよ?あの時は、誰だったんだ?とか、誰かと話したくなるし、色々考えちゃうので、クロスワード・パズルを解いてるような、DSで脳トレしてるような、知的好奇心がくすぐられ、楽しめました。
ただ、心を揺さぶられるとか、そういったものは無かったですね。
この映画、案外、人が死んでゆくのですが、多分この人は死ぬんだろうなという予想と共に、あまり衝撃は感じませんでした。
私は、最初、ヒュー・ジャックマンに肩入れしていたのですが、最後にはもう共感できなくて。
幼い娘を残して死ななければならないという情念を宿した暗い眼のボーデン(クリスチャン・ベール)のほうへ、シフト・チェンジしようかと思いました。
しかし、元はといえばボーデンが原因。
マジックショーの事故でアンジャーの妻ジュリアが死んだ時に、ボーデンはアンジャーに対し説明義務と心からの謝罪と慰めが、必要だったはずなのに...。
それをせず、ボーデンはアンジャーに対抗心を持ち続け、相手の舞台の邪魔をし、やられたらやり返す。
新しいトリックを考え出し、相手を出し抜き、復讐する事に取り憑かれた男たち。
アンジャーもボーデンも、周囲の者に秘密を見せずに、マジックのために、私生活をも犠牲にする冷徹さがありました。どっちもどっち。
結局、どちらの人間にも感情移入できなかったので、物足りなかったかな...。
まぁ、あくまで ”トリック”が主人公の映画でした。
ミステリー小説を読む時って、それほど”感動”を求めていず、伏線がパズルのように上手くはまり、トリックやプロットを楽しめれば、それで良し!とするので、そういう意味でいうと、この『プレステージ』はよく出来ていると思います。
最後の最後の仕掛けは、私には解りませんでしたから。
願わくば、あの幼い娘が、幸せになりますように!
最近、エンド・クレジットを最後まで観るトラウマになっている私は、もう最後まで座っていました。
エンディングの曲は、ほわわ~んと脱力系で、何だか、煙に巻かれた気がしましたよ。
アダブダカダブラ!
つい、映画の後に、買ってしまいました。
私って、つくづくミーハー。まだ未読。
今の表紙は、映画仕様。
この本、ミステリー小説と思いきや ”世界幻想文学大賞”を受賞しているんですね。”幻想”ですと?!
それに、あのニコラ・テスラ博士...。
♪エジソンは偉い人、インチキおじさん、ほわっと♪の、いかにも胡散臭い博士は、なんと歴史上の人物だったそうで。
面変わりして、デビット・ボウイとわからなかったですね。
ちょっと哀しい...。
ちなみに、解説によると、配役はジュード・ロウとガイ・ピアーズ(メメントやトウーブラザーズの)だったそうです。雰囲気は一緒ね、うん。
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『ボラット~栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習~』(R-15)を観た。
『サイテ~!』と笑いながら出て来た観客がいたけど、う~ん、まさにそんな感じ。
私の席の列は、白人が混じった女性グループで、そりゃあもう座席が揺れるほど、笑ってました。
字幕と英語のニュアンスの差もあるし、アメリカ等の英語圏の人にはダイレクトにくるんでしょうね。
こちとら白い字幕が見にくい所もあり、外人さん達の反応の早さとデカ笑いには、負ける...。
横の席であれだけ笑ってられると、こちらは少々醒めてしまって...。
この映画、楽しみにしてたんです。
最初の脱力系OPの曲からして、いいよ~いいよ~、とくすくす笑える感じで、期待したのですが。
もちろん爆笑の所もありましたよ。
イギリスのユダヤ系コメディアンのサシャ・バロン・コーエンの、何となく可笑しいたたずまい。
そして、ロデオ大会のアメリカ国歌をカザフスタン・バージョンで替え歌にして、会場をフリーズさせる...とか、ストリートの黒人少年達とのくだり...とか。
でも、思ったより、私は笑えなかった...。
ただ、アメリカの人達のだんだん感情を露にしてゆく様子や本音がリアルで、興味深かったです。
”モキュメンタリー”(フィクションが加えられたドキュメンタリー)だそうで、どこまで仕込みの人か行きずりの人か、ちょっと分からないんですが。
表面的には ”人権”や”差別意識”に配慮し偏見が無い事をアピールし、行き過ぎた事にも沈黙しなければならないアメリカ保守派の人々をおちょり倒し、そこが彼等の自虐のツボにハマったのでしょうか。
そしてこういうタブーネタ以外でも、下ネタが炸裂!?
凍り付いていく周囲の反応に、ボラットは”フォローなし、オチなし”で、何もキメずにドタバタとおフザケで現場を突破して行くので、私としては...いたたまれない気持ちに...。
観ているこちらも、居心地悪くさせる笑い、毒気と悪意のある笑い...それが、この映画の真骨頂かもしれません。
私には、ちょっと苦手でした...。
半分、笑えて、半分、引きました。
『バカには理解不能のバカです』のリトマス試験紙にかけると、私はバカです(涙)
しかもスノビッシュ(鼻持ちならない俗物)なバカときてる...。
『チームアメリカ/ワールドポリス』(R-18)のほうが上品に見えるから、不思議。
『Mr.ビーン』のほうが、断然可愛い。(Mr.ビーンはイノセントだもんね)
自腹を切って1800円で観るのは、キツイ。
でも、何故か一回は観て欲しい(笑)
サービス・デーでも使うべきか...。
あっ、きっと、DVDでは、ボラットに貼付けられた”味付け海苔”のような黒いのが取れて ”お宝”映像になっているかも(何がお宝映像か?!)
お楽しみは、DVDで観てもいいかなと思う作品です。
ここまで読んでくれて、チンクイエ!!(ありがと)
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私の席の列は、白人が混じった女性グループで、そりゃあもう座席が揺れるほど、笑ってました。
字幕と英語のニュアンスの差もあるし、アメリカ等の英語圏の人にはダイレクトにくるんでしょうね。
こちとら白い字幕が見にくい所もあり、外人さん達の反応の早さとデカ笑いには、負ける...。
横の席であれだけ笑ってられると、こちらは少々醒めてしまって...。
この映画、楽しみにしてたんです。
最初の脱力系OPの曲からして、いいよ~いいよ~、とくすくす笑える感じで、期待したのですが。
もちろん爆笑の所もありましたよ。
イギリスのユダヤ系コメディアンのサシャ・バロン・コーエンの、何となく可笑しいたたずまい。
そして、ロデオ大会のアメリカ国歌をカザフスタン・バージョンで替え歌にして、会場をフリーズさせる...とか、ストリートの黒人少年達とのくだり...とか。
でも、思ったより、私は笑えなかった...。
ただ、アメリカの人達のだんだん感情を露にしてゆく様子や本音がリアルで、興味深かったです。
”モキュメンタリー”(フィクションが加えられたドキュメンタリー)だそうで、どこまで仕込みの人か行きずりの人か、ちょっと分からないんですが。
表面的には ”人権”や”差別意識”に配慮し偏見が無い事をアピールし、行き過ぎた事にも沈黙しなければならないアメリカ保守派の人々をおちょり倒し、そこが彼等の自虐のツボにハマったのでしょうか。
そしてこういうタブーネタ以外でも、下ネタが炸裂!?
凍り付いていく周囲の反応に、ボラットは”フォローなし、オチなし”で、何もキメずにドタバタとおフザケで現場を突破して行くので、私としては...いたたまれない気持ちに...。
観ているこちらも、居心地悪くさせる笑い、毒気と悪意のある笑い...それが、この映画の真骨頂かもしれません。
私には、ちょっと苦手でした...。
半分、笑えて、半分、引きました。
『バカには理解不能のバカです』のリトマス試験紙にかけると、私はバカです(涙)
しかもスノビッシュ(鼻持ちならない俗物)なバカときてる...。
『チームアメリカ/ワールドポリス』(R-18)のほうが上品に見えるから、不思議。
『Mr.ビーン』のほうが、断然可愛い。(Mr.ビーンはイノセントだもんね)
自腹を切って1800円で観るのは、キツイ。
でも、何故か一回は観て欲しい(笑)
サービス・デーでも使うべきか...。
あっ、きっと、DVDでは、ボラットに貼付けられた”味付け海苔”のような黒いのが取れて ”お宝”映像になっているかも(何がお宝映像か?!)
お楽しみは、DVDで観てもいいかなと思う作品です。
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と或る事情で、私『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』2回目を観て来ました。理由は聞かないでください(笑)
今度は”吹替”にしてみましたが、字幕版とはセリフが少し違うんですね。
この間の日曜洋画劇場『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』は、関東地区で26.5%の高視聴率。おー。
私も録画して、あらためて観ると『1』で完結してるし、案外まとまって良いじゃありませんか。ウィルとエリザベスは”めでたしめでたし”だし。『3』で2人の仲がこんなにも紆余曲折で波瀾万丈なのは、ひとえに『ディズニー社』のせいです(笑)
そしてやっぱり『1』と『2』をおさらいしてから観たほうが、より楽しめますね。
で、レンタル屋に走ると『2』は全部”貸し出し中”でした。誰でも考える事は、一緒か。
さて、2回目を観たら、見逃している所が沢山?!
まず、ジャックパパは、ヒゲがあったし、帽子は羽飾り。
前エントリーのジャックパパの画、ちと違ってます。すみません。
そして、2回目を観たら、よりいっそう『あれは何なのよ』と謎は残ったまんま。
制作側も、投入したネタをつじつま合わせて決着つけようと考えてなく『キャラが魅力的で人気だから無問題あるよ』という力技に出たのでしょうか?考えすぎると、謎は深まるばかり。
ではでは、2回目も考えずに楽しむ事にしましょう(笑)

『3』では、おなじみキャラや動物たちも活躍して楽しませてくれました。
なかでも、お猿のジャックは愛らしかった。
そして、海賊たちや船の戦闘シーンは、さすがに眼が離せない!

また、帆船の美しいこと!といったら。
世界最速を誇るブラックパール号。
船長が超自然のものだけあって、不死身の世界最強フライング・ダッチマン号。
これらの船が、海中からざばっと跳ね上がって来る姿は、身震いするほど素敵でした。
何とゆーか『三国志』を読んでいて ”赤兎馬”に出逢った時のようなドキドキ感がありました。

長い映画が終わり、長い長~~いエンド・クレジット...。
英字の海に溺れそうになりながら、その時を待ちました。
あぁ、これ、いいですね。何だか、違う映画みたいです(笑)
やっぱり、観て良かった!と思います。
前エントリーで、コメントをくださった方に感謝、です。
思えば、エリザベスは、愛においても最後まで男らしい人でしたね...。
海賊映画の掟...
その1...観る前に、睡眠はたっぷり取っても、水分はたっぷり取るな!
その2...取りあえず、最後まで座ってろ!
↑そうだそうだ、と思った人、↓ぽちっとしてね!
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わぉ~、観て来ました。また、ジャック・スパロウ船長に逢えて、嬉しいよぉ。

↑ジョニーの顔は優しくなりすぎて、墨でごまかしております。とほほ。
早くupしたかったので、皆、似てませんっ。タコ男みたいに泣きたいよ~ん。
白日夢のように、ジャックがたくさん。ジョニー・デップファンへのサービスでしょうか...。
でも、ジャックがいっぱい船や石ガニの『海の墓場』のシークエンスは、ちょっと冗漫で退屈。
後半は、世界の果てと言われる大きな滝壺や帆船のスペクタクルは、魅せてくれました。
帆のマストにすくっと立っているジャック・スパロウは、やっぱ素敵すぎます。
もう、これだけでも良し、とするか...。
アジアの海賊王のサオ・フェンを演じるのは、チョウ・ユンファー。
顔がまん丸な時期があったんですが、すっきりシェイプして登場。
いい感じでしたが迫力はなかったし、急にエリザベスに横恋慕...そんなスケベ光線も出ていなかったし...うんうん、人のいいおじさんって雰囲気でした。
『バットマン』の時の渡辺謙みたいな扱われ方でしたね(苦笑)
ストーリーに全然関係なくとも、存在感があったのは”キース・リチャーズ”
さすが!永遠の”悪ガキ”ですっ!でも、ストーリーに関係無しだけど(笑)
エリザベスは令嬢だったのに、今では海賊よりも海賊の魂を持つ”海賊姫”になっちゃいました。
”漢”だぜ!エリザベス!
これじゃあ、影の薄いウィル(オーランド・ブルーム)も結婚したら尻に敷かれるぞ、と思っていたら...。こんな展開になるとは...。
今回は、ウィルが、凄く男らしく素敵に見えましたよ。
男は苦難を経験してのち、渋く輝きを放つものですねぇ。
剣劇シーンでプロポーズとは...なるほど。
経験からいうと、結婚は”勢い”がなきゃあ出来ませんっ。
あのくらいのドサクサで、考える隙を、自分にも相手にも与えてはいけません(笑)
最後のこういう状況の男と女は、最高に綺麗に見えます。キーラとオーランド、綺麗でした。
キーラのおみ足も美しい...ドキドキ。サンセットが、哀しかったです...。

お祭り的映画だし、ジョニー・デップやオーランドやキーラの綺麗どころも観れるので、嬉しい。ちょっと長いとか、ちょっと退屈なトコとか...はあるんですが...。
まぁ、評価はドーデモイイジャン・チェストに入れて、大いに楽しみました(笑)
ミセス・ターナーは、その後どうするのかは知りませんが、この終わり方でキリがいい、と思います。続編?う~ん、私的には、お腹がいっぱい(笑)
とりあえず、フライング・ダッチマン号の船長になると”タコ男”になるのでは?と心配してたけど、そのままだったので安心(笑)
エンドロールが長くて、トイレに行きたくて席を立ちました。
ラストカットがあったんですか~?観てないよっ!
バカなもんだから、チケットを買った時に貰った『もう一度観たくなる』読本を読んでないし、映画も長いのを知らずに鑑賞...。
映画鑑賞後にキース・リチャーズが描きたくなって、本屋で資料探しの立ち読み(←単なるケチ)をしていると『ラストカットがあるので、最後まで席を立たぬように』という記事を見て仰天!しまった!見逃しちまった!
ラストカットは”動物カット”が多いそうで、こんな感じ?
ここのイラストでは、この犬が一番のお気に入りです...。
↓ラストカットをちゃんと観た人、ぽちっとよろしく!
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↑ジョニーの顔は優しくなりすぎて、墨でごまかしております。とほほ。
早くupしたかったので、皆、似てませんっ。タコ男みたいに泣きたいよ~ん。
白日夢のように、ジャックがたくさん。ジョニー・デップファンへのサービスでしょうか...。
でも、ジャックがいっぱい船や石ガニの『海の墓場』のシークエンスは、ちょっと冗漫で退屈。
後半は、世界の果てと言われる大きな滝壺や帆船のスペクタクルは、魅せてくれました。
帆のマストにすくっと立っているジャック・スパロウは、やっぱ素敵すぎます。
もう、これだけでも良し、とするか...。

顔がまん丸な時期があったんですが、すっきりシェイプして登場。
いい感じでしたが迫力はなかったし、急にエリザベスに横恋慕...そんなスケベ光線も出ていなかったし...うんうん、人のいいおじさんって雰囲気でした。
『バットマン』の時の渡辺謙みたいな扱われ方でしたね(苦笑)
ストーリーに全然関係なくとも、存在感があったのは”キース・リチャーズ”
さすが!永遠の”悪ガキ”ですっ!でも、ストーリーに関係無しだけど(笑)
エリザベスは令嬢だったのに、今では海賊よりも海賊の魂を持つ”海賊姫”になっちゃいました。
”漢”だぜ!エリザベス!
これじゃあ、影の薄いウィル(オーランド・ブルーム)も結婚したら尻に敷かれるぞ、と思っていたら...。こんな展開になるとは...。
今回は、ウィルが、凄く男らしく素敵に見えましたよ。
男は苦難を経験してのち、渋く輝きを放つものですねぇ。
剣劇シーンでプロポーズとは...なるほど。
経験からいうと、結婚は”勢い”がなきゃあ出来ませんっ。
あのくらいのドサクサで、考える隙を、自分にも相手にも与えてはいけません(笑)
最後のこういう状況の男と女は、最高に綺麗に見えます。キーラとオーランド、綺麗でした。
キーラのおみ足も美しい...ドキドキ。サンセットが、哀しかったです...。

お祭り的映画だし、ジョニー・デップやオーランドやキーラの綺麗どころも観れるので、嬉しい。ちょっと長いとか、ちょっと退屈なトコとか...はあるんですが...。
まぁ、評価はドーデモイイジャン・チェストに入れて、大いに楽しみました(笑)
ミセス・ターナーは、その後どうするのかは知りませんが、この終わり方でキリがいい、と思います。続編?う~ん、私的には、お腹がいっぱい(笑)
とりあえず、フライング・ダッチマン号の船長になると”タコ男”になるのでは?と心配してたけど、そのままだったので安心(笑)

ラストカットがあったんですか~?観てないよっ!
バカなもんだから、チケットを買った時に貰った『もう一度観たくなる』読本を読んでないし、映画も長いのを知らずに鑑賞...。
映画鑑賞後にキース・リチャーズが描きたくなって、本屋で資料探しの立ち読み(←単なるケチ)をしていると『ラストカットがあるので、最後まで席を立たぬように』という記事を見て仰天!しまった!見逃しちまった!
ラストカットは”動物カット”が多いそうで、こんな感じ?
ここのイラストでは、この犬が一番のお気に入りです...。
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メキシコ出身の鬼才アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトウ監督の『バベル』を観た。
菊地凛子の強い眼差しに、出会う。映画の中で、彼女は、一番、印象的だった。
映画館を出ると、よく晴れた日。
GWにこの映画を観ると、ウキウキ気分のテンションが下がる...。
う~、暗い、重い。しまった。GWが終わってから、観ればよかったかなぁ。
『ハンニバル・ライジング』は残酷だけど、考えずに済む。『羊』と別物と分かれば、ギャスパー君の”美”を楽しむ方向に持っていく事が出来る。
でも、この映画は”考えてほしい”と迫って来るような気がする。
あっ、この監督は『21グラム』の人かぁ...。な~るほど。たまたま、映画館で観たけど、びっくりするほど、救いの無い映画だった。その『21グラム』より『バベル』のほうが、救いがある。
そして、ブラッド・ピットやケート・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナル等の人気俳優を、ずらり集め、コミュニケーション不全によって起こる悲劇を、描く。

モロッコの弟のほうの自慰シーンや姉を覗き見する...というのも加えて、必然性があったのだろうか?
というのは、菊地凛子のシーンにも言える。
この監督は、少し”性”をセンセーショナルに取り扱い、作品の興味を繋げている気がする。
だから、いろんな意味で衝撃作。
ろうあの女子高生が、音の無い世界に生きる悲しみといらだちを感じたとしても ”性”にしかベクトルが行かないのは、同じ女として寂しい...。
まっ、作品としてありか...。
ともかく、菊地凛子は、体いっぱいで演じていた。鮮やか。
誰かに気にかけて欲しい。誰かに愛して欲しい。
もっとコミュニケーションを取りたい。わたしを分かって。
菊地凛子は、一番気になる役をやっていた。
この映画における彼女の存在は大きい。気迫が感じられる。
菊地凛子の表情は、ピュアに見えたり、思いっきり攻撃的に見えたり、綺麗に見えたり、綺麗じゃなく見えたり。
音楽も、大きく響き印象的なのだが、菊地凛子の時だけ、音がぱったり止む。
あぁ、耳が聴こえないって、こんな感じなんだぁ、と思い知らされる。
『いいえ、私は悪い人間じゃない。愚かな事をしただけ...』なのに、どんどん悪い方へ”ついてない”スパイラル。悪い白日夢を見ているよう。
それでも、最後には、凛子が演じた女子高生も父親も、ほんの少しだけでも、心が寄り添ったに違いない(多分)
妻がケガをした事で、夫婦の距離感も、きっと少しだけ...。
あのモロッコの弟も、家族や兄の大切さを、再認識したのだと思う...。
まじめに真剣に作られた映画だと思うけど、結末というのが、ぼんやりしている...。
きっと、かすかな希望が残っている...とは思う。
メキシコの監督なのに、何故こんなにもペシミスティックな映画を撮るのだろうか?
南米のほうだと”陽気で楽天的”というイメージしか無い私(イメージ貧困です...)
あの子守りのアメリアが、国境を越える時に感じる色々な問題が、彼にも深く影響しているのだろうか?
『バベル』...凄いような、暗いような、重いような。で?と、こちらが問いかけたくなるような...。
とにかく、GWに見るのには、少し不向き。
↓いろんな意味で、菊地凛子に驚いた人は...ぽちっとしてね!
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ダイヤモンドは買うな!って?!いや、自慢じゃないけど縁が無いし...。
この地域のダイヤモンドは、残虐な反乱軍(RUF)の武器の資金源になる血にまみれた”紛争ダイヤ”だった!
最近『ホテル・ルワンダ』等、アフリカ物の映画が公開されていますが、私は観ていません。
だから、この映画を観た時、衝撃的でした。
私としては、アフリカのこうした世界を素材としたストーリーは、未知の分野。
本当に驚きでした。
ロングショットで撮られたアフリカの風景は綺麗なのに、近くに照準を合わせると、死体がごろごろ転がっている...。
内乱地域の悲惨な現実。
年端もいかない少年を誘拐、洗脳して、兵士に仕立て上げる...という話は、新聞記事で読んだ事があります。
割と前だったのですが、この映画も90年代のアフリカ、シエラレオネ共和国。
あのルワンダの内乱も、この頃ですね。

レオナルド・ディカプリオ演じるダニー・アーチャーは、白人国家ローデシア出身(今は、ジンバブエ)幼い頃、父母を殺され、10代の頃から傭兵暮らし。自国の内乱の時は、白人も黒人も一緒になって戦ったのに、結局は、みんな利権の為だった...。そんな現実に幻滅したアーチャーは、ニヒルなダイヤの密売人となる。
レオナルド・デカプリオだから、つい感情移入しちゃうんですが、よく考えてみれば、ただのダイヤの密売人なんです。そう、金の為なら何でもするタイプの。
それが、ピンクのダイヤを探す途中で、だんだんと変わってゆく気がしました...。
この映画のデカプリオは、最近観た出演作の中で出色です。
『キャッチ ミー イフ ユー キャン』の淋しいウサギちゃんの天才詐欺師役も、かなり好きだったのですが、今度のデカプリオには、脱帽です。
ソロモンを演じるのは、ジャイモン・フンスー。
(グラディエーターにも出ていた)
漆黒の肌、静謐な眼差し、その巨体でぬうっと立っていると、存在感があります!この人、いいですね。
危険な内乱地帯に入り、ダイヤを探す3人。
1人は、マディー(ジェニファー・コネリー)ジャーナリスト。ジェニファーは『ラビリンス』の美少女から、筋肉質のタフな美人になりましたね。
その眼差しの強いことといったら!
もう1人は、内乱軍(RUF)に自分と家族の運命を、めちゃめちゃにされたソロモン。
マディーは、記事を書くため。
ソロモンは、誘拐された息子を捜すため。
もちろん、アーチャーはダイヤを手に入れるため。
お互いを利用する事に...しかし、お互いの間に、少しずつ芽生える共感。
特に、アーチャーとソロモンの禅問答のようなやりとりは、印象的でした。
『子供はいるのか?結婚しているのか?ダイヤを手に入れたら、満足するのか?そしたら、結婚して子供を作るのか?』とソロモンは訊ね、アーチャーの答えは、全部Noでした...。
『お前の考えが理解できない』とソロモンは頭を抱えます。
ホントに、この時アーチャーのやってる事が、全て色褪せてみえました。
アーチャーも、ソロモンの人間としての根源的な考えかたや生き方に、敬意を抱き始めたようでした。
私、この映画、最後のほうで不覚にも涙が出てしまいました。
重い映画ですが、ぐっと引き込まれるストーリーとそれぞれのキャラクターも魅力的です。
見応えのある映画でした!ぜひ、映画館で鑑賞されることをお薦めします。
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この地域のダイヤモンドは、残虐な反乱軍(RUF)の武器の資金源になる血にまみれた”紛争ダイヤ”だった!

だから、この映画を観た時、衝撃的でした。
私としては、アフリカのこうした世界を素材としたストーリーは、未知の分野。
本当に驚きでした。
ロングショットで撮られたアフリカの風景は綺麗なのに、近くに照準を合わせると、死体がごろごろ転がっている...。
内乱地域の悲惨な現実。
年端もいかない少年を誘拐、洗脳して、兵士に仕立て上げる...という話は、新聞記事で読んだ事があります。
割と前だったのですが、この映画も90年代のアフリカ、シエラレオネ共和国。
あのルワンダの内乱も、この頃ですね。

レオナルド・ディカプリオ演じるダニー・アーチャーは、白人国家ローデシア出身(今は、ジンバブエ)幼い頃、父母を殺され、10代の頃から傭兵暮らし。自国の内乱の時は、白人も黒人も一緒になって戦ったのに、結局は、みんな利権の為だった...。そんな現実に幻滅したアーチャーは、ニヒルなダイヤの密売人となる。
レオナルド・デカプリオだから、つい感情移入しちゃうんですが、よく考えてみれば、ただのダイヤの密売人なんです。そう、金の為なら何でもするタイプの。
それが、ピンクのダイヤを探す途中で、だんだんと変わってゆく気がしました...。
この映画のデカプリオは、最近観た出演作の中で出色です。
『キャッチ ミー イフ ユー キャン』の淋しいウサギちゃんの天才詐欺師役も、かなり好きだったのですが、今度のデカプリオには、脱帽です。

(グラディエーターにも出ていた)
漆黒の肌、静謐な眼差し、その巨体でぬうっと立っていると、存在感があります!この人、いいですね。
危険な内乱地帯に入り、ダイヤを探す3人。
1人は、マディー(ジェニファー・コネリー)ジャーナリスト。ジェニファーは『ラビリンス』の美少女から、筋肉質のタフな美人になりましたね。
その眼差しの強いことといったら!
もう1人は、内乱軍(RUF)に自分と家族の運命を、めちゃめちゃにされたソロモン。
マディーは、記事を書くため。
ソロモンは、誘拐された息子を捜すため。
もちろん、アーチャーはダイヤを手に入れるため。
お互いを利用する事に...しかし、お互いの間に、少しずつ芽生える共感。
特に、アーチャーとソロモンの禅問答のようなやりとりは、印象的でした。
『子供はいるのか?結婚しているのか?ダイヤを手に入れたら、満足するのか?そしたら、結婚して子供を作るのか?』とソロモンは訊ね、アーチャーの答えは、全部Noでした...。
『お前の考えが理解できない』とソロモンは頭を抱えます。
ホントに、この時アーチャーのやってる事が、全て色褪せてみえました。
アーチャーも、ソロモンの人間としての根源的な考えかたや生き方に、敬意を抱き始めたようでした。
私、この映画、最後のほうで不覚にも涙が出てしまいました。
重い映画ですが、ぐっと引き込まれるストーリーとそれぞれのキャラクターも魅力的です。
見応えのある映画でした!ぜひ、映画館で鑑賞されることをお薦めします。
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周回遅れで、やっと『ホリディ』を観ました。もっと早く観たかったんですよ~。

ずっと風邪引いていて、上映中も咳が出て。今週は、映画館に行かないと思います。
なるべく、ジャック・ブラックががなりたててる時、ゴホゴホしてました。ごめんネ、ジャック。
ジャック・ブラックが『ジョーズ』や『卒業』のテーマ曲を口ずさむと、ダスティ・ホフマンがCD店に居るというサプライズもあり、色々と楽しい映画でした。
お互いの家を交換する2週間で、こんなにも運命を変える出逢いがあるなんて。
特に、アイリス(ケイト・ウィンスレット)は彼女の人柄と持ち味が、ほんのり幸せをを引き寄せたのでしょうね。
グラハム(ジュード・ロウ)とアマンダ(キャメロン・ディアス)のほうは、文句無しにうっとりと楽しめました。まぁ、美男美女なんで、色んな事はツッコまずに。
キャメロン・ディアスは、似顔絵を書いても結構個性的な顔をしているのに、チャーミングでカッコイイ人ですねぇ!今回、キャメロン・ディアスの魅力全開です。
大晦日のあとは、リアルな選択が待っていると思いますが、この結末でホッとしながら観ました。
アイリス(ケイト・ウィンスレット)は、いつも自分の事より他人の事を考えてしまう、ちょっと割の悪い人生をいつも歩むはめに。でも、感じの良い女性を演じています。
ケイト・ウィンスレット、古典的な美しさとふっくらとした体が、優しさを感じさせてくれます。
この女優さんは、今まであんまり印象に無かったんですよ。共演の男優しか、覚えてないです。
でも、この映画では、彼女がくっきりと心に焼き付きました。素敵でした。
こういうラブコメディって、時々観るとホッとします。他愛ない物でもいいんです。
自分に買った何粒かの美味しいチョコ、コップに一輪の薔薇...みたいな感じかな...。
なんか癒されます...。
こういう映画も、そうですね。ざらっと、ささくれだった気持ちの時、観るとふわ~とします。
素敵な男の人も出ていたんで、つい妄想モード...。
一緒にコーヒーなんぞ、飲んでみたいですね...。
『グラハム(ジュード・ロウ)は、ちょっとハンサムすぎて苦手だわ。ナル入って私のタイプじゃないわ』という方、おまかせください!
違うタイプを、ご用意しました。どうぞ!

歌って、ジョークもばんばん飛ばせるナイスガイ、マイルズ(ジャック・ブラウン)です。
この人の眼チカラは、すごいです。
キングコングも、くらくら?!
今回は、温かいイイ人役のジャック・ブラウンでした。
声が素敵でした。携帯で耳元で話されたら、ドキっとしてしまうかも。
ではでは、今日はふんわりとした気分になれました。
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ずっと風邪引いていて、上映中も咳が出て。今週は、映画館に行かないと思います。
なるべく、ジャック・ブラックががなりたててる時、ゴホゴホしてました。ごめんネ、ジャック。
ジャック・ブラックが『ジョーズ』や『卒業』のテーマ曲を口ずさむと、ダスティ・ホフマンがCD店に居るというサプライズもあり、色々と楽しい映画でした。
お互いの家を交換する2週間で、こんなにも運命を変える出逢いがあるなんて。
特に、アイリス(ケイト・ウィンスレット)は彼女の人柄と持ち味が、ほんのり幸せをを引き寄せたのでしょうね。
グラハム(ジュード・ロウ)とアマンダ(キャメロン・ディアス)のほうは、文句無しにうっとりと楽しめました。まぁ、美男美女なんで、色んな事はツッコまずに。
キャメロン・ディアスは、似顔絵を書いても結構個性的な顔をしているのに、チャーミングでカッコイイ人ですねぇ!今回、キャメロン・ディアスの魅力全開です。
大晦日のあとは、リアルな選択が待っていると思いますが、この結末でホッとしながら観ました。

ケイト・ウィンスレット、古典的な美しさとふっくらとした体が、優しさを感じさせてくれます。
この女優さんは、今まであんまり印象に無かったんですよ。共演の男優しか、覚えてないです。
でも、この映画では、彼女がくっきりと心に焼き付きました。素敵でした。

自分に買った何粒かの美味しいチョコ、コップに一輪の薔薇...みたいな感じかな...。
なんか癒されます...。
こういう映画も、そうですね。ざらっと、ささくれだった気持ちの時、観るとふわ~とします。
素敵な男の人も出ていたんで、つい妄想モード...。
一緒にコーヒーなんぞ、飲んでみたいですね...。
『グラハム(ジュード・ロウ)は、ちょっとハンサムすぎて苦手だわ。ナル入って私のタイプじゃないわ』という方、おまかせください!
違うタイプを、ご用意しました。どうぞ!

歌って、ジョークもばんばん飛ばせるナイスガイ、マイルズ(ジャック・ブラウン)です。
この人の眼チカラは、すごいです。
キングコングも、くらくら?!
今回は、温かいイイ人役のジャック・ブラウンでした。
声が素敵でした。携帯で耳元で話されたら、ドキっとしてしまうかも。
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