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映画やマンガを中心に、好きなものだけチョイス。下手甘イラスト付きレビューです。『笑いと元気』が合い言葉。
佐藤史生さん
2010年04月06日 (火) | 編集 |
『夢みる惑星』などを描いた佐藤史生さんが、脳腫瘍で逝く。59歳。(ノ_・。)
最初は乳がんで、骨や脳に転移していた、という......。
マンガ家さんって、意外と短命だからなぁ......。
坂田靖子さんのHPに書いてあったそうで。
(勝手にリンクする...あ、いや、坂田靖子さんのHPは掲示板もメルアドもないから...)


坂田靖子

坂田靖子!懐かしい!好き好き。かなり、この人に凝った事がある。

←この絵は「お持ち帰りOK!」とあったので、ここに置いておく。






坂田靖子2佐藤史生の単行本は何冊か持っている......が、押し入れ(←アマゾンの秘境と呼んでいる)の奥にあって...Amazonの倉庫と違って、今すぐ見れない......。
私が仕舞ったわけではない。以前、私が実家へ出産に帰ってるとき、夫が全部片してしまったのだ (・_・;)
焚書されないだけマシだったかも...紙くず(私の絵)も捨てようかと思った、と言われた(涙)あ、そんな事はどうでもいい...。
今、本を確認できないので、スネイプ先生みたいに海馬の奥からスルスルと記憶の糸を手繰り寄せてみる。

佐藤史生さんのマンガって、萩尾望都の絵を長くしたようなキャラで、ストーリは硬質で生真面目だった気がする。


坂田靖子3『死せる王女のための孔雀舞(パヴァーヌ)』なんて、いい題名と思っていたら、クラシックの曲名だったとは...後で分かった。あの頃、無知の極みだったな (;^_^A 佐藤史生さんが活躍してた頃のプチコミックなんて、もう~スゴく読んでた。萩尾望都が一番好きで、木原敏江の『夢の碑』とか森脇真末味!とか吉田秋生とかとか。ぷぎゃあ ☆(≧▽≦)
吉田秋生は、少女マンガっぽくない切れ長の素っ気ないキャラで、結構、かっこつけたストーリーだったから、当時たくさん読んだわりにイマイチそんなに好きじゃなかった...。(あ、ファンの人すいません)
それが、この間、某古書店で『蝉時雨のやむ頃』と『真昼の月』を買って、あぁ、こういう大人の話を描くようになったか、女親への微妙な感情や姉妹の話など、生活感も出て笑えて泣ける。
すずちゃんが泣くところは、こっちも泣いっちゃって・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。次女のカレシが、相変わらずいつものカッコイイキャラでリアルじゃなかった(笑)脚を手術するサッカー少年の顔のペンの線が、透徹した綺麗さだった。
あの頃の作家が、新たにこういう作品も描けるなんて!と感心し嬉しくなったもんだ。

佐藤史生さんも、元気だったら、きっとそんな風に次のステージのマンガを描いていたに違いない。桜の咲く季節に逝ったんですね。

願わくば 花のしたにて春死なん その如月の望月の頃......かな...。

いや、私としては......風さそう花の行方は知らねども 惜しむ心は身にとまりけり。

ご冥福をお祈りします。


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君に届け5巻などなど
2007年12月06日 (木) | 編集 |
君507.jpg

『君に届け』5巻が出ていました。
いや、もう、新刊出るたびレビュー書くつもりはなかったのですが、私が勝手にリンクしている『マンガがあればいーのだ』さんの『君に届け・5巻』のエントリー記事の中の、ニコニコ動画の『君に届け・好きッポイ!』のフラッシュに感動ー!!したので、ぜひぜひ見てくだされ。
これ、良く出来ています。胸きゅんものです。

それにしても、5巻になるというのに、爽子と風早君はお互い『好き』っていうのを自覚したものの『好き』って言ってないのです。この期間が長くて、細やかに感情が揺れ動きを描いてくれるので、よいなぁ~と思います。
今、少女マンガは、結構エロが加速してますから『ハチクロ』にしろ『君に届け』にしろ貴重なドキドキ感を味わせてくれます。

本当に、きっとアニメ化や実写化されると思いますが、アニメ化までで止めてほしいです。


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のだめカンタービレ19巻
2007年11月17日 (土) | 編集 |
のだめ、うらやましいぞ!千秋にゴロニャンされて!!

のだ498.jpg

コンビニで見つけた『のだめカンタービレ19巻』あ、出てたんだぁ~。
いや~、最近、本屋に行ってなくて、コンビニどまり。
ウチの近所の本屋、ここ数年で3軒もつぶれたんですよ(ぐすん)
ちゃんとした本屋は、大型スーパーまで行かないと無くて...。

さて『のだめカンタービレ19巻』ですが...。
天才といえども、千秋も悩める青年音楽家だったのですね。
彼の弱さが、人間らしくて。しかも、のだめの周囲の男っ気に嫉妬したりして。
のだめ、うらやましいぞ!実質、千秋をトリコにしてるじゃん。
もう、ますます、仲は深まっていくわけです。

あのアパート、思えばピアノ上手い人ばっかりでしたね。
ふわふわした新入り留学生には、罪なアパートですね。
ターニャのピアノも上達し、そういう成長ぶりは嬉しいですね。

なんとTVドラマ『のだめカンタービレ』新春スペシャル・パリ編を、2夜連続で放送するそうです!
お正月が楽しみだ!また、玉木千秋さまに会える!
同じアパートの住人のフランクは、ウエンツが。ターニャは、ベッキーだそうです。
竹中スタイルは、やめたんでしょうか(笑)
こうなったら、アンジェラ・アキも滝川クリステルもフローラン・ダバディも、使ってちょうだい(笑)
制作側としては海外編は大変でしょうが、こちらは楽しみです♪

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最近購入のマンガ
2007年08月19日 (日) | 編集 |
暑~い日が続きますが、只今、管理人はマンガの森に避暑中です...たはは。
更新をサボり気味、ご迷惑をおかけしております。(いや、誰も期待してないって?!)
BGMは、高校野球です。
今年はスター不在と言われる甲子園ですが、延長戦や好プレーなどイイ試合をやっております。
あっ帝京、負けた...。おぉ、延長13回でさよなら勝ち!
この佐賀北って、県立高校でしょ。信じられん?!
『がばいばあちゃん』といい、今年は”佐賀”の年かな?!
まぁ、この炎天下にユニホームを着て、マウンドに立ってるだけで、エラい!です。

マンガ399.jpg

                            ↑『君に届け』椎名軽穂

さて、ここ2~3ヶ月に購入した連載マンガの新刊のラインナップを。
もうオトナ買いでイッキ読みしたいのに、ついつい買ってしまったマンガの数々。
(きりがないので単品ものや新古書マンガは省く)

・のだめカンタービレ18巻
・オトメン(乙男)2巻
・もやしもん5巻(過去のレビューは、ここ)
・君に届け4巻

あと『プルートウ』なども、我慢出来ずに買ってしまって。
浦沢直樹って、遅いし長いし...待ってるよ~ん。(過去のレビューはここ)

『NHKにようこそ!』は、最初は面白かったけど6巻で挫折...。
息子が買って~と言うんだけど、自分で買いなさい。『鉄子の旅』も。

『のだめ』18巻は若き音楽家たちの悩みと葛藤...のだめや千秋の周囲の人達もじっくり描かれている。
のだめのサロンコンサートも成功し、キラリと光る天才ぶりが出ている。良かった、良かった。
もう結末は決まっているらしく、ラストが楽しみ。
時々『Kiss』を立ち読みしているし、後は最後の巻まで待ってもいいかな。
1巻だけ読むのも物足りなくて。

『オトメン(乙男)』1巻は非常~に楽しんで読んだんだけど、2巻は思ったより世界が広がらなくてパワーダウン。丁寧で綺麗な画もギャグにシフトしにくくて、イマイチ。頑張ってね。

『のだめ』も『もやしもん』も途中経過なので、ここで一番良かったのはなんと『君に届け』!
画は下手なほうだと思うけど、表情が実に魅力的。ストーリーが一生懸命で引き込まれてしまう。
”貞子”と言われているコが頑張って友達を作ろうとする姿や、男の子を”好き”になるまでが長~くてドキドキする。意地悪なコとも、好きな男の子が同じだという理由で共感して泣けるなんて、思ったよりストレート!な”胸キューン”さ。
これ、コミュニケーションが下手なコとか、大人しいコ、はたまた恋に悩んでいる中高生に読んで欲しいマンガです。


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オタリーマン
2007年05月13日 (日) | 編集 |
今、ブログ本が、結構出ています。

彼女が腐女子の『となりの801ちゃん』(表紙のイラストが可愛い)とか育児マンガとか。
画はともかく、プロのマンガ家とは別な味わい。
特に、エッセイマンガというかこの分野には、リアル自分の体験記の面白さと勢いが、ありますねぇ~。

『となりの801ちゃん』は、笑えるので、時々ブログを覗いていました。
...と、あっという間に本になっちゃいましたね。

でも『ぼく、オタリーマン。』よしたには全然知らなくて、こちらのブログ”マンガがあればいーのだ”さんで知りました。
こちらの紹介記事は詳しいので、どうぞ(笑)

私は少年誌は購読しているのですが、他の雑誌は買っていません。
単行本で”一気読み”が多いです。(オトナの楽しみですね~)
何を読むか、何を買うかは『ダ・ビィンチ』やこの”マンガがあればいーのだ”さんに、お世話になっています。
特に ”マンガがあればいーのだ”さんトコは”マンガ愛”が沢山詰まっていて、感心します。
まぁ”パンツ愛"の時もあり、延々続くことも(笑)

後日 ”夕刊フジ”でも、紹介されていました。

オタリーマン299.jpg
『オタリーマン』いいネーミングだと思います。
ご本人のよしたにサンは、ちょっと気に入られてないみたいですけど(笑)

リアクションの際の”ガンダム必修語”とか”ペヤング算”とか知りませんでしたので、楽しませてもらいました。

5月の連休もとっくに終わり、明日は月曜日...なんて時に読むといいマンガだと、思います。

オタクが入って他の人と乖離しちゃうというより(この位のオタクなら無問題あるよ)元々、少し大人しくて、不器用な生き方をしてしまう人なんでしょうね。

でも、一生懸命、仕事に取り組んでいたり、同僚に眼を見ないでPCのバグを教えてあげたり、主人公に好感を覚えます。

疲れている時に読むと、何かほっとします。

オタク以外の人でも...

1.カラオケで歌うと、引かれる(選曲古過ぎ、歌下手過ぎ。又はアニソンばかりで)
2.飲み会では、よく ”必殺・大宇宙1人ぼっち”になる。
3.証明写真は、カメラを見れず、やや下方1m目線。
4.叶姉妹はどっちが好き?と聞かれて、赤くなって下を向いた事がある。
5.食堂で注文と違う物が出てきても、抗議せずにそのまま食べる。
6.ワックスが苦手で、中国人のようなナチョラルな髪型だ。
7.集合写真は、いつも端っこだ。
8.グループで道を歩いていると、一人だけ後ろになる。
9.髪を切る時間が無くもみあげが車田正美どころか、ゲゲゲの鬼太郎みたいになった事がある。
10.アグレッシブなおばちゃんが苦手だ。

上の質問に5コ以上○がつく方や(ちなみに、私は5コ)、ちょっと人付き合いが苦手な人に...お薦めです。

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もうすぐ、ひな祭り
2007年02月28日 (水) | 編集 |
ひな祭りの話かと思ったら、食い気のほうかよって、いやいや、そうではありません。
桜餅185.jpg

私は、ちゃんとしたお雛様が家に飾ってあるのを、見たことがありません。
私には2人の兄がいて、5月5日の子供の日には、庭にパタパタと鯉のぼりを揚げてくれるのですが、3月3日には何も無し!でした。

しろ186.jpg
結婚してからは、男の子が2人。
むっちゃ、がさつな家庭(ぐすん)
←飼っている犬まで、オス。


女の子のいるおウチに行くと、お雛様が飾ってあって、ふんわりと桃色な空間。
いいなぁ~と思ったものでした。
結局、お雛様には縁がありませんでした。

お雛様187.jpgで、最近、自分の為に買ったのがコレです。
豆雛なんで、日頃のお絵描き道具と比較すると、こぉんなにちっちゃい。
コレだけでも、何となく嬉しい。
一番いいのは、片付けしやすいんですね~。ふっふっふっ。
片付けが遅いと嫁き遅れになるって...誰も関係ないんですけどね~。


豆雛を見ながら、桜餅を食べて、独りでお祝いする”ひな祭り”なのでした。


余談ですが、男の子しかいない家庭と女の子しかいない家庭って、えらい違いなんですよ。
お母さん同士で話すと、えっー!とお互い驚く事が多々ありました。
やっぱ、精神構造が違うんでしょうか。
女の子って、幼稚園の頃から”おままごと”しながら話す内容はリアルだし、小学校になると微妙な女の子グループの駆け引きなど、もう大人の世界?!
案外、神経使って大変だなぁと思った事があります。


そこで、今日は、こういうマンガ?!をご紹介します。

特に”息子”編は、笑えます!

玄関に汚~い運動靴がごろごろしてるオウチや、洗濯物が山ほどあって(しかも砂まじり?!)のご家庭や、男兄弟ばかりの熾烈な競争(食べ物からチャンネル争いまで)...あるある、言えてる!のオンパレードです。

ちなみにウチの息子は、小さい頃、頭の後ろによく葉っぱや土をつけていました(公園で駄々をこねて、ひっくり返る)砂場では、私、しょっちゅう謝っていました。炬燵の中では、足で喧嘩します...。お米の減りが早いです...。くうぅ~。
このマンガ、読んでて、泣けてくるぐらいです。

がさつでもいいか~、と少し癒されました。




さて”娘”編も、やっぱり違う味わいです。

小さい頃から”女”なんでしょうか?!

男親には、微妙~な問題ですね。

男の人にも”女”の生態を知るため、必要かもしれません。

立ち読みでもいいから、読んでみて下さい。

案外、イケますぞ。



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マンガ『大奥』2巻
2007年01月17日 (水) | 編集 |
よしながふみ『大奥』2巻が出ました。格別にディープなマンガです。
まぁホントは『大奥』より、他のよしながふみ作品がもっとディープなワケなんですが(笑)

男女反転している”大奥”を描いているのが、このマンガです。

大奥ま130.jpg


1巻は吉宗の時代。
天然痘にも似た流行病の為、男子の人口は激減し、徳川家内部にもある一代変化が...。

大奥奉公に上がる事になった祐之進は、元気な男前。
男が少ないこのご時世に、ただで女に種付けをして上げる気前の良さ?!(はぁ~?)
祐之進が嫉妬と憎悪が渦巻く大奥で、爽やかに持ち前の機転と腕力で乗り越えていく...読んでいて楽しいのが、この1巻であります。

吉宗はもちろん女であり、ふとこの体制に疑問を抱き、江戸城内の長老を訪ねます。
長老は、家光の時代から話し始めます...。

それが、この2巻の家光の時代です。
まだまだ途中であり、何だか切ないラブストーリーになりそうな気配です。

メジャー誌(メロディ)?!のせいか、よしながふみ独特の激しくて笑えるHシーンは出てきません。
時代劇という意欲作だし、まだ完結してないので、今少し見守りたいと思います。

よしながふみの他のマンガも、なかなか興味深い作品が多いです。

例えば、お薦めは『愛すべき娘たち』です。
母と娘の確執や恋愛における女性達の色々な思いが描かれていて...ぜひ女の人達に見て欲しいと思います。
あの~どちらかというと、この作者の絵は好みでは無いのですが、この『愛すべき娘たち』を読んで、よしなが作品は大好きになりました。

あと、BL好きは『執事の分際』『ジェラールとジャック』
本が貸し出し中で手元に無いため、詳しくは書けませんが”BL物”というジャンルを飛び越えて、人生と性の深さを描いて、不思議な感動を呼び起こします。本当よ。
でも、受け付けない人も居るかなぁ...。ふふ。


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『星のオペラ』ハチクロ10巻から
2007年01月16日 (火) | 編集 |
星のオペラ136.jpg


私は、このマンガが『ハチクロ』の中で一番好きかも知れません。

男の子のセンシティブな表情も...絵の感じも好きだし、ストーリーも好きです。

読むたびに、胸がギュと締め付けられて、涙が出て参ります。

”ドラえもん”にインスパイアされて描かれたものだとは!思ってもみなかったので、特にやられました。

この10巻は、私の心の宝箱に入れました...。


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『ハチクロ』10巻
2007年01月15日 (月) | 編集 |
切なさと愛らしさの小宇宙。創る苦しみと創る喜び。

ハチクロマ135.jpg


実は、私、最初は『ハチクロ』にはそれほどハマっていたワケではないのです。

『ハチミツとクローバー』は『のだめカンタービレ』と同時に2巻づつ購入。
面白いほうをずっと買おうと思い、私としては『のだめ』を選んだんですね。

ところが『ハチクロ』を貸した人から『次は?』とリクエストされ『ん~、しょうがないなぁ~』なんて思いつつ、買い続けたのが『ハチクロ』です(ごめんなさいっ!)

最初は、今時珍しいくらいピュアな美大生のただの恋物語かな、と思ったのですが、それだけではなく深いテーマも抱えていました。

森田の子供の頃も、驚くべきドラマを秘めていました。
天才肌の父が創った会社や才能の煌めきを見せる少年森田、それを傍で見つめていた兄。
森田の生家のエピソードは、興味深く切なくて好きでした。

上へ上へとデカイ立体造形を創る竹本君は”それを創るにはデッカイ足場が必要な事。そして、その作業は地味で単純で果てしない事。それを知ってるからもうボクは大丈夫”とつぶやき、はぐちゃんは”やってみたいことがある。創ってみたい物が果てしなく散らばっている...この箱を全部開けたい...人ひとりの人生では開ける箱の数に限界がある...でも一緒に戦かってくれる人がいれば...”と想う。
そして、その人が花本先生だなんて?!分からなかったなぁ~。

本当に”最初から花本先生で決めていたの?”と羽海野チカさんに聞きたいくらいです。
映画化で、方向転換したでしょう?と思ってしまうのは、私だけではないでしょう...。

山田あゆちゃんも傍に居てくれる人が出来たし、竹本君は一番可哀想な気がするけど...きっときっと、彼なら大丈夫と信じてます。

皆、いい子で、愛おしいキャラクター達でした。

最後の巻になるにつれて、ぼろぼろ涙が出てきました。

特に、この10巻。ずいぶん最初の頃と絵もストーリーも変わってきたように思えます。

羽海野チカさんの心の変化と成長がわかるようなマンガでした。

どうも、ありがとう。


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『プルートウ』4巻
2007年01月11日 (木) | 編集 |
『プルートウ』4巻は、まだ読むつもりは無かったんです。
『MONSTER』『20世紀少年』で懲りていますから。

去年、とうとう買ってしまったんです。とある駅の裏口にある古本屋で。
デブを拒絶しているかのような陳列棚の間が狭い店構えの...そう!まるで『金魚屋古書店』みたいな古本屋です。

『プルートウ』の単行本を2冊、安かったんで、つい。
某ブックオフでは350円だったのが250円と値札が付いているのですが、ここは勝手に負けてくれるのです。
案の定『2冊300円でいいよ』と店主のオババ(ホントに山姥みたいな人です)が言うのですが、あんまり悪くて500円払いました。
だって、浦沢直樹さんに失礼じゃないですか(古本を買うほうが失礼か?!)

この『PLUTO』(プルートウ)は"特別捜査官ゲジヒト"という冴えないおじさんロボットが、主人公です。
最初は、思ったより地味です。精緻な画力でありながら淡々とした筆運びで、話は進みます。

特に、1巻は”ノース2号”のくだりなど、静謐な哀しみに満ちています。

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『もやしもん』4巻
2007年01月11日 (木) | 編集 |
『もやしもん』4巻が出ました。
『のだめカンタービレ』は音大。『ハチミツとクローバー』は美大。
この『もやしもん』は、農大のお話です。

『動物のお医者さん』漆原教授もそうですが、この『もやしもん』の出て来る樹慶蔵教授も存在感がありありデス。

実学の先生って、ホントに変で素敵です。

↓ほら、こんな感じです。

教授127.jpg


なぜか『菌』が見えるという特異な能力の持ち主沢木直保クンと、幼なじみの結城蛍クンが某農大に入学するところから、物語は始まります。

樹教授の研究室に出入りする学生達の研究(色んな菌や臭~い発酵物)の日々を描いていて、なかなか面白いです。

只今、4巻は少しマンネリで、幼なじみの蛍クンも自分探し中で”一体、何処へ行こうというのか?”という状態です。

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『げんしけん』完結!
2007年01月11日 (木) | 編集 |
お正月、ウチのTVは”箱根駅伝”を付けっぱなしにしてBGMにしています。
私はそう熱心に見ているワケではなく、自分の母校が気になるのか、夫のほうが熱心に見ています。
それでも、山上がりの得意な”山の神、降臨!”なんて言われている順天堂大学の今井君とか”下りのエキスパート”もいて、襷にかける想いを考えると、何だか切なく熱くなってしまいます。

そんな中で、中央大学の上野君も頑張っていました。
今ちょうど『げんしけん』を読んでいた時だったので、これも同じ中央大学だなぁ~と思うと感慨深いものがありました。
いや~同じ大学生とは思えない...(笑)

げんしけん126.jpg


『げんしけん』とは...都心から電車で約1時間、同じ都内とは思えない山ん中、首都圏からでも受験するには、泊まりじゃなきゃ無理...という椎応大学(モデルは中央大学)の現代視覚文化研究会、略して”げんしけん”に集う学生たちの物語。

この9巻で、完結です。ちょっと、じわ~ときています。

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